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「PFI(Private Finance Initiative)」とは、民間の資金や経営ノウハウを活用して、社会資本を整備し、公共事業を効率化する新たな手法です。PFIの導入により、公共部門をスリム化し、経済を活発にする効果が期待されています。 PFIは、サッチャー政権時代の英国で始まり、いまや欧米、アジアにも広がりつつあります。我が国でも、平成11年に「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律(PFI法)」が制定されました。 そこで、私たちは、「このPFIを地方自治体で十分に活用するためにはどうすべきか」を課題として、約1年をかけて研究してきました。 この報告書は次の4部で構成され、主に地方自治体職員、なかでも市町村の職員を対象として書かれています。 【第1部 PFIとは何か】PFIの理念や目的について 【第2部 PFIの導入へ向けて】PFIの実務担当者向けテキスト 【第3部 住民に身近なPFI】共同政策研究チームの提案内容について 【第4部 ケーススタディ】キャッシュフロー分析など 本書では、コラムや【PFIはじめて物語】によって、「PFI」という言葉に初めて接する方にも分かりやすいように工夫しています。その他、【巻末資料】も充実させており、PFIの参考書としてもお使いいただけます。 皆様のニーズに応じて、お好きなところから本書を御活用ください。
平成12年度 埼玉県・市町村職員共同政策研究PFIチーム一同
目 次 はじめに 第1部 PFIとは何か 第2部 PFIの導入へ向けて ここまでのまとめ −あなたにまちにPFIを− 第4部 ケーススタディ おわりに トップページに戻る
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