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PC/HP日記 98年5月分

■1998/05/30組み立て完了
 パーツも揃ったので、昨日の金曜日にメインマシンを新マザーボードP2B-LSPentium IIに換装した。その結果は……現在、こうしてホームページを更新できたということは、とりあえず、無事に動作しているということである。
 以下、交換の顛末である。

 マザーボードの換装作業自体には、大きなトラブルはなかった。
 しかし、すべてのデバイス類を組み込み、電源を投入したところ……マシンが立ち上がらない。「ぷー、ぷぷぷ」と音が鳴るだけで、画面になにも映らないのだ。む、ひょっとして初期不良相性問題か……秋葉原までパーツを持っていく姿が頭をよぎる。
 初めて使うDIMMがうまく刺さっていないのかと思い、刺し直してみるが効果なし。DIMMを外して立ち上げると、現象が異なるので、どうやらメモリが原因ではないようだ。
 そういえば、ビデオキャプチャカードを固定するとき、ケースとブラケットの固定用ネジ穴が多少ずれていて苦労したことを思い出した。カードを取り外して起動すると……今度はきちんと起動した。やはりこれが原因らしい。
 今回はバックパネルを外してマザーボードを取りつけたのだが、そのバックパネルをケースにきちんと装着しなかったために、カードとケースのネジ穴が合わないようだ。いったん拡張カードを外してバックパネルの位置を調節し、カードを差し直すと、ネジ穴は合うようになった。
 その状態で電源を入れると、マシンは無事に立ち上がった

 その後、Windows95やアプリケーションをインストールし、使用している。ほぼ問題ないのだが、次のような現象が発生している。
 前者は、電源スイッチの押し方にコツがあるようだ。慣れればおそらく問題ないだろう。後者は、原因不明である。K6のころには発生しなかったように記憶しているのだが、若干アプリケーションのバージョンなどが変わっているので、そのせいかもしれない。

 実際の体感速度は、いままでのK6-PR2/200に比べてそれなりに向上している。もっとも、エディタを使ったりブラウザを使ったりする限りでは、劇的な変化はないようだ。
 もちろんゲームは別である。X-Wing vs TIE Fighterをプレイしてみたところ、速度はかなり向上していた。画質関係の各種設定をほぼ最高品質に設定しても、スムーズにプレイできた。

 さて、定格通り266MHzでまる一日使用し、とりあえず安定動作しているので、クロックアップに挑戦してみた。ベースクロック100MHz*3の300MHzである。
 マザーボードのジャンパを設定したところ、噂通りあっけなく動いてしまった
 すでに数時間使用しているが、今のところまったく問題ない。このまま300MHzで常用しようと思う。

hdbench 2.610の結果(上段 K6 200MHz、下段 Pentium II 300MHz)
     ALL   浮    整    矩    円   Text Scroll DD  Read Write Memory Drive
     7230 11694 14348 10202  1859  4872    15   1  7403  7452  6575  C:10MB
     ALL   浮    整    矩    円   Text Scroll DD  Read Write Memory Drive
     9825 25416 19350 10433  2382  5118    16   4  7943  7943 15913  C:10MB
Final Reality 1.01の結果
    Database Entry <Pentium II 300MHz + XPERT@Play>
    
    Benchmark results:
    Radial blur,             5N,  33.97, rips,  4.698, Rmark
    Chaos zoomer,            5N,  51.68, rips,  2.511, Rmark
    25 Pixel,                5N, 240.12, kpps,  7.674, Rmark
    Robots,                  5N,  28.27, rips,  7.323, Rmark
    Fillrate,                5N,  39.15, MPps,  8.474, Rmark
    City scene,              5N,  39.64, rips,  9.837, Rmark
    Video card bus transfer, 5N, 108.14, MBps,  3.443, Rmark
    Direct3D bus transfer,   5N,  16.45, MBps,  1.406, Rmark
    -----------------------------------------------------------------------------
    Visual appearance,           100.00, percent
    -----------------------------------------------------------------------------
    Overall 3D,                   3.335, Rmark
    Overall 2D,                   3.604, Rmark
    Overall bus rate,             2.832, Rmark
    -----------------------------------------------------------------------------
    OVERALL SCORE,                3.340, Rmark
    -----------------------------------------------------------------------------
■1998/05/28CPUとメモリ購入
 AT互換機を自作された方なら、だれでもご存じだと思うが、マザーボードを交換し、OSを入れ換え、アプリケーションをインストールするのは一日仕事である。そこで、金曜日は、組み立て作業にあてるべく有給休暇を取得した(苦笑)。
 そして、今日、CPUとメモリを購入するため、秋葉原へ行った。

