前月 翌月 日記に戻る ホームページへ戻る
PC/HP日記 98年9月分

■1998/09/30Let's noteをまた壊す
 今日、会社で携帯マシン"Haiji"ことLet's note(AL-N2)を、ケースごと机から落としてしまった
 悪夢の筐体破壊事件98年2月の日記参照)再来か、と血の気が引く
 しかし、今回はちゃんと緩衝材入りのケースに納めてあったし、途中で椅子に当たって衝撃が弱まってから床の上に落ちたし、ひょっとしたらおそらくたぶんきっと大丈夫だろう……。
 そう思いつつ、ケースから出してチェックする。……うむ、どこも壊れてない……と思いきや、下部筐体の左奥、背面のコネクタケースに向かって右側に、大きくヒビが入っていた……とほほ。
 うむ、たしかに私のノートPCの取り扱いが荒いのは認めよう。このマシンの筐体を壊すのは二度目だし、前代ThinkPad560にもヒビを入れた。しかし、Let's noteの筐体はちとヤワすぎるのではないか。松下は、きちんと落下試験とかやっているのだろうか……。
 今度ノートPCを買うときにはマグネシウム筐体のやつにしようと、心に誓った。

 ちなみに、ヒビは入ったものの、いちおう正常動作している。前回よりも小さなヒビなので、修理に出さずに、このまま使っていこうと思う。しかし、買い換えなどで処分するときにはきちんと修理しないとならないだろう。

 それと、IBMThinkPad560無料で修理してくれたのに、松下修理代を取るのも困ったものだ。
 ただ、TP560のヒビの原因には、元祖TP560の設計の悪さもあったし(560E以降は改善されている)、受付カウンタで「なにもしてないのに、いつのまにかヒビが入りました」と言い張った(事実だが)のも、その理由のひとつかもしれない。

 もっとも、半年に一度の修理くらい、モバイルPCの運用コストと割り切ったほうが精神衛生上も望ましいと思ったりもする。

■1998/09/28連装ドライブを購入
 帰社後、秋葉原へ行ってみた。
 ソフマップ・5号店にて、NEC製のCDR-4400なる中古の四連装CD-ROMドライブを発見。外見からすると、どうみてもナカミチMJシリーズのOEMである。インターフェースはE-IDEで、速度は不明とのこと。ナカミチのOEMだとすると、相当するドライブは、おそらく4倍速のMJ-4.4だろう。
 価格は\4,800。連装ドライブとしては、かなり安い。付属品はなにも付いていないが、Windows95(OSR2以降)・Windows98・Windows NT 4.0なら、ドライバは必要ないはずである。
 サーバマシンに搭載するなら速度はそれほど必要ないので、しばし躊躇したのちに、購入に踏み切った。連装ドライブの価値は、速度ではなく、連装できるという事実にあるのだ。

 帰宅後、"Hikaru"の倍速ドライブを外し、かわりに取りつける。
 Windows NTを起動すると、無事に4つのドライブが認識された。ディスクアドミニストレータでドライブレターを割り当てる。それぞれのドライブにCDを入れて、アクセスしてみると、きちんと読み込みできた。とりあえず、動いているようだ。
 速度は、やはり4倍速らしい。
 次に、クライアントから使用できるように、ドライブ共有の設定を行なった。
 ところが、ここでトラブル発生。「サーバのメモリが足りない」などというエラーが出て、クライアントからアクセスできないのだ。
 イベントビューアで見てみると、イベントID2011のエラーが出ている。なんでも、irpstacksizeなるものが足りないらしい。
 しかし、そのirpstacksizeは、コントロールパネルでいろいろ調べても、レジストリを検索しても見つからない……。

 そこで、インターネットで検索してみたところ……該当するエラーの解決方法が書いてあるサイトを発見。そのサイトによると、レジストリ「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrrentControlSet\Services\LanmanServer\Parameters」にDWORDの新キー「IRPstackSize」を作成すればよいという。そのサイトの方は「7」にしたというので、私も「7」にして、マシンを再起動した。
 再起動後、クライアントマシンからアクセスしてみる……おお、きちんとアクセスできるではないか。
 うむ、インターネットは便利である。

 連装ドライブは、MP3のCDなどを入れっぱなしにして活用予定である

■1998/09/26DSE2100S、次世代ビデオカード
 DSE2100Sシスペックから受けとってきた。店員によると、ローレベルフォーマットを行なったところ正常動作したとのこと。ありがたいことに、手数料などは取られなかった。良心的である。
 自宅に帰り、メインマシン"Sakurako"に装着した。
 すでに正常動作しているはずだが、なんとなく不安である。自分の手でローレベルフォーマットを行なうことにした。
 P2B-LSオンボードのSCSIコントローラのBIOSを使い、フォーマットを選択、実行した。ローレベルフォーマットは、はじめての体験である……。20分ほどかかって、フォーマットは完了した。メディアのベリファイも実行してみる。エラーは見つからない。
 コマンドプロンプトからFDISKFORMATを実行。いずれも無事に完了した。
 Windowsを立ち上げて、バックアップしてあったデータをコピーし、スキャンディスク完全で実行する。二度行なったが、エラーは見つからなかった。……うむ、どうやら、きちんと動作しているようだ。一安心である。
 しばらくは、こまめにバックアップを取りつつ、使っていこうと思う。

 HDの容量に余裕ができたし、100BASE-TXでLANも強化したので、サーバマシン"Hikaru"の共有HDをストライピングドライブにしようか考えたが……面倒なのでやめた(苦笑)。

 intelから、intel740のビデオドライバのバージョン3.0が出たので、さっそく導入してみた。ちなみに私の使用しているのはDiamond MultimediaStealth II G460だが、Diamond製ドライバはマウスカーソルの追従性が大幅に低下するという不具合が出るので、使用していない。
 3.0にしたところ、なんとなくだが、画質が向上したようである。ただし、1280*1024*16bpp*85Hzで、オーバーレイサーフェスを使用してキャプチャ画像を表示すると、若干だが画面にノイズが乗るようになった。通常の使用中にも、ごくまれにノイズが走ったり、画面が揺れたりするようだ。気にならない程度ではあるが……。
 intel740、1280*1024*16bppで使う限りでは、線のエッジも立っていて、画質はなかなか悪くない。が、1280*1024のフルカラーでは実用にならないので、そろそろ交代させたいものである。

 次のカードとしては、Voodoo Bansheeあたりを狙っている。Savage3Dも悪くないが、国内ベンダーからカードが出る予定がないのが残念だ。G200RIVA TNTメジャーなので却下である(笑)。
 国内ベンダーで発売を予定しているのは、メルコアイ・オー・データ機器メルコ製のビデオカードにはどうしても悪い印象があるので、アイ・オー・データ機器製を考えているが……問題なのは\34,800という、その値段CreativeDiamond Multimediaのほうが、かなり安くつくだろう。ただ、後者には、どうも良い印象がない……。
 発売時期にもよるが、Creativeあたりにしてしまうかもしれない……。

■1998/09/22HDに関するよしなしごと
 前回の日記に書いた電源問題は、BIOSで「AC電源が有効になったら即起動」というオプションを設定することで解決した。私はスイッチ付きテーブルタップを利用しているし、Wake on Modemなども使わないので、こちらの方が都合がいいのだ。

 先日買い求めたDSE2100Sだが、どうも調子が悪い。
 FDISK・フォーマット後、しばらくはきちんと使えるのだが、スキャンディスクをかけると不良クラスタが大量発生。それ以降もスキャンディスクを行なうたびに不良クラスタどんどん増えていくのだ。
 SCSIコントローラをオンボードのものからAHA-2940UやQ-Visionのものに変更してみたり、接続順を変更したり、ターミネータを外したりといろいろ試みるが、どうにも改善されない。
 そこで初期不良と判断して、昨日、チェックのために購入元のシスペックへ預けてきた。

 すると、今日、さっそくチェック完了の電話が来た。それによると、ローレベルフォーマットをかけたところ、きちんと動作しているとのことだった。
 うーむ、ローレベルフォーマットは、通常は必要ないものだと思っていたのだが……。もともと、AT互換機向けのHDではなかったのだろうか。
 まあ、こういうケースもあるということなのだろう。経験値が上がった(笑)。

 DSE2100Sがそんな事情から使えないので、一時的にユーザーデータ用ドライブが存在しないという事態になってしまった。
 パーティションを元通りにするのも大変な作業なので、DSE2100Sの代わりに別のHDを組み込んだ。先日、龍造寺ねこ氏から譲り受けた、Quantumの元祖火の玉ドライブ・Fireball 1080ATである。個人用PC向けではじめて5,000rpmを突破した伝説のドライブだ。故障が多いことでも定評がある(苦笑)。ただし、こと龍造寺ねこ氏のHDに関していえば、すでに2年以上も無事に稼働している。
 E-IDEのHDなので、オンボードのIDEコントローラを有効にして組み込んだ。
 バスマスタ転送ONにして使用しているが、まったく不具合はない。パフォーマンスもまずまずである。ドライブ単体の性能はともかく、使用感はSCSIドライブと遜色ない。昔は、IDEドライブに大量のデータを書き込むと、CPUパワーが食われているのが如実に分かったものだが……。

 DSE2100Sが戻ってきたら、"Sakurako""Hikaru""Kaede"の3台のHD、合計9ドライブ(!)について、割り振りかたを検討してみようと思う……。

 ところで、Fireballの前のQuantumのドライブはLightningという名前だったのをご存じだろうか(私はいまだにワーク用で使用している)。LightningFireballと来たときには、てっきりファンタジーな呪文の名前シリーズなのかと思ったのだが、それ以来ずーっとFireballのままである。
 Icestorm(発熱しない)とかDisintegrate(すぐクラッシュ)とかEarthquake(振動がものすごい)とか、面白いと思うんだけどなあ(笑)。

 "Sakurako"のマザーボード、ASUSP2B-LSBIOSだが、つい先日、再び1005が公開された。能書きは、9/2付け日記に書いた旧1005と変わっていない。しかし、旧1005は多少だったので、新1005に書き換えてみた。
 すると、BIOS Setupに「VGA BIOS Sequence」が現れたではないか。
 どうやら、旧1005は不完全なものだったらしい。同じバージョン番号で中身が違うとは、困ったものである。旧1005を使っているなら、新1005への書き換えを検討した方がよいだろう。
 ちなみに、すでにマルチディスプレイを試みる気力はない(笑)。

■1998/09/16謎の電源トラブル
 先の月曜日(14日)、アキバHotLine!で紹介されていた安売りSCSI HDを買うべく、シスペック・DOS/V組み立て工房へ行ってみた。
 狙っていたNECDSE2100S(2GB SCSI)はまだ残っていたので、さっそく購った。価格は、\12,800。いろいろ応用の効くSCSIドライブでこの値段なら、まあ安い方だろう。
 さっそく増設しようとするが……ジャンパ等の設定がわからない。インターネット上にはあるだろうと検索してみたところ、こんなところ発見した。幸いにもPDF形式の設定書は英語だった(笑)。

 さっそく、メインマシン"Sakurako"の空きベイに装着。電源ケーブル・SCSIケーブルともコネクタに余裕があったので、簡単に増設完了。このへんはSCSIは楽である。
 さて、電源投入……なぜか立ち上がらない(涙)。うんともすんともいわないのだ。
 増設したHDや、増設時に脱着したケーブル類、パワースイッチのケーブルの接続などをチェックするが、特に問題はない。
 試行錯誤してみると、元から装着してあったHD・Quantum Lightning 730Sへの電源ケーブルを外すと起動することがわかった。他のケーブル類の接続には問題ないようだ。
 電源容量が足りないのだろうかと疑う……しかし、電源容量は230W。若干小さめだが、まだ余裕はあるはずだ。また、スピンアップの気配すらしないというのも謎である……。
 Lightning 730Sと、その直上に増設したDSE2100Sとで、ショートでもしているのかとチェックしてみるが、問題はない。
 むむ、なにが原因だろう……と悩んでいるうちに、いつのまにか立ち上がるようになってしまった(爆)。不思議だ。
 いったん立ち上がってしまうと、いつも通りきわめて安定している。動けば正義、ということでとりあえず放っておくことにする。

 FDISKFORMATなどは順調に終了し、増設したドライブは問題なく使えるようになった。
 とりあえずhdbenchでベンチマークを取ってみるが……読み込みこそ4MB/s台半ばだが、書き込みが2MB/s程度と奮わない。5,200rpm・FastSCSI-2のドライブとはいえ遅すぎる。チェックしてみると、やはり書き込みキャッシュがOFFだった。Easy SCSIONにすると、読み書きともに4MB/s台半ばの数値となった(それでも最近のドライブに比べればかなり遅めだが)。

 結局、メインマシン"Sakurako"のドライブ構成は次の通りとなった。

ドライブ容量用途
DCAS-34430U2.0GBOS・アプリケーション用
2.0GBゲーム用
DSE2100S2.0GBユーザーデータ用
Lightning 730S0.7GBワーク用

 ゲーム用パーティションに余裕ができたため、Ultima Online Second Ageもばっちりだ(笑)。

 ところで、今日、またもや"Sakurako"が立ち上がらなくなってしまった
 ふと見ると、マシンの電源は入っていないにもかかわらず、ハブのLink/Activity LED明滅している。これは怪しい……。
 ハブから、"Sakurako"の100BASE-TXケーブルを外して電源投入。すると、なんとマシンが立ち上がった!

 P2B-LSは、Wake on LANを実現するため、待機電流に700mAが必要となるとかなんとかいう話を聞いたことがある。このあたりが原因で、問題が起きているのだろう。
 HDを1台増設したことで、電源との相性問題が表面化したらしい。うーん、張り込んで日本製の高い電源を買ったのに……。
 まあ、なんとなく原因もつかめたことだし、適当な解決策を模索してみようと思う。

 もしこのページをご覧の方で、アドバイスなどがあれば、お寄せいただけると幸いである。

■1998/09/09CD-Rファームウェア書き換え、100BASE-TXに伴うトラブル
 先日、私が使用しているCD-R書き込みソフト・WinCDRを最新版の3.10gにバージョンアップした。すると、CD-Rドライブの選択時に「ハードウェアが古いために問題が発生する可能性があります」などというエラーダイアログが表示されるようになってしまった。3.10fまでは発生しなかったエラーである。
 私の使用しているCD-Rドライブは松下のCW-7502で、ファームウェアは4.05。最新版のファームウェアは4.10である。
 このエラーは、CD-Rドライブのファームウェアが古いのが原因だろうと考えて、さっそく松下のサイトから最新版をダウンロードしてきた。ちなみにこのファームウェア、本当はPanasonicのリテール版のCD-Rドライブ用なので、バルク版の私の場合には失敗しても「自己責任」ということになる。

 さて、新ファームウェアに付属のドキュメントを読むと……「AdaptecAHA-2940シリーズで書き換えを行なってください」との記述がある……。
 以前はAHA-2940UにCW-7502を接続していたのだが、起動時のデバイススキャンに時間がかかるため、現在はキュービジョンSCSI Star/FLなる怪しげなSCSIカードに接続してあるのだ。おそらくこのまま書き換えても大丈夫だとは思うが……ちょっと不安である。
 ということで、一時的にAHA-2940Uに戻し、ファームウェアの書き換えを行なった。
 書き換えは数十秒で終了し、無事に成功。WinCDRもエラーを出さなくなった。

 最近、家庭内LANの100BASE-TX化に踏み切った。詳しくはのちほどPC雑記に書く予定だが、それに伴うトラブルをひとつ書こうと思う。

 CD-R焼きマシン"Kaede"に100BASE-TXのNICを挿そうとしたのだが、PCIスロットが足りない。そこで、使用していたビデオカード・Mystiqueを取り外し、マザーボード・SP-97Vのチップセット内蔵のビデオ機能を使用することにした。
 MystiqueをNICに交換し、マザーボード上のディップスイッチでVGAを有効にすると、ビデオ・NICとも、問題なく動作した。
 しかし、その後、不具合が発覚。ビデオキャプチャカード・MEG-VC1によるキャプチャが、うまく動作しないのである。プレビューやキャプチャで、「回復できないエラー」などというメッセージが表示されるのだ。むむ、以前、Windows95だったころには、SP-97Vの内蔵ビデオでも動作していたのだが……。
 4本あるPCIスロットは、そのMEG-VC1、NICのFNW-9700T、SCSIカード・SCSI Star/FLIOI 4203Uで、ふさがっている。SCSIカードが2枚あるのは、CD-Rとその他デバイスでチャネルを分けることで、CD-R焼きの安全性を高めているためである。
 このうちのどのカードを外すかといえば……やはり片方のSCSIカードしかない。本当のところは、1枚でも帯域幅は十分なのである。2枚のSCSIカードを挿してあっても、実際の効果より心理的効果のほうが大きいくらいだろう。

 ということで、SCSI Star/FLを取り外し、XPERT@Play(なぜかMystiqueではない)を導入した。すると、ビデオキャプチャは以前のようにきちんと動作するようになった。CD-R焼きも、問題なく成功した。ということで、やはりSCSIカードは1枚で十分らしい
 ただ、4台のSCSIデバイスがケーブル1本にぶら下がることになったので、ケーブル長がぎりぎりである。
 SCSI Star/FLWestern Digital製のコントローラ搭載の異色カードなので、ちょっと気に入っていたのだが……残念である(苦笑)。

 しかし、振り返ってみると、ずいぶんと筐体を開ける回数が多い一週間であった(笑)。

■1998/09/02セカンダリモニタTV化計画
 私の使用しているマザーボード・P2B-LSのBIOSが1005にバージョンアップした(ちなみにダウンロードサイトはこちら)。更新内容によると、「Added 'VGA BIOS Sequence' item. (PCI/AGP or AGP/PCI) 」という記述がある。どうやらWindows98でマルチモニタを行なうときに、プライマリモニタをAGP・PCIのどちらにするか選べるらしい。これこそ、私が待ち望んでいた機能である。

 ここで、先日購入したGA-EXTV/ISAのことを思い出した。TVチューナーカードである。アイ・オー・データ機器のサイトによると、このカードはセカンダリモニタでも使用できるようだ。
 ということは……現在のStealth II G460をそのままプライマリモニタとし、GA-EXTV/ISAGA-PGシリーズの組み合わせをセカンダリモニタにすれば、けっこう快適ではないだろうか。壁紙をそのままTV画面にする機能もあるらしいし、ちょっとTVを見たいときに、セカンダリモニタが即TVモニタになるのだ……。
 しかし、手元のGA-PG3D4(ViRGE搭載)では、GA-EXTV/ISAと組み合わせると極端に色数・リフレッシュレートが落ちてしまう。GA-PGDX(ViRGE/DX搭載)なら、セカンダリモニタとして使うなら十分な性能が確保できるのだが……。

 そんなことを思いつつ、数日が過ぎた。
 ふと立ち寄ったソフマップ・5号店GA-PGDX4の中古を発見してしまった。セカンダリモニタTV化計画の発動である。

 まずは、P2B-LSのBIOSを1005にアップデートした。これは問題なく完了した。
 早速、BIOS SETUP画面を確認するが……どこにも「VGA BIOS Sequence」なる項目はない。
 ビデオカードを実際に接続しないとダメなのだろうか、とGA-PGDX4を挿してみるが、やはりBIOSにその項目は現れなかった。GA-PGDX4のほうが、勝手にプライマリになってしまう。
 うーむ、どうやら……ASUSにだまされたらしい(苦笑)。

 しかたないのでマルチモニタは諦め、(とりあえず3Dゲームもプレイしてないので)Stealth II G460を取り外し、GA-PGDX4+GA-EXTV/ISAという構成でしばらく使うことにした。

 GA-EXTV/ISAの外部アンテナ端子にアンテナからのケーブルを接続し、専用のTV表示アプリケーションをインストールすると、ごく簡単にTVが見られるようになった。チューナーの設定も楽勝だった。
 いままでは、ビデオデッキを外部チューナーがわりに利用し、ビデオキャプチャカードでTVを見ていたので、それよりはスマートである。
 その性能は、さすがにビデオカードを限定するだけあってなかなかのもので、オーバーレイを使ったTV画像はたいへんスムーズである。
 ただ、残念なのは、私が常用している1280*1024の解像度では、TV画像を表示するとリフレッシュレート70Hzまでしか使用できない点(表示しなければハイカラーで85Hzまで可)。そのため、ビデオカード添付のユーティリティでリフレッシュレートを変えつつ使用する、という多少面倒な運用を強いられることになってしまった。

 さて、そのまま数日使用していたのだが……いつのまにか、GA-EXTV/ISA用のTV表示アプリケーションを閉じた途端、PCがリブートしてしまうという現象が発生するようになってしまった。

 ……ここで、私の気力は尽きた(笑)。原因究明が面倒なので、GA-PGDX4とGA-EXTV/ISAは取り外し、Stealth II G460に戻してしまった。たぶんリフレッシュレートの変更を頻繁に行なっているあたりか、GA-EXTV/ISAのWindows98への対応あたりに問題があるのだろうとは思うが……。
 そのうち、サブマシンかなにかで復活させようと思っている。

 CD-Rマシン"Kaede"が、ある日、電源投入すると異音を発して停止した。見ると「FD Drive Error」などと表示されている。さらに調べると、どうやらFDドライブのヘッドのシークがうまく行かないらしい。
 機械的なトラブルらしいので、分解してほこりを払い、適当な箇所に目星をつけてCRC-556を噴射したところ、復活した。

前月 翌月 日記に戻る ホームページへ戻る

ご意見・ご感想は、conflict@ps.ksky.ne.jpまで。
Copyright(C) CONFLICT 1998. All rights reserved.