■2000/01/25・
Coppermine、ロンドンからの手紙
667MHzで動作するCoppermineが
手元にある、となると動かしたくなるのが心情である。しかし、
i820チップセットは
先行き不安だし、
i815まで待つのも
気の長い話だ。
i810Eは
ビデオ内蔵なので論外である。となると、パフォーマンスはそれなりとはいえ、
Apollo Proに手を出すのも悪くないかと思い始めている。
Coppermineといえば、
元麻布春男氏が、
PC Watchの
週間PCホットライン No.75で、CoppermineコアのPentium3において、133MHz FSB版と100MHz FSB版とで価格が逆転していることについて触れている。その理由として、氏は133MHzFSBをサポートしたチップセットの選択肢が限られていることを挙げているが、私としては100MHz版は
オーバークロックがしやすいから、という理由のほうが大きいと思う。
メモリの価格は、中期的には下落傾向にあるようだ。しかし、来月にはWindows2000の発売が控えているため、
Windows2000特需が起きて一時的に価格が上昇することも充分ありそうだ。
英国・
ロンドンに住む会社の先輩に、秋葉原での物品代理購入を依頼される。CPUクーラー、放熱用グリス、スマートケーブル、Slot1-Socket370アダプタといった小物である。こういった小物も入手が難しいとのことで、英国よりも日本のほうが、PC組み立てはメジャーな趣味らしい。
また、ロンドンでは、放熱用グリスは
トテナムコートロードのDIY系のショップでも扱われていないとのこと。そんなものは必要ない、という認識らしい。国が違えば、意識も違うものである……。
■2000/01/22・
BIOSを飛ばす、PCの役割分担
667MHz駆動していたメインマシン・"
sakurako"だが、
ビデオカードのBIOSが飛んでしまった。その顛末を、
PCよもやま話・No.18に追加しておいた。CPUが667MHzで問題なく動くだけに残念である。
ビデオカードのBIOSが飛んだのは、クロックアップから一週間ほどしてからである。ちょうど風邪を引いていたときで、難儀した。どうせなら、クロックアップ直後に起きて欲しいものである。
こういうことがあると、複数のPCによる
役割分担を考えてしまう。
現在は、ゲームやインターネット、エディタやその他アプリケーションなど、
すべての日常作業を
1台のPCで行なっている。そのため、PCがなんらかの原因で停止すると、作業に支障をきたしてしまう。そこで、PCを
2台用意し、
一般用PCは
安定動作を心掛け、オーバークロックなどで
遊ぶのは
ゲーム用PCだけにするのである。実際、このような形で使いわけている人も多いようだ。
ノートPCを一般作業用として使うことも考えられるが、携帯性を重視して選んだノートPCなので画面の解像度が低く、また液晶はCRTに較べるとどうしても見づらい。
ゲームに必要なハードウェアスペックと、それ以外の一般の作業に必要なハードウェアスペックは、それなりに異なる。CPUパワーも、ゲーム用PCには必要だが、一般用にはそこそこで充分だろう。来月には
Windows2000が発売になるし、Windows2000とWindows98を、2台のPCそれぞれで用途に応じて使いわけることもできる。
現在のように、3台もPCを用意するなら、いまの「通常用PC、マルチメディアPC、サーバPC」という構成より、「一般用PC、ゲーム用PC、マルチメディアPC」のほうが、それぞれを有効に活用できそうだ。
いちどじっくり、マシン構成を考え直してもいいかもしれない。
■2000/01/17・
CPU交換について、PCの構成
PCよもやま話に
CPU交換について書いたので、よろしければご一読いただきたい。率直にいって、「交換しました、オーバークロックしました、動きました」というだけの内容だが……(苦笑)。
プロフィールを1か月ぶりに更新。わずか1か月なのに、構成がかなり変わっていることに我ながらあきれる(もっとも、知人に1台組み立てた、というのもあるのだが)。物欲も一段落したので、
ハードウェアからソフトウェアに比重を移していく所存である。
某所に缶コーヒーに関するサイトを開設している。まだそれほどコンテンツが充実していないのでURLは未公開としておくが、ヒマなかたは探してみてもらえれば望外である。
先日、SoundBlaster Live!について苦言を呈した直後に、
CreativeからLive!に関する
アンケートの依頼が来た。恐ろしい
偶然に驚く。ところが、回答フォームを見てみると
自由記入欄がないではないか。これではあまり有効なことが書けないので、とりあえず回答は留保した。
■2000/01/14・
CPU交換、SoundBlaster Live!
メインマシン・"
sakurako"のCPUをひさびさに交換した。Celeron 450MHzから
Pentium3 667MHzである。詳しくは、
PCよもやま話に書こうと思う。
サウンドカードの
SoundBlaster Live! Gamers Editionの調子が悪い。
先月、ソフトウェアDVDプレイヤーのトラブルで、
YMF744搭載カード(
XWave6000)からSoundBlaster Live!に交換したのは、ここにも書いた通りである。そのあと、そのまま使っていたのだが、ふとジョイスティック・SideWinder Force Feedback Proを使ってみると、うまく動かないではないか。ドライバは、最新の
3.0だ。なお、CPU交換前から悪かったので、CPUとは直接の関係はないらしい。
振り返ってみると、以前EverQuestをプレイしていたときにも、トラブル続出であった。仮にも
サウンドカードの標準といえるようなカードで、この
不安定さはなんだろうか。そのわりに、新製品は続々登場している。どうもCreativeの姿勢には、うなずけないものがある。
XWave6000に戻そうかとも思うが、こちらは電源投入・切断時のポップノイズが大きいのと、カード上のCD-INが1系統しかないのが難である(現在、CD 2台と外部MIDI音源を、Live!のカード上コネクタに接続している)。
他の製品を購入するにしても、4スピーカーサポートとなると、選択肢は限られる。他にメジャーどころでは、
Aurealの
AU8830/Vortex2チップのカードくらいである。これはドライバが気難しいとの情報があるので、ちょっと選びにくい。また、価格もLive!のエントリ製品並みで、わりと高めだ。
他の候補としては、最近、バルクが安く出回っている
SoundBlaster128 Digitalがある。Creative製品とはいえ、
Ensoniqの
Audio PCI系列のチップのようなので、悪くないかもしれない。ただ、いまのところドライバサポートは弱いようだ。
うーむ、高級なYMF744搭載カードでも検討しようか……。
■2000/01/09・
Windows2000のインストール、ハブの交換
Windows2000のRC2が先月の各雑誌に添付された。使っている方も多いだろうと思う。私も、携帯端末の
Let's note ace・
CF-A77J81にインストールしてみた。
Windows98を消してしまうのは不安なので、パーティションを分割し、
デュアルブートにしてみた。
インストール作業は、順調に終了。各種のデバイスはすべて問題なく認識され、正しく使用できた。サスペンド、ハイバネーションとも、CF-A77独自の機能ではなく、Windows2000側の機能で使用できた(とはいえ、実際の処理はBIOSをコールして行っているらしい)。
全体的に見て、なかなか完成度は高いようだ。
ただし、タッチパッドの機能を拡張するソフトや、パワーマネージメントのソフトは、動作しなかった。前者はWindows98専用のため、しかたがないにしても、後者はWindowsNT4.0には対応しているようだったので、残念である。
さて、しばらくWindows2000を使用していたのだが、導入直後は問題なく動いていたものの、いつのまにかサスペンド、ハイバネーションが不可能になってしまった。原因は不明である。ノートPCでサスペンドができないのは、はっきりいって致命的である……。
前述のように便利なソフトウェアも使えないし、結局Windows98に戻してしまった。
もっとも、話題のWindows2000を使わないのは、
時流に乗り遅れるようで(笑)すこし寂しい(Microsoftとつるんだメディアに踊らされているだけ、という気も、しなくもないが)。デスクトップマシンのうちの1台にでも、インストールしてみる予定である。
秋葉原の
俺コンアキバにて、8ポートの10/100・
デュアルスピードハブが安かったので購入してきた。
いままでは100BASE-TX・5ポートのリピータハブを使っていたのだが、デスクトップPCが3台に、ノートPC、さらに弟のPCが繋がっており、空きポートがない状態だった。また、通常のリピータハブなので、10BASEのダイヤルアップルータなどを接続しようとすると、スイッチが必要になってしまう。
モノは、
三菱電線工業の
MH-1308という製品である。価格は、
\4,980。通常の100BASE-TX・8ポートハブとしても、まずまずの値段だろう。
購入後、さっそく稼働させてみた。パフォーマンスは、100BASEのみで使うなら、今までのハブと特に変化はないようだ。
ただし、大きな
難点があった。
ファンがうるさいのである。いままでのハブがファンレスだっただけに、かなり耳につく。設置場所を変え、さらにファンだけ交換することを検討している。
その後、某掲示板によると、ファンレスの8ポートスイッチングハブが、\8,000弱で販売されていたらしい。……そっちのほうがよかった。
どうもネットワーク系の買い物では、外れをつかむことが多いようである。
■2000/01/01・
謹賀新年
新年、あけましておめでとうございます。昨年中、当ページをご覧になってくださったかたがたに、お礼申し上げます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年は、もう少し更新のペースを上げて、かつ日記だけではなく、コンテンツの充実を図りたいと思っている……どうなるかわからないが。
西暦2000年問題があれだけ騒がれたので、どんなトラブルが起きるかと
わくわく心配していたのだが、大きな事件などは発生しなかったようで、
拍子抜け一安心である。
掲示板システムも、無事に動いているようだ。