masa こと 戸高雅史 の チョモランマ遠征レポート No.2


日本FOS チョモランマ登山隊 1998 
’98 チベット Qomolangma Expedition Report




NO.1 「今、ここに、ありのままに。」

NO.2 「7月31日 シガール(4350m)にて」       7月26日〜7月30日

NO.3 「しなやかに柔らかに、そして繊細に」      7月31日〜8月16日

NO.4 「自己が消えた時、人は自然と一つになる」  8月17日〜8月26日

NO.5 「第1アタック」                    8月27日〜8月29日

NO.6 「第2アタック」 登山結果報告 戸高雅史 記

NO.7  8月29日〜9月15日      戸高優美 記 【最終報告】



拝啓 雪の山にも春の気配が感じられるようになりました。お変わりございませんか。
 昨年はチョモランマ峰登山をはじめ皆様にはいろいろと大変お世話になりました。
登頂という結果は得られませんでしたが、チョモランマに抱かれた体験はかけがえ
のないものでした。そこで問われたことは、「あなたは、なぜ登る(生きる)のか」とい
うことだったように思います。私にとって「登る」という行為は、山と深く交わり 自然
や宇宙に溶け、自己の中の真実と出会うためのひとつの手段といえるでしょうか。
 ’98,再度チベット・チョモランマ峰に向かいたいと思います。
アルパインスクール&ガイドMASA,野外学校F・O・S,100KmWALK等の活動
にも大切に取り組む所存です。本年もどうぞ、宜しくお願い致します。

1998年 3月10日                      戸高雅史・優美

F・O・S  チョモランマ峰 登山計画書 8848m 1998年 アルパインクラブ F・O・S

1.登山隊組織
  派遣母体  アルパインクラブ F・O・S 
  遠征隊名称 日本 F・O・S チョモランマ登山隊1998
  英 名    JAPAN F・O・S QOMOLAGMA EXP.1998
  略 称   JFQ’98
2.目的
  チョモランマ峰北西壁(8848m)の単独・無酸素でのアルパインスタイルによる登頂
3.隊の構成 クライマー 戸高雅史  BCマネージャー 戸高優美  
4.日程
  7/19  ネパール・カトマンズへ
  7/19〜7/22 ネパールにて諸準備
  7/23  カトマンズからチベットへ
  7/28  チョモランマBC(5150m)到着
  7/27  ABC(5500m)
       登山活動
  9/30  BC撤収   
  10/ 5  帰国


Last modified: 1999/02/17
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