■1998/01/18・物欲につき動かされる
フリーマーケットにずっと掲載したままになっていたRD-17Gだが、ついに知人に譲ることになった。先週の水曜日(14日)、長らくお世話になったRD-17Gは引き取られていった……。
早速、秋葉原へ新しいディスプレイを買いに行こうと思ったが……関東地方は大雪。そのため、行ったのは金曜日(16日)の退社後であった。
狙っているモノはS-901G。飯山電機の19インチディスプレイである。19インチディスプレイは各社から発売されているが、これは他機種に比べて価格が大きく安いのが魅力である。Hello!PC 12/24号やDOS/V magazine 2/1号でも、比較的高い評価を受けている。画質についても、他機種に比べそれほど遜色ないらしい。
実際に自分の目で画質を確かめたかったのだが、時間がなかったので購入してしまうことにした(危険な……)。
秋葉原で数軒、ショップを回り、\89,000と一番安かったSIGNAL・2号店で購入した。
モノは土曜日に到着した。早速、メインマシン"Sakurako"に繋いでみた。
画質は、RD-17Gと比べると大きな違いはないように感じた。シャドウマスク管ということもあって、それぞれの線は、ほんの少しぼやけているが、許容範囲である。1280*1024でも、文字をらくらく判別できる。
XPERT@Playとの相性も、悪くない。かなり落ち着いた、しっとりとした画質である。
大きくなった画面は、やはりたいへん便利だ。Ultima Onlineをやりながらチャットしつつウェブページをチェック、といった操作も快適である。
気になるのは、多少のモアレが発生していること。モアレ調節機能は付いているが、白だとモアレが出なくてもグレーだと出るなど、完全に除去するのは難しいようだ。
また、1280*1024・85Hzで使用すると、若干だが黒い線のわきにゴーストが出るような感じを受ける。ケーブル、ビデオカード、ディスプレイ、いずれが悪いのかはよく分からない。
ちなみに、ケーブルは、わざわざLaOXでけっこう高めのBNCケーブルを買ってきた。ディスプレイ付属のケーブル(d-sub)も使ってみたが、若干、BNCケーブルの方がきれいである。会社で使用している飯山のMT-8617Eは、付属のケーブルと買ってきたBNCケーブルでは明らかに画質が違うから、付属ケーブルの質が向上しているのだろう。
総合すれば、いまのところ、なかなか良い買い物をしたと思っている。
あとでフィルターを買ってこなくては……。
また、それとは別に、ヘンなモノを衝動買いしてしまった。MediaGXベアボーンキットである。OASISという、166MHzのMediaGXを搭載したものだ。CPU+マザーボード+FDDのセットで\38,000であった。音源とビデオも内蔵している。
安いHDDとCD-ROMを探してきて、完成させようと思っている。完成したら……使い道を決めよう(笑)。
モバイルギアの通信速度について、知人のトイさんから情報をいただいた。それによると、やはりモバイルギア自体が遅いらしい。乾電池駆動のため、しかたないのだろう。PCカードの消費電力が大きいことも関係あるかもしれない。
モバイルギア、メール端末として、ときどき利用しているが、なかなか快適である。なんといっても、その軽さがいい。ノートPCより、はるかに気軽に持ち歩ける。それでいて文章はきちんと書けるのだから、なかなかの優れものである。
K6-PR2/200に3.2V給電し、233MHzにクロックアップしてみた。いまのところ、きわめて快適に動作している(が、速くなったという実感はない)。しばらくこのまま使ってみるつもりだ。
先日書いたAptiva Visionは、秋葉原の某大手家電ショップで購入したものである。地元にもその支店があるので、今日、知人に協力してもらってそこまで重い本体を持っていった。
ところが、その店は……閉店セール中であった。とほほ。
店員と話した結果、修理が完了しても店がなくなっている可能性があるので、その場はそのまま持って帰り、のちほど秋葉原のショップから電話するということになった。
帰宅後、しばらくして連絡があった。私が購入した店ではなく、秋葉原本店からであった……私が買ったラジカン内の支店は、1月中に閉店とか(これでどの店かわかる人も多いだろう)。
最終的には、IBMクーリエサービスが私の自宅まで取りに来てくれることになった。とりあえず一安心である。
CD-R焼きが不調だったサーバマシン"Kaede"だが、SCSIカードを2枚に増やしてデバイスを分散したところ、元通りきちんと焼けるようになった。
ただ、今日、早くも書き込みソフトの設定ミスでメディアを1枚無駄にしてしまった……。
最近、どうも日記が長文化する傾向にあるようだ。この日記を読まれているかたは、どう考えているのだろうか……。よろしければ、ご感想をお寄せください。
■1998/01/11・モバイルギアを手に入れる
先日、ThinkPad560を譲る予定の知人から、代金の一部としてモバイルギアを譲り受けた。二代目モデルのMC-MK12である。
さっそくPIAFSで32kデータ通信を試みた。設定にいろいろ苦労したが、最終的にはアクセスに成功し、メールを送受信することができた。PHSとあわせて、約600gの通信環境の実現である。設定にあたっては、こちらのページがたいへん参考になった。
ただ、不可解なのは通信速度の遅さ。十数行のメールを1通ずつ送受信するのに、接続から切断まで、1分30秒ほどかかる。32kbpsでデータ通信しているとは思えない遅さである。モバイルギア自体の処理速度が遅いせいなのか、それとも設定が悪いのか……。
もしモバイルギアをメール端末として使っている方がいれば、情報をお寄せ頂ければ幸いである。
全体的な使用感だが、キーボードは噂通りなかなか入力しやすい。ただ、かな漢字変換のキー配置がATOK風になっており、カスタマイズもできない。ATOK未経験者の私が慣れるまでには、一苦労しそうだ。
速度は、全体的にモタモタした印象を受ける。すべての操作が、一呼吸おいてから動作する感じである。乾電池駆動ということで、ある程度しかたないのだろうか……。
もっとも、メール端末として使うには十分な性能と操作性である。
シチュエーションに応じて、携帯PC"Haiji"かモバイルギアを選んで持ち歩こうと思っている。
また、別の知人からはAptiva Vision 2407-RWDを譲り受けた。このAptiva、実はその昔私が使用していたものである。知人に譲ったのだが、その知人が新しいPCを買ったため、再び私の元に戻ってきたのだ。i486DX4/100MHzという貧弱なスペックだが、ファイルサーバとしてなら使えるだろう。CD-R焼きマシンとサーバを兼用していると、焼いている間はサーバにアクセスできず、けっこう不便なのである。
早速、LANカードを挿し、さらに手元にあったISAバスのSCSIカードBT-545C(その昔、ジャンクとして\1,000で買ったもの)を挿してみた。ところが、どうやってもSCSIカードを認識してくれない……。うーむ、購入直後に試したときには、きちんと動作したのだが……。試行錯誤の末、とりあえずあきらめた。
もしISAバスのSCSIカードを所持していて、安く譲ってもよいという方がいれば、ご連絡お願いします。適価で引き取ります。
ちなみにこのAptivaは電源が故障している(ATXのようなソフトウェア電源なのだが、コンセントを差し込むと勝手にONになってしまう)。ファイルサーバとして使うなら困らない不具合だが(それでも普通に使うには困るぞ)この機会に修理に出そうと思っている。ショップの5年修理保証も付いていることだし……。
サーバマシン"Kaede"だが、CD-R焼きが不安定で困っている。今日、立て続けに2枚、失敗してしまった。昨今メディアが安くなっているとはいえ、痛い。
原因は、Aptiva Visionをファイルサーバにしようとして、いろいろ設定変更したせいだろう。ISAのLANカードをAptivaに移すためにPCI LANカードを導入し、PCIスロットが足りないのでSCSIカードを1枚に統合したのだ。おそらく後者が原因だと思う。1枚のカードに、外付け・内蔵、あわせて7台のSCSIデバイスが接続され、ケーブル長もSCSI-2の制限3mをかなり越えている。
場合によっては、SCSIカードを2枚にするために、LANカードをISAに戻さなくてはならないだろう。さすがに2系統のSCSIカードを買うのは辛いし……とほほ。
■1998/01/06・あけましておめでとうございます
新年、あけましておめでとうございます。今年もNERをよろしくお願いいたします。
久しぶりの更新である。この年末年始は、いろいろな物を買ってしまった。
まずは、先日ここに書いたプリンタ、DeskJet 720C。T-ZONEミナミで\32,700であった。
年賀状印刷に早速使ってみたが、印字品質にはまずまず満足である。4色インクだけあって粒状感は残るが、めりはりのある印刷だ。黒が引き締まった感じである。
また、白黒印刷の速さと、静粛性がすばらしい。特に後者は、本当に印刷しているのかどうか、思わずプリンタを覗いて確かめてしまうほどである(笑)。
写真品質を求めないなら、バランスの取れた良いプリンタだと思う。
続いて、ノートPC。昨年末の12/27、思い切って購入してしまった。選んだのは当初予定通り松下のLet's note。マイナーチェンジ後のMMX Pentium・166MHz版である。竹本泉氏の作品から、"Haiji"と命名した。ニッシンパルで\267,800。本当はもう1万円ほど安い店があったのだが、その店では残念ながら品切れであった……。
しばらく使ってみたが、今まで使用していたThinkPad560(Pentium 133MHz)に比べると明らかに高速で快適である。2次キャッシュのせいもあるだろう(ThinkPad560には2次キャッシュがない)。また、ビデオチップのせいか、画面描画も格段に速くなったように感じる。
早速Ultima Onlineをインストールし、プレイしてみたが、ほぼストレス無くプレイできるようだ。
液晶もなかなか見やすい。
残念なのは、キーボード。ThinkPad560に比べると、キータッチなどが明らかに劣る。Let's noteのキーボードは1年前まで使っていたPronote miniとほぼ同じなのだが、ThinkPad560のそれに慣れた身には使いにくく感じる。また、キーボードが上方に開く構造になっているためか、キーを押すときにキーボードがしなるのも若干気になる。もっとも、しばらくすればどちらも慣れてしまうだろう。
のちほど、ノートPC購入記を書こうと思っている。
1年間近く使用したThinkPad560/FJE "Emiri"は、ヒビなどを修理後に知人に譲る予定である。
さらに、ふと思い立ってPHSを購入してしまった。NTTパーソナルのパルディオ314S。データ通信カードも一緒である。
私の加入しているKuMaGaYa NetもPIAFSに対応しているので、早速32kデータ通信を試してみた。接続に要する時間は一瞬で、ISDNに近い。通信速度は33.6kbpsのアナログモデムと同じくらいだろうか。
これで、いつでもどこでもUltima Online環境が調ったといえよう(笑)(もっとも、通信料金の問題から実際には難しいが)。
以上のように、この年末年始は物欲爆発だった。さらには、NAMCO HISTORY Vol.2やAge of Empiresも購入していたりする(苦笑)。
先日の日記に書き忘れたのだが、ニューヨーク滞在中の昨年12/20、知人のribbonさんとニューヨークにてオフライン・ミーティングを行なった。初の海外オフである(参加者二人だけど……)。
当日は、まず自由の女神に登るべく、リバティ島へ渡った。島へ渡るフェリーの乗船待ち時間は、ほとんどなし。オフシーズンなので、それほど混んではいなかったようだ。
その後、自由の女神に登ったのだが……自由の女神のそと、および内部(すなわち階段の上)で、あわせて2時間待ち。階段は狭くて人が一杯。降りてきたときには足ががくがくであった。この辛さ、たいへん印象に残った。オフシーズンでこの調子なら、混む季節にはどうなるのだろうか……。
記念にはなるので、登るなとはいわないが、覚悟するようにと警告しておく。
その後、五番街へ行ってショッピング。
Ultima Onlineのチャーター版を買いたい、というribbonさんを案内してコンピュータショップへ。
チャーター版らしきパッケージを発見するが、ribbonさんに「これはチャーターエディションではありませんよ」と指摘されてしまった……。どうやら限定版(リミテッドエディション)らしい。がーん、そうだったのか……マップとバッチが付いていればチャーターエディションかと思っていた……そういえば、チャーター版はEAに注文しなければ買えなかったような……。お詫びして訂正いたします。
わざわざチャーター版を買いにニューヨークまで来た(たぶんウソ)ribbonさんには、たいへん悪いことをしてしまった……ごめんなさい。
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