練習大好きスイマーはご用心!
マスターズスイマーの方々は、夏から秋の大会に備えていることと思います。今月は個人メドレーの
最後の種目、自由形についてお話しましよう。
自由形(クロール)は一般的な泳法であり、4種目の中では初めに取り込む種目としても、適してます
習得し易い泳法なので、技にも磨きが掛かっていることでしょう。マスターズの大会をみても、自由形
短距離の組数の多さは、目を見張るものがあります。
クロールの腕の掻き方には、基本的なものから、競泳的なものまで種々あります。皆さんは、泳力に
あったフォームを工夫されているでしょうか?。
今月取り上げる障害は水泳肩についてです。まず肩の構造から見ていきましょう。イラストで示すよう
に肩関節には3つの大きな骨に複雑に筋肉が走行してる構造になっています。平泳ぎ以外の種目は肩
を回す運動が主体になるために、骨に囲まれた筋、腱組織に、負担がかかりやすくなります。もう少し
細かく説明を加えますと、肩甲骨の先端と上腕骨で囲まれた組織(腱板や上腕二頭筋腱)の使いすぎ
によって引き起こされてくる炎症です。原因は年齢的変化による筋力の低下、靭帯の柔軟性の低下、
骨自体の変形、練習量、フォームの問題等、さまざまの原因が絡み合っていると云われています。
練習中に肩の痛みを感じる事があれば、早めの対策が必要でしょう。安静を取ることが最も有効とされ
ていますが、それと同時に練習量の見直し、肩周辺の筋力強化や柔軟性を高める工夫が大切です。
【肩、腱板の構造】

肩を横から見た模式図。イラストの目の方向から見た図が右のイラストです。
9月は“安全に長く水泳を続けるために・・・その5”を予定してます。
安全に長く水泳を続けるために・・・その1
安全に長く水泳を続けるために・・・その2
安全に長く水泳を続けるために・・・その3
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