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GIMPを使ってみる

Last update: 平成13年6月2日
それではgimpを使ってFAVO USBで絵を描いてみましょう。
まず初めにgimpで扱う入力デバイスの設定を行ないます。
メニューからファイル->ダイアログ->入力デバイスを選択します。

タブレットが正しく設定していれば下の図のようなうウィンドウが表示されます。「入力デバイスがありません」と表示された場合は正しく設定できていないか、gtk+が入力デバイスをサポートせずにコンパイルされてしまっています。最近のディストリビュージョンでは対応していると思いますが、そうでない場合は、gtk+のコンパイル時にconfigureスクリプトに「--with-xinput=xfree」つきでコンパイルし直してみて下さい。
入力デバイスの設定では「無効」になってている部分を「スクリーン」に指定し直します。すると、そのデバイスがgimp上で認識されるようになります。「ウィンドウ」を指定するとタブレットが描画ウィンドウ内に連動して動くようになるようですが、動作が変だったり不安定だったりするので使用しません。

続いて絵を描いてみましょう。FAVOペンや消しゴムなどは筆圧によって色の強さや大きさなどを変化させて描くことができます。絵筆、鉛筆、消しゴムなどに圧力感度というものがあります。これで筆圧を強度や大きさにするかどうかを指定します。FAVOマウスはただのマウスなので、これといって有効にする意味はないかもしれません。

FAVOペン、消しゴムにはそれぞれ異なるツールを指定することができます。
メニューから「デバイスの状態」を選択してみましょう。Stylys、Eraser、Mouseなどに設定されている現在のツールやブラシのタイプなどが表示されます。Sytlusには絵筆、Eraserには消しゴムを設定しておいて保存を実行すると、次回の起動時にこの設定ですぐに使用できます。