 まずは、メモリを買うべく神和電機を訪れた。ここは、メモリを買うときはいつも利用している、ご贔屓の店だ。店頭の価格表示によると、PC/100対応128MB SDRAM\22,800。おとといの時点から、さらに値下がりしている。待ったかいがあったというものだ。早速購入しようとすると……なんと売り切れとのこと。しまった、値下がりを見越してぎりぎりまで購入を待ったのに、こんな落とし穴があろうとは……(笑)。
 ちなみに、明日には入荷予定とのことだった。

 とりあえずメモリは他の店で購入することにして、CPU探索に移った。めざすは、Pentium II 266MHzリテール版である。サハロフ氏のページでチェックした店などを何軒かまわるが……九十九パソコン本店DOS/V本館コムサテライト2号店OVERTOPTWO-TOP1号店2号店クレバリーA-MasterFlip-Flapと、Pentium II 266MHzはことごとく売り切れ。233MHz300MHz、および266MHzでもバルク版は、よく見かけるのだが……。
 どうやら、価格と性能のバランスが取れているのが266MHzということらしい。また、440BXマザーボードで300MHz駆動させよう、というユーザーも多いのだろう。
 時間は刻々となくなっていく。明日もう一度、秋葉原へ来てもいいのだが、休日に秋葉原まで来るのはたいへん面倒だ……(自宅から秋葉原までは結構遠い)
 結局、最後に立ち寄ったブレスにて発見し、\36,800で購入した。この時点で6:50PM。閉店10分前であった。
 メモリは、Flip-Flap\22,980だったので、そこで購入した。
 明日は、いよいよ組み立て予定である……。

 途中、九十九DOS/V本館三菱のデジカメ・DJ-1\9,800で販売されていたため、衝動買いしてしまった。現在、持ち歩きメモ用に使用しているデジカメ・DS-10がちょっとかさばるためである。画質や使用感は、のちほどレポートしたい。
 また、A-Masterでは、NLX筐体のベアボーンキットを発見。SiS・5597チップセットを搭載した、MicrostarCONCERTOというマシンである(以前、パソコン工房にあったものと同じらしい)。これで、MediaGX PCのアップグレードもできそうだ。

 先日、Windows98 Beta3Let's noteにインストールしてみた。当初、PCカードが使用できないというトラブルが発生したが、なんとか解決。現在は問題なく利用している。Windows98をLet's noteで動かすための方法は、近いうちにPC雑記にでも書く。

■1998/05/26P2B-LSを購入
 秋葉原を訪れた。
 まずは、最近気になっているNLXマシンをチェックするため、パソコン工房・1号店へ行ってみた。すると、いままで店頭にをなしていたNLXマシンが、跡形もなく消えうせていたASUSSP98-N採用のマシンも、別メーカーのSiS・5597搭載マシンも見当たらない。売れないため、扱わなくなってしまったのだろうか……。
 これでは、フリーマーケットMediaGX PCアップグレード計画を見直さなければならないかもしれない……。
 秋葉原で小型自作用筐体を見かけた方がいれば、情報をお寄せください。

 つづいて、先日も書いた通りP2B-LSを買うため、安い店を探して数軒回ってみた。
 九十九本店では、\51,200TWO-TOP・1号店では、P2B-LとP2B-Sはあるが、P2B-LSはない。クレバリーに行ってみると、\49,800サハロフ氏のページによると、ここよりもWave Eyeのほうが安いらしいが、個人的にWave Eyeには馴染みがない(笑)。そこで、クレバリーで購入した。
 それにしても、最近のマザーボードとしてはたいへん高くついたSocket7のマザーボードは、安価なものは\10,000を切るのが当たり前なので、約5倍である。
 もちろん、そのぶんSCSIコントローラとネットワークインターフェースを内蔵しているので、スロットに空きは多く拡張性は高い。安定して稼働するようなら、長期にわたって使えるはずである。それを期待するとしよう。

