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PC/HP日記 2000年2月分

■2000/02/28CD-Rドライブの購入
 先日、ソフマップ・5号店にて、アイ・オー・データ機器の内蔵CD-Rドライブ・CDR-TB824を購入してきた。衝動買いである。本体はTEAC製のWRITE 8倍速、READ 24倍速のドライブで、Easy CD Creatorが付属して\19,800、と安価だったためだ。
 サブマシン・"kaede"の4倍速ドライブ・CW-7502と交換し、CD-RライティングソフトのWinCDR5.0にバージョンアップしたところ……Windows98が起動しなくなってしまった。Windows98を再インストールしたところ、きちんと起動するようになり、WinCDRも無事に動作した。
 試しに焼いてみたが、さすがに8倍速は快適である。ただ、CD-Rを焼くためのマシンを独立させている場合には、メリットはさほど大きくないともいえる。

 8倍速CD-Rドライブも、かなり手頃になってきた。新しくドライブを購入するなら8倍速がおすすめだが、すでに4倍速のドライブを持っているなら、買い替えはCD-Rドライブの利用形態や焼く枚数を検討してからのほうがよいだろう。

■2000/02/26VIDEO WONDER発売中止
 発売を楽しみにしていたATIのMPEG2対応ビデオキャプチャカード・VIDEO WONDERの発売が延期になった(英文の記事はこちら、PC Watchの記事はこちら)。リリースによると「製品ラインナップを見直す」らしい。素直に解釈すれば、VIDEO WONDERを売り出すと、同社のほかの製品の売れ行きに影響がある、ということだろうか。ATIとしては、MPEG2キャプチャを求めるユーザーには、ALL IN WONDERを売りたいのかもしれない。ATIは3Dビデオチップで劣勢にあることだし……。

 私としては、それほどキャプチャの品質にこだわっているわけではなく、ただデジタル保存がしたいだけなので、いまのところフォーマットはMPEG1でも許容できる(現在は、MEG-VC1でキャプチャしたファイルをノートPCにコピーし、出先で視聴したりしている)。また、MPEG2で録画しても、それを記録しておく媒体がない。
 他社からもMPEG2エンコード可能なカードが販売されつつあり、だんだんMPEG2キャプチャ環境も整っていくと思われる。
 当面はMPEG1で我慢するとしよう。

■2000/02/24オークション
 Yahoo!オークションに出品していたビデオカードが無事に落札された。とはいえ、入札者はわずか1名で、最低価格での落札だった。多少残念な結果になったが、手元にあっても使わないものなので、資源が有効利用できただけでもよしとすべきだろう。
 オークションでつく価格は、たいていの品物では、中古パーツショップに売却するよりも高値になるようだ。また、基本的に売り手市場であり、代金が振り込まれてから品物を発送するのが一般的なため、出品側として利用する場合には「代金を振り込んだが品物が送られてこない」といったトラブルも起きにくい。
 自作系PCユーザーには、なんとなく物がたまってしまう、という人も多いと思う。そういったものを処分するのに、オークションはなかなか使えそうである。

 Yahoo!オークションでは、入札を締め切る時間帯や、自動延長をするかどうかなど、出品側が設定できるオプションがいくつかある。そういった設定も、落札価格に微妙に影響しそうである。たとえば、テレホーダイ時間帯にオークションが終了するように設定しておけば、多くの入札者が競い合う状態になりやすいことは想像できる。
 私としては、サーバが重い時間帯に入札するのはストレスが溜まる(接続エラーが頻発し、リトライを強いられる)ので、テレホーダイのすこし前くらいの時間帯がいちばんありがたい。また、こちらから出品した場合にも、この時間なら落札終了時に即座に連絡がとれる。
 自動延長(入札があるうちは、オークションが終了しない)も、ぎりぎりのタイミングで高値を付ける、といったことが不可能になるわけで、入札するほうにとってみれば良し悪しである。
 いたずらに高値を狙うより、気持ちよくオークションしたいものである。……とはいえ、時間帯ひとつとっても、テレホーダイ時間帯のほうがありがたい、という人が多いことも考えられるので、なかなか難しいのだが。

■2000/02/22記事の修正
 Windows2000ファーストインプレッションに文章がおかしな個所があったので、ほんの少しだが修正した。

■2000/02/21Windows2000とビデオカード
 会社PCに導入したMillennium IIの画像がくっきりしすぎていて目にきついので、先日購入した、ATI264VT4(mach64 VT-4)チップ搭載の怪しげなビデオカードをためしに導入してみた。クレバリーにて、\3,780だったものである。
 mach64といえば、4年以上前に、私が最初に購入したAT互換機(A-Masterのショップブランド)に搭載されていたビデオカードである。懐かしさもあって、ついつい購入してしまったのだ。もっとも、チップのバージョンは大きく上がっているし、メモリもSGRAMを4MB搭載している。リフレッシュレートもかなり高く設定可能で、内蔵RAMDACはおそらく250MHz程度だろう。画質も、1280*1024・75Hz以下なら、たいへん美しい。ちょうど3D機能のないRAGE PROのようなものらしい。
 しかしながら、Windows2000では問題が発生。Windows2000のCDにドライバが付属しているものの、そのドライバを使うと、画面が乱れて使い物にならないのである。ATIからもドライバは提供されておらず、カードベンダーにいたっては不明である(HISとかいう印刷があるが、WWWサイトは見つからなかった)。
 残念ながら、使用をあきらめるしかないようだ。

 しかし、冷静に考えると、私はどうもビデオカードにこだわりすぎているような気がする。解像度とか画質とか……。しかし、視力があまりよくないだけに、ついついこだわってしまうのだ。
 「これは」という一生もの(?)のビデオカードにめぐり合えればよいのだが……。

■2000/02/20Windows2000導入
 メインマシン・"sakurako"に、Windows2000を導入してみた。LaOXザコン館にて、\13,800であった。感想をPCよもやま話に書いてみたので、参考になれば幸いである。

 Yahooオークションに古いビデオカードを出品してみた。Stealth64 VIDEO VRAMである。

■2000/02/17Windows2000
 いよいよWindows2000が明日発売である。私も、さっそく購入してインストールしてみるつもりだ。
 導入予定のメインマシン・"sakurako"のメモリは128MBなので、できれば増設したいところなのだが、SDRAMの価格は中期的には下落傾向のようだ。また、Windows2000の特需で、短期的には上昇することも考えられる。しばらくこのままで我慢しようと思う。

 またもやフリーマーケットのページに、いくつか物品を追加した。ご覧いただければ幸いである。

■2000/02/16IDE RAIDの解体
 メインマシン・"sakurako"のIDE RAIDカードをとりはずし、ストライピングしていたドライブ(Fireball CX 10GB*2)を解体した。普通に使用する範囲なら、RAIDカードがなくても、我慢できるパフォーマンスが得られるためである。
 また、安定志向のPCに、ストライピングは似合わないだろう。私の経験では、構成変更時(パーティションの切り直しや、RAIDの解体・構築など)に、ある一定の手順を踏まないと、妙に不安定になったり、DOS(Windows)のFDISKでは初期化できないドライブができてしまったりする。意外にIDE RAIDはデリケートなのである。
 さらに、ちょうど知人にPCの組み立てを依頼されていて、手ごろな容量のHDDが欲しかった、というのもあった。
 RAIDドライブの代わりに購入したドライブは、MaxtorDiamond Max 40の20GBモデル(92049U4)である。BLESSにて、\16,900であった。Fireball lct10とどちらにするか悩んだが、バッファ容量が大きい(2MB vs 512KB)のと、いままで使っていたのがFireball CXなので今度は別のメーカーにしてみたかったのとで、こちらを選んだ。
 パフォーマンスは、さすがにRAIDとは較べるべくもない。とはいえ、サブマシンの7,200rpmドライブ(Maxtor Diamond Max Plus 5120)と同じくらいの速度は出ているようだ。動作音は、きわめて静粛である。

 フリーマーケットのページに、物品をいくつか追加した。買い手がつかなければオークションサイトに出品するつもりなので、わりと強気な価格設定である(苦笑)。欲しいものがあれば、まずはメールをいただければ幸いである。

■2000/02/15PCIビデオカード、サウンドカード
 Yahoo!オークションを使って探していたPCIビデオカードだが、結局のところ、知人からMillennium IIの4MB版を譲ってもらえることになった。ありがたいことである。
 さっそく、会社PC・"yumimi"のXPERT@Play(RAGE PROチップ)と交換してみた。速度はほとんど変わらないが、画質はくっきりした。くっきりしすぎていて、目に痛いほどである。しばらく使っていれば慣れると思うが……。
 また、Millennium IIは、RAGE PROと異なり、「白地に黒」よりも「黒字に白」のほうが読みやすいようだ。普段は前者で使っているので、ちょっと残念である。

 メインマシン・"sakurako"で使用していたサウンドカード・XWave 6000(YMF744チップ)だが、どうにも音が悪い。中音域で、音が割れるのである。スピーカーのせいかと思っていたのだが、ゲームマシンのSoundBlaster Live!と較べると、あきらかにおかしいのだ。私の貧弱な耳でも、わかるほどである。
 そこで、思い切ってサウンドカードを新調した。XWave 6000で懲りたのと、4スピーカーや3D効果などの機能は必要ないので、「メジャーメーカーの安物」がよいだろう。ということで、CreativeVIBRA 128を選択した。OVERTOPにて、\2,971であった。
 さっそく交換してみると、さすがである。ほぼ満足いく音質だ。期待していなかったMIDIも、まあそれなりである。
 しかし、思わぬ問題が発覚。WAVEファイル(PCM)の複数同時再生に対応していないようなのだ。MP3を再生していると、ICQやメールの着信メッセージが鳴らない。これは痛い。メーカーのWEBサイトや、製品箱の説明を読んでも、このあたりのことは書かれていなかった。残念である。
 これなら、以前使っていたEnsoniqAudioPCIとほとんど同じである。

 ということで、さらにYMF724チップのカードを買ってしまった。ワイドネットワークなどを参考に、AOpenAW724を選んだ。こちらはツクモ本店にて\1,980
 使い慣れたYAMAHAチップのカードなので、インストールは問題なく完了。音質も、私の耳では、ほぼ問題ないようだ。

 しかし、いまどき、複数WAVE再生に対応していないカードがあるとは思ってもいなかった。……のだが、ワイドネットワークを見ると、いまだに残っているらしい。会社PCのESS・Solo-1でも不可能だった。MP3がメジャーになった現在、かなり重要な機能だと思うのだが……。メーカーは、ぜひきっちりとWebサイトなどに記載して欲しいところである。
 VIBRA 128は、Yahoo!オークションででも処分するしかないようだ。

■2000/02/06Yahoo!オークション
 知人がYahoo!オークションをやっているのに影響されて、どんな感じなのかのぞいてみた。数多くの品物が公開されており、盛況のようだ。
 ちょうどPCIのビデオカードがいくつか出品されていたので、入札してみたものの、どれも他の落札者を超える価格は提示できず、残念ながら落札できなかった。
 じっくり眺めていると、相場よりもかなり高値で取引されている品物もあるようだ。PCパーツを処分するときに使ってみることも検討しよう。

 先日、ゲームPC用にキーボードを購入してきた。新品ではなく、あえて中古を選択。いまはなきDECの106キーボードをあぷあぷにて\780で買い求めた。個人的に、109キーボードよりも106のほうが使いやすいのだ。メカニカルではなく、メンブレンである。
 購入直後のキータッチはいまひとつだったものの、分解清掃を行なったところ、かなり快適になった。
 あとで見てみると、職場で使っているHPのUNIXワークステーションのキーボードと、まったく同じものだった。安い買い物だったのかもしれない……というか、逆に、ワークステーションでもこの程度のキーボードしか付属してこないのが現実なのだろう。

■2000/02/04PCパーツ雑感
 ここのところ、PCIのビデオカードを探しているので、秋葉原に行ったときにも、出物がないかどうか注意して回っている。
 すると気が付くのは、いまだにViRGE/DXRage IIcといったチップのビデオカードが、新品で売られていることだ。価格は\4,000前後くらいが多い。これらのチップは、すでに数世代は前の製品だが、3D機能が必要なく、また高解像度で使うのでもなければ、充分な性能を持っている。Linuxなど、Windows以外のOSでのサポートも安心だ。いまだに根強い需要があるのだろう。

 安価な製品といえば、最近になって、4〜24倍速くらいの古いCD-ROMドライブの新品が、\2,000〜\4,000くらいで売られているのを目にするようになった(たまたま、私の巡回ルートのショップで扱っているだけなのかもしれないが)。HDDの大容量化もあって、アプリケーションはフルインストールが当たり前になりつつある。起動にCD-ROMが必要な一部のゲームなどを除くと、このくらいの速度でも不自由しないことも多いだろう。選択肢が増えるのは、ありがたいことである。

 全体的に、PCパーツの平均価格は下落していると思うのだが、その傾向に反しているのがHDDメモリである。メモリは、必要なぶんだけ(64MBとか128MBだろう)購入することができるので、まだいい。問題はHDDだ。
 ビデオキャプチャなどを行なうなら、数10GBのHDDでもすぐに使い果たしてしまうとは思うが、一般的にはサイズが大きすぎるのである。
 HDDの容量は、とりあえず4GBもあれば、通常の用途では不足しないと思う(上に述べた文章と矛盾するようだが、日常使うアプリケーションは、4GBもあればフルインストールできるだろう)。ところが、そのくらいの製品を買おうと思ってもままならない。中古のHDDは、信頼性に不安が残るうえに、容量あたりの価格では、新品とそれほどかわらない。個人的には、安価なPC組み立ての一番の障害になるのはHDDの価格だと感じている。
 HDDの構造とコストの問題から、小容量の製品を安く売る、というわけにはいかないことはわかっているのだが、残念である。

■2000/02/03マザーボード購入
 Coppermineを有効利用すべく、マザーボードを新調してしまった。ASUSP3V4XTWO-TOP1号店\14,800であった。発売直後だったので、価格が高かったようだ。本当はP3V133で充分だったのだが、どこにも見当たらなかった。
 ちなみに両者の違いは、前者がApollo Pro 133AチップセットでAGP4x対応、後者はApollo Pro 133チップセットでAGP2x対応である。
 ASUSの初期リビジョンは不具合が多いという噂も聞くが、EPSONがEndeavorで採用しているので、それほどひどいことはないだろうと思ったのである。
 詳しいことはPCよもやま話・No.18に追記しておいたので、お読みいただきたい。

 これにともなって、自宅のPC構成もメインマシン、ゲームマシン、マルチメディアマシンの3台構成になった(プロフィールは未更新)。メインマシンは、よほどのことがない限りフタを開けない所存である(いつまで持つことやら……)。

 私が購入を検討中の(というか、漠然と欲しいなあと考えている)物品を紹介するページを作成してみた。特徴ある(?)物品情報ページになれば、と思う。実際に使用中のかたから情報をいただければ、望外の喜びである。

■2000/02/01PowerDVD、IME
 現在発売中のASCII DOS/V ISSUE3月号)に、PCによるDVD再生環境の記事があった。そのなかで、ソフトウェアDVDプレイヤーのPowerDVDについても触れられていた。それによるとPowerDVDは、単体では4スピーカー出力に対応していないそうだ。なんでも、Pro4という4スピーカー対応版へアップグレードする必要があるらしい。
 あらためて販売元のインフォマジックのサイトに行ってみると、4スピーカーには対応していないと明記されていた……。以前はなかった記述である。

 Pro4へのアップグレード版は、サイバーリンクが扱っている。
 しかたがないので、ベクターを通じてPro4へのアップグレード版を申し込んだ。手数料など込みで、\1,151。その日のうちにダウンロードできた。Pro4を導入したところ、SoundBlaster Live!で、たしかに4スピーカー出力されるようになった(とはいえ、サウンドカードを直接使うのではなく、DirectSound 3D経由でマルチスピーカー出力しているらしい)。

 サウンドカード単体での4スピーカー出力は、私にとってはソフトを買うかどうかを左右する重要なファクターである。対応チップに、SoundBlaster Live!やYMF744が明記されていて、かつ「マルチチャネル出力対応」と書いてあれば、4スピーカー出力に対応していると考えるのが自然だ(だからこそ現在は、わざわざ未対応と明記されているのだろう)。ところが、「マルチチャネル出力」とは、あくまでもAC-3出力のみを意味していたらしい。
 インフォマジックには猛省を促したい。

 日本語変換用のIMEとして、ここ数年VJE-Delta 2.5を使ってきた。私は、PC-9801の時代から、かれこれ10年以上、ずっとVJEユーザーである。
 一時期、WXシリーズやMS-IME97を使ったこともあったのだが、前者はあるバージョンできわめてバグが多かったので使用をやめてしまい、後者はどうも手になじまなかった。
 しかしながら、決してVJEに満足していたわけではない。動作はきわめて軽快で、実にしっくりくるのだが、変換効率がいまひとつなのである。特に、チャットのような話し言葉で文節の区切りを誤認識することが多い。最近は、Age of Kingsのプレイや、ICQなど、チャットが日常化しており、話し言葉の変換効率は大きな問題だ。また、ごくまれに(半年に一度程度)、ある特定の単語を変換するとハングアップしてしまう現象も発生していた。
 そこで、ためしにMS-IME2000を導入してみることにした。MS-IMEは、98以降、動作がきわめて重いのが難だった。CPUパワーの向上で、それもなんとか我慢できる程度になったのも、導入に踏み切った大きな要因である。

 とりあえず、今日の日記をここまで書いてきたが、やはりVJEほど軽くはない。入力補助機能はすべてオフにして高速化をはかっているが、それでもなんとなく、打鍵から画面表示までに一瞬のがあるような印象だ。とはいえ、変換効率はかなり高いようだ。
 キーバインドはVJE風に設定したが、わずかながら挙動が違う部分があるのが残念だ。もっとも、もともと違うプログラムなので、ある程度の違いは仕方ないだろう。本来なら、IME2000のキーバインドを覚えるべきなのかもしれない。
 もうしばらく使ってみようと思う。

 ちなみに、私はATOKを常用したことはなかったりする。

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