境内のご案内

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御本殿 (国宝)
平成24年7月9日指定
奥殿・中殿・拝殿よりなる権現造。
斎藤別当実盛公が聖天宮を開創されてから何度も修復・再建されて来ましたが、江戸時代初期、災火のため中門を残して焼失。
現存する御本殿は、江戸時代中期に再建されたものです。 -
仁王門
(国登録有形文化財)
平成28年11月18日指定
1658年(万治元年)の創立と伝えられています。明治24年台風によって倒壊したので、明治27年に再建されました。 -
仁王(金剛力士)像
門の左右に配置された仁王(金剛力士)像は、向かって右側が口を開けた「ア」形、左側が口を結んだ「ウン」形です。
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貴 惣 門
(国指定重要文化財)
平成14年5月23日指定
妻沼聖天山参道の1番目の門。3つの屋根の破風よりなっているのが貴惣門の特色です。
この様式は日本には4棟現存しますが、規模の大きさ等では全国に例がありません。 -
二天王像
貴惣門には、右側に毘沙門天、左側に持国天の像があります。仁王(金剛力士)像とは違い、邪鬼を踏んだ像となっています。
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実 盛 公 像
平成8年 お開扉の記念事業として建立されました。右手に筆、左手に鏡を持っているのは、実盛公が老兵と悟られないように髪を墨で黒く染めて出陣したという史実にもとづいています。
また、サウンドモールからは尋常小学校唱歌、文部科学省唱歌「斎藤実盛」が流れます。 -
大 師 堂
平成7年11月に建て替え、整備されました。
弘法大師を祀り関東88カ所霊場第88番結願所・幡羅88カ所第13番の札所となっています。 -
平和の塔
(国登録有形文化財)
昭和33年、戦没英霊の供養と世界恒久平和達成の祈願によって建立されました。
手前の赤い太鼓橋との対比も絶妙な大変美しい多宝塔です。 -
護 摩 堂
不動尊を本尊とし、白衣観音、役行者神変大菩薩を祀っています。主に自動車の交通安全加持祈願を行います。
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中門
(熊谷市指定文化財)
江戸時代初期の災火の際、唯一焼けずに残っていた聖天山最古の建造物です。地元では甚五郎門と称しています。
平成2年の解体修理で屋根を銅板葺としました。 -
軍荼利明王
(ぐんだりみょうおう)
池のほとりをよく見てみると、軍荼利明王を祀った小さな滝があります。 -
本坊本堂
斎藤別当実盛公の次男、実長(出家して良応僧都)により、聖天堂の別当坊寺院として開創。同時に御本尊として十一面観世音が寄進されました。
昭和50年、屋根を銅板に改修。 -
板碑
(埼玉県指定重要文化財)
鎌倉時代の代表的な供養塔。
主尊に阿弥陀如来、脇侍に観音、勢至両菩薩を半浮き彫りにし、光背部に七化仏を配した「善光寺式三尊像板碑」です。