Linux-2.2から少しずつUSBの対応が良くなり、Linux-2.4では結構多くのUSB機器が利用できるようになりました。そんな1月の終わりに近所の電気屋でWacom
FAVO USBを見かけました。インターネット上でもこれは動くらしいことを確認したので、買ってみることにしました。
そして、設定は以下の文章を参考にしました。
Wacom-USB-mini-HOWTO
Wacom-USB-mini-HOWTO(日本語版(はまだ無いようです))
詳しい設定方法はこちらが参考になるでしょう。
Wacom USB Driverのページ
http://www.pxh.de/fs/graphire/
po-jpさんのページ
まず、LinuxのUSBドライバーをインストールします。
LinuxのUSBドライバーをインストールする
そして、ドライバーモジュールをロードし、タブレットの動作確認をしてみます。
ドライバーのロード/動作確認
もちろんコンソール上で使っているだけではつまらないので、XFree86上で動作させるように設定をします。まずFAVO
USBのドライバーを用意します。
FAVO USB用XFree86ドライバー
続いてXF86Configを設定します。
XF86Configの設定(XFree86-4.0.x編)
XF86Configの設定(XFree86-3.3.x編)
それではXFree86を起動してみましょう。
XFree86の動作確認
タブレットの威力を対感するにははやっぱり絵を描くのが一番でしょう。
GIMPを使って見る
どうでしょうかWacom FAVO USBは動いたでしょうか。
ところで、私の買ったFAVOでは初めは使用することができませんでした。
私は確認することはできなかったのですが、他の方の調査によると、タブレットのRevisionが1.2-0のものは現在のLinuxのドライバーではうまく初期化できないようなのです。
Revisionの確認はLinuxUSBドライバのオプション
[*] USB verbose debug messages
または
[*] Preliminary USB device filesystem
を使うことで調査できます。
Revisionが1.2-0のFAVO USBの初期化をするための改造方法を「白玉にあ」さんが公開しています。ただし、このパッチの使用は最終手段であり、この改造によっていかなる障害が発生したとしても、私も「白玉にあ」さんも保障しかねます。利用は覚悟して行なって下さい。
http://www10.u-page.so-net.ne.jp/kc4/teck-m/sis730.html
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