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PC/HP日記 97年1月分

■1997/01/24
　パイオニアの12倍速CD-ROMドライブ・DR-466を買ってきた。フリップフラップで\19,800。東芝の12倍速ドライブならA-Masterで\18,800で売っていたのだが、今まで東芝のドライブを使ってきて、どうもきゃしゃだという印象がある（まあ現時点まで壊れもせずに使っているのだから、問題はないのだろうが）。そこで、パイオニアにしてみた。
　また、一緒にメモリも32MBを2枚買ってきた。神和電機で1枚\13,000だった。この値段は、私が以前32MB*2を買った時のちょうど半額である……。
　自宅に帰ってきて、まずサーバマシン "Chimari"のメモリを64MBにする。今までの16MB*2を抜き、今日買ってきた32MB*2を挿入した。これはまったく問題なく動作した。
　次に、メインマシン "Sakurako"の拡張である。
　まず、すでに買ってあった増設用TAG-RAMをマザーボードにセットする。私の使っているマザーボード（P/I-P55T2P4）は、メインメモリを64MBより多く積むときにはTAG-RAMの増設が必要なのだ。ICとソケットがうまく合わないので、足を曲げて無理矢理挿す。……が、指す方向を間違えた。いったん挿したICを抜き、もう一度挿し直した。ふ〜、電源を入れる前に気づいてよかった……。
　次に、今までサーバマシンに挿してあったSIMMをメインマシンに挿す。これでメインマシンは96MBのはずだ。同時に、マザーボード上のジャンパを設定し直す。
　そして、いよいよCