水泳を楽しむ為の豆知識


安全に長く水泳を続けるために・・・その8

運動中の血圧の反応

 血圧とは、血管の中を流れる血液が血管壁にあたえる圧力のことで

血圧=心拍出量×血管抵抗
で表されるように、心臓から送り出される血液量が多い程上昇し、血管抵抗が大きくなる
(血管の断面積が小さくなる)ほど高くなります。最高血圧は特に心拍出量や血管の弾力
性の影響を受け易く、最低血圧は動脈硬化などによる血管抵抗の影響を受け易いのです。
 運動中の血圧の反応は、運動の種類や強度により異なります。重量挙げのような動的等
尺性運動では筋肉の収縮が持続する為、血管が押しつぶされて血管抵抗が上昇します。
水泳のような筋肉が収縮と弛緩を繰り返すような運動では、血管抵抗が低下し血圧は低下
しやすいと言われています。しかし、頑張り過ぎたり息をこらえたりする事によって、著明
に上昇します。
 マスターズ大会で途中棄権者の血圧を測ると上が200mmHgを超えている事がしばしば
有ります。中高年の運動中の突然死の原因として最も多い動脈硬化による脳血管障害や
心筋梗塞大動脈瘤の破裂等は急激な血圧上昇を背景に起こります。
 普段から、軽めの運動、体重のコントロール、ストレス発散、減塩、脱水傾向にならないよう
に水を飲むこと(特に飲酒後)等を心掛け、血圧に注意しましょう。水泳で息のこらえてを長く
行わないように!。泳いでて水を飲んでしまったら一旦止まることです。大会では、緊張の為
普段より血圧が高くなってる人が多いようです。心配な時は医務室を利用しましょう。血圧を
測るだけでも健康チェックになります。

2002年1月は“安全に長く水泳を続けるために・・・その9”を予定してます。


先月までの豆知識はここです。

安全に長く水泳を続けるために・・・その1
安全に長く水泳を続けるために・・・その2
安全に長く水泳を続けるために・・・その3
安全に長く水泳を続けるために・・・その4
安全に長く水泳を続けるために・・・その5
安全に長く水泳を続けるために・・・その6
安全に長く水泳を続けるために・・・その7


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