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PC/HP日記 99年2月分

■1999/02/17CeleronとCPUアップグレード
 300MHzの定格動作に戻したCerelonだが、いまのところ450MHz駆動時より安定している。やはり私の購入したCerelonがハズレだったということだろうか……非常に残念である。
 しかしながら、起動時にときおり青画面で停止する現象は、あいかわらずである。Windowsリストア前には、450MHz駆動時にも現れなかった現象なので、おそらくリストアにからむドライバまわりのトラブルだろう。いろいろ調べてみようと思う。

 こうトラブルが続くと、Windows98を呪いたくなる……が、そもそもいろいろと周辺機器が接続されているのが、トラブルの原因なのであろう(会社で使っているCONCERTOなど、周辺機器がなにもついてないせいか、まったくノートラブルである)。
 他のOSにしたほうがまだマシかと思うときもあるが、クロックアップに伴うトラブルや、周辺機器の相性問題などは、OSとは関係ないと思われる。
 現状では、PCとはこういうものだと観念して、場当たり的に解決方法を模索するしかないのだろう……。

 ところで、Celeron 300Aがハズレ(?)だったことで、次に購入するCPUを検討中である。ちなみに、手元にはCeleron 300Aと、300MHz安定動作するPentium II 266MHz(Klamath版)がある。
 しかしながら……Slot1でP2-300MHzからアップグレードするとなると、オーバークロックを前提としない限り、適当なCPUがないことに気付く。
 まず、Pentium IIは、350MHzから450MHzまでの選択肢があるが、いずれも価格が高い。350MHzは新規購入ならまずまずのコストパフォーマンスだが、買い換えとなると魅力に欠ける。
 Celeronを見ても、現状での最高クロックは400MHz。ベースクロックが66MHzということもあって、P2-300MHzからの交換では、大幅なパフォーマンスアップは見込めない。
 Pentium IIIは、価格が高いので論外である。

 もう1個Celeron 300Aを買うのが、最適な選択なのだろうか……(苦笑)。

 intelも、実際に450MHzで動くCeleronがあるのだから、ベース100MHzのCeleronを安価に供給すればいいのに、と思うことしきりである。そうすれば、K6-2などやすやすと蹴散らせるはずだ(笑)。
 まあ、intelとしてはP2との差別化を図るためには仕方ないのだろうが……。
 本当にユーザーの利益になるのはどんな販売方法なのかを考えると、なかなか興味深い。
 将来振り返ってみれば、intelP2後生大事に守ることでAMDが躍進し、競争激化のすえCPU価格がさらに下落した……なんてことになるのかもしれない(笑)。

■1999/02/15PC環境不安定
 どうもメインマシン・"Sakurako"が不安定である。それも、特定のアプリケーションだけ不安定なのだ。
 まず、MPEGムービーをしばらく再生するとハングアップしてしまう。また、ネットワーク上のMP3ファイルを再生しても同様である。さらに、Rise fo Romeを一人マルチでプレイすると即止まってしまう。しかし、そのわりにMSCFSなどは安定しているし、Superπ3,000万桁も通る。ネットワークドライブも、通常のアクセスなら問題ない。
 どうにもよくわからないトラブルだが、やはりCerelonのクロックアップが原因なのだろうか。そのわりには、CPUが負荷が高いときに落ちているようにも見えないのだが……。

 ということで、Windows98環境のリストアを行なってみることにした。再インストールではないのが、ミソである。
 実は、前回のWindows98導入後に、アクセサリのバックアップを使って、バックアップを行なっておいたのである。

 Windows98のヘルプファイルによると、起動ディスクから立ち上げ、CD-ROM内の\toolsにあるファイルを実行することで、Windowsをインストールしなくてもリストアできるらしい。
 DOSからリストアできるようになったとはさすがWindows98、進化したな、と思ったのだが……実際に動かしてみると、自動でWindows98をインストールしてくれて、さらに自動でバックアップが立ち上がるというだけの話であった(苦笑)。さらに、インストール途中で、キーの入力とWindowsのアップグレードチェックがあるので、完全自動というわけでもない。どうもいまひとつである。まあ、再インストールが簡単なのは良いが。

 半時間ほどでWindows98のインストールが完了し、バックアップが立ち上がったので、さっそくリストア。ハードウェア情報をリストアするかどうか、プロンプトが表示される。なんでも「レジストリのハードウェア情報のリストアは、バックアップ時からハードウェアを変更していないときにのみ実行してください」とか。当然、ハードウェア構成は大きく変わっている(笑)ので、リストアしないを選ぶ。ハードウェア情報だけリストアしないことが選べるとは、なかなか良くできている。
 リストア中に、なぜか「MS-IMEをデフォルトのIMEにするか」というダイアログが何度も表示されて停止するが、なんとか突破してリストア完了。デバイス情報以外はきちんと復活したようだ。
 デバイスドライバを組み込んで、とりあえずPCが使用可能になった。

 次に、いくつかの旧バージョンのアプリケーションをアンインストールして、新しいものに入れ換えようとしたところ……コントロールパネルのアプリケーションの追加と削除空っぽである。……ハードウェア情報だけではなくて、アプリケーション情報もリストアされてないらしい……。どうも、いまふたつである。

 仕方ないので、ハードウェア情報も含めて再度リストアを行ない、デバイスの削除は手動で行なった。その結果、PC環境はほぼ元に戻った。

 バックアップは、残念ながら、おまけでついているツールとしては使えなくもないというレベルでしかないようだ。

 さらに、リストアといっしょに、BIOSのバージョンアップも行なってみた。

 さて、リストア後のPC環境だが……いぜん不安定である。起動時に、ときどき「例外0E:VxD ---からの不正な呼び出し」とかで青画面が表示され、停止してしまう。また、昨日は対戦RoR中、開始1時間ほど経過したところで停止してしまった。
 これはやはり、クロックアップが原因なのだろうか……。

 ということで、原因を特定すべく、とりあえず電圧は2.2Vのままで、300MHzにて駆動中である。300MHzで安定しているようなら、また450MHzに戻して運用してみようと思っている。
 また、ベースクロックの変更といっしょに、DIMMのスロットも変えてみたりした。不安定の原因が、「CPU交換時のメモリスロット接触不良」などの理由なら、450MHzに戻したあとでも安定するはずである。

 "Sakurako"のマザーボード・P2B-LSだが、Celeron 300AMHz2.2V起動した場合には、電圧モニターが有効になっていると電圧異常のエラーが出て起動しないようだ。なかなかよくできているとちょっと感心。しかし、現在は電圧モニターを無効にして起動している。

 しかしながら……ハズレCerelonを引いてしまったという可能性が高くなってきたようである……(涙)。

 CPU変更のついでに、ソフトウェアCPUクーラー・Waterfall1.23からWaterfall Proに変えてみたのだが……Waterfall Proの起動時に大きく表示されるメーカーからのメッセージは、なんとかならないのだろうか。それも、20秒間も消えない上に、タスクトレイにアイコンが常駐してしまう(怒)。さらに、このメッセージを出さないようにする方法もわからない。こういうくだらないことをするアプリケーションは、使用意欲85%減(当社比)である。
 この点、ICQなどは、各ダイアログに「今後はこのメッセージを出さない」というチェックボックスが必ず用意されている。こういう細かい点への配慮が、ICQの驚異的な普及率に繋がっているような気がしてならない。

■1999/02/13Celeron 300A購入
 先日、手を出しづらいなどといっておきながら、舌の根も乾かないうちにCeleron 300AMHzのリテール・SEPP版を購入してしまった。先週の水曜日(7日)、TWO-TOP1号店にて\9,980であった。もちろん、クロックアップの450MHz動作が目的である。
 掲示板にはすでに書いたように、いくつか試行錯誤はあったが、現在は2.2V450MHzにてまずまず安定動作している。
 詳しいことは、のちほどPCよもやま話に書こうと思う。

 メインマシンのCPUを交換したので、いままで使っていたPentium II 266MHzが余っている。余っているCPUがあると……ついマシンをもう1台組みたくなってしまう(笑)。この心境は自作派ユーザーにはおなじみだと思う。私の場合、今回はP2B-Nなどのマザーで小型NLXマシンを組み立て、会社で使用しているCONCERTO IIと入れ換えたい、などと思っている。
 しかし、すでに自宅では2台のWindows PCが眠っているので、これ以上マシンを増やすのは危険な領域だと感じ、踏みとどまっている(苦笑)。新マシンは、今のマシンが処分できたらにしよう……。

 出先で作業をするため、AMiTY CNを外部ディスプレイ(および外付けキーボード・マウス)に接続して使う機会があった。……というか、いまもその環境で書いているのだが、AMiTY+外部ディスプレイという環境は、いまひとつであることが判明した。
 外部ディスプレイをつなぐのは、液晶パネルのサイズ・SVGA(800*600)より大きい画面を使うことが目的である。しかし、ビデオメモリが足りないため、XGA(1024*768)だと256色しか出ないのだ。また、さらに困ったことに、XGAではリフレッシュレートが60Hz固定らしい。ちょっと長時間使うには苦しい。
 AMiTY CNのビデオチップはNeoMagic128ZV+で、決して最新ではない。上に書いた不具合はおそらくビデオチップ側の制限なのだろうが、残念である。

 もっとも、AMiTY CNを選ぶときには外部ディスプレイにつないで使うことなど、全く考えてなかったので、仕方がないのだが……。

 ノートPCといえば、松下Let's note/A44に刺激されたのか、他社からもXGA・CD-ROM搭載のサブノートが発売されつつあるようだ。競争が激しくなることで、製品が洗練され、また価格もこなれることを期待したい。

■1999/02/01K6-2の購入
 世間では、Cerelon 300AMHzのSEPP版が製造中止になるのではないかと噂になっている(いた?)。私もメインマシン"Sakurako"に導入してみたいところだが、いまは妙に価格が上昇したりしていて、手を出しづらい。
 そこで、先週、サブマシン"Kaede"用にK6-2266MHzなぞを購入してみた。26351の新コア版である。価格がいったん下げ止まった感があるのと、ビデオキャプチャカードMEG-VC1が動かない原因として、Cyrix製CPUを疑ったためである。OAシステムプラザ秋葉原店にて\7,900であった。
 "Kaede"のマザーは、ASUSP/I-P55T2P4 rev3.0。本来なら、電圧設定は2.5V〜2.9V、倍率も3.5倍までしか設定できないのだが、こちらのサイトのおかげで無事に2.2V4倍駆動に成功した。
 その後、お約束のクロックアップを試みるが、2.2Vだと333MHzが安定動作の限界らしい。電圧を下げるとかえって安定するという話も聞くが、2.1Vでは300MHzでしか起動しない。電圧を高く設定して使うのもなんなので、とりあえずは333MHzで常用することにした。

 6x86MX-PR233からの置き換えだが、高速化は体感できるものの、それほど劇的ではない。まあこの値段ならよしとしよう。

 ビデオキャプチャのDS_AVC.DLLでエラーが出る問題は、結果的には解決しなかった。残念である。しかし、なんとなくトラブルが起きるケースというのがわかってきた。どうやら、マシン起動時にディスプレイの電源が入ってないとまずいらしい。理由は不明である。

 K6-2と一緒に、CreativeGraphics Blaster Exxtreme・PCI 8MB版なども買ってきた。価格は、\5,200Permedia2搭載の一世代前のカードだが、いちおうジオメトリエンジン搭載のOpenGLアクセラレータがこの価格なら安いだろう。バンドルソフトとしてMoto Racer(とDaytona USA)が付属しているのも、個人的にはなかなか嬉しい。また、Permedia2は画質にも定評があるようだ。
 メインマシン"Sakurako"のVoodoo Bansheeと入れ換える予定はないが、そのうちサブマシンででも使おうかと思っている。

 ちなみに、本日もOAシステムプラザ・秋葉原店にいったのだが、この製品は売り切れていた。ただ、他のショップでも、のきなみ\5,000代で安売りされている。
 この安売り、先日価格改定が行なわれて定価が\6,980になったためなのだが、これはおそらく、Creativeの製品ラインナップから消える寸前、ということなのだろう。
 欲しい方はいまのうちにゲットである。

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