 ちなみに、CPUメモリは、価格変動が大きいので今日の購入は見送った。組み立ては週末なので、金曜日にでも買う予定である。
 今日の時点でもSDRAMの価格低下はさらに進み、神和電機ではPC/100対応128MB SDRAM\23,200だった。土曜日と比べても大きく下がっている……。

■1998/05/24いただいた情報、珍品CD-Rメディア
 先週に続き、某関係者の方からCD-Rメディア関係以外の情報をいただいたので、ここに書いておく。
 とのことである。情報、どうもありがとうございました。
 LS-120は、じわじわと普及しているようである。個人的には転送速度が遅いので、いまのところあまり食指が動かないのだが……。FDよりはるかにマシなのは確実なので、普及すること自体は歓迎である。

 今まで愛用していたIBM5576-A01キーボードを、会社に持っていって使うことにした。会社のほうがキーボードを長く使うから、という単純な理由である。そのかわりに、ハの字型キーボード・EZ-7520を持って帰ってきた。
 現在、メインマシンではAptiva Visionに付属していた5576-B01キーボードを使用している。某誌の記事にA01の静音タイプと書かれていたので、一見安っぽいが実はそれなりの使い心地なのかと思い、しばらく使ってみたのだ。……とんでもない。B01のほうが、はるかに使い心地が悪かった。まったくの別物である。記事を書いたライターは、実際にB01を使ってみたのだろうか。
 自宅ではEZ-7520を使うようにしよう。

 先日、メモレックス新バージョン(米国製)のCD-Rメディアを買いに行った。買ってから、ふと違和感を覚え、紙袋を開けてよく眺めてみると……ジャケット内部の紙が90度回転している珍品だった。すぐに戻って、店頭に並んでいるその他のメディアを見てみるが、90度回転しているものは他にはなかった(写真は後日追加予定)。
 今まで何枚もCD-Rメディアを購入したが、こういうのは初めてである。

 Pentium IIマシンだが、若干前倒しして次回給料日以降には購入してしまおうかと考えている。現在構想中なのは、Pentium II 266MHzP2B-LSPC100対応128MB SDRAM DIMMという構成である。
 CPUは、ベース100MHzで300MHz駆動する予定である。
 マザーボードは、PCIスロットを空けるために、SCSIとLANがオンボードのものを考えている。かなり値が張るが、そのぶん長期にわたって使えるだろう。Ultra2SCSIなぞ、きっと使わないと思うが。

■1998/05/17いただいた情報、日英翻訳
 CD-Rメディア徹底比較を更新した。TOPICSには某関係者の方からの情報を掲載したが、CD-Rメディア関係以外にもいくつか情報をいただいたので、ここに書いておく。
 とのことである。情報、ありがとうございました。

 先日、会社で英日翻訳ソフトを購入した。ロゴヴィスタE to J Personalである。
 試しにいろいろ翻訳してみたが、思ったよりも翻訳精度は高いようだ。読むのがとても面倒な、ソフトウェアの使用許諾契約などは、結構それっぽい日本文になる。私の場合、英文を読むのは日本文に較べてたいへん時間がかかるので、このくらいの精度なら英文を素読するのに使えるだろう。英文の使用許諾契約なんて、まじめに読んだことないぞ(笑)。
 ただ、PC関係の文書を翻訳させると、専門用語が多いため、なんだかわけの分からない文が出ることも多い。いちおう、別売の専門辞書も組み込んであるのだが……。「slot」を「みぞ」、「board」を「委員会」と訳すのには笑った。

■1998/05/14CD-Rページ更新完了
 長らく更新中が続いていたCD-Rメディア徹底比較のページだが、ひととおりすべてのページを書き換えたので、更新完了とした。大規模更新といっていたわりには、それほど変わっていないが(苦笑)。
 今後も気長に更新していく予定である。

 引き続き、Pentium IIへのアップグレードを検討中である。現在は、ASUSP2BLSPentium II 266MHzPC/100対応SDRAM 128MB DIMM*1もしくは64MB DIMM*2という構成を考えている。
 日記を振り返ってみると、メインマシンのCPUを今のK6-PR2/200にしたのは、11か月も前である。これほどの間、CPUを入れ換えなかったのは、私にしては実に珍しいといえよう(途中、6x86MXに変えようとしたことはあったが……(苦笑))。
 しかし、冷静に考えれば先日TXP4を買ったときに、思い切ってPentium IIとマザーボードを買っておけばよかったのかも……。

 昨日の夕刊によると、漫画家のねこぢる氏が自殺したそうだ。PUTAO連載の毒のある漫画は好きだったのだが……。ご冥福をお祈りします。

■1998/05/12BIOSバージョンアップとIDE
 メインマシン"Sakurako"のマザーボード、ASUSSP97-Vだが、BIOSバージョンアップしてからというもの、「BIOSセットアップでオンボードIDEコントローラ無効にしているとWindows95が立ち上がらない」という現象に見舞われていた。しかし、次の手順で設定変更することで正常に立ち上がるようになった。
  1. BIOSセットアップでIDEを有効にした状態で、Windowsを立ち上げる。
  2. デバイスマネージャでIDEを使用しないようにする(チェックを外す)。その後、マシンを再起動する。
  3. BIOSセットアップでIDEを無効にする。
 うーむ、先日も同じ手順を試したと思うのだが……。ともあれ、これでIRQにも再び余裕ができた。

■1998/05/11アップグレード予定
 CD-Rメディア徹底比較のページに各メーカーへのリンクを追加した。
 Yahooなどには登録されていないメーカーのサイトも、適当にURLを打ち込むとけっこう見つかるものである。

 今後のアップグレード予定だが、ボーナスが出たらついにPentium IIに手を出そうかと考えている。とりあえずは266MHzくらいがコストパフォーマンスがよいだろうか。
 拡張スロットの数にはいつも悩まされているので、次に買うマザーボードには、SCSIコントローラネットワークインターフェースが内蔵されているものを選ぼうと思っている。

 先日、ビデオキャプチャカード・GV-VCP/PCIを購入したのだが、このとき一緒にISAのNICを買ってきた。PCIスロットに空きがなかったためである。選択したのは、プラネットコミュニケーションズ(そういえば社名変わったような……)ENW-2401P-T。しかし、このカード……調子が悪い。初日はきちんと動いたのに、翌日から挙動不審である。非PnPのISAカードが装着されている状態では、ISAのPnPがうまくいかないのだろうか。
 せっかくPnP対応かつ有名(?)メーカー製のものを選んだのに……。
 CD-Rマシン"Kaede"LGY-ATと交換して、"Kaede"上で非PnPモードに設定したところ、とりあえず動作しているようだ。

■1998/05/07近況など
 秋葉原へ行き、CD-Rメディアを各種購入してきた。随時CD-Rメディア徹底比較のページに追加予定である。
 たまたま立ち寄ったソフマップ5号店でビデオカードが安かった。詳しくはPC/PC Game短信をご覧になっていただきたい。

 SV114からTXP4にマザーボードを交換した"Kaede"だが、きわめて安定して動作している。いったい今までの苦労はなんだったのだろう……。
 速度を追求するならともかく、CD-Rを焼くような用途には安定性がもっとも重要である。マシンの使用目的に応じてパーツを選ぶのが、金額的にも時間的にも、もっとも無駄がないとあらためて感じた。
 また、メインマシン"Sakurako"で使用できなかった6x86MX-PR233だが、TXP4では66MHz*3.0で安定動作している。SideWinder 3D Proもきちんと認識された。

 昨日、ふと気が向いて、I-O DATAのビデオキャプチャカード、GV-VCP/PCIを購入してしまった。Bt848搭載の安価なビデオキャプチャカードだ。ビデオデッキをチューナー代わりにして、テレビを見ながらPCを使えるようにするのが目的である。
 "Sakurako"に接続したが、まったく問題なく動作している。I-O DATA製ビデオカードが推奨されているが、XPERT@Playでも動作した。

■1998/05/05久しぶりの更新
 久しぶりの更新である。諸事情により、ホームページの更新ペースが落ちている。多少遅くなっても確実に更新していくつもりなので、長い目でお付き合いください
 TAをAterm IW60-HSに交換した。PHSを子機として使えるのが、たいへん便利である。詳しいことは、のちほどPC雑記にでも書きたいと思う。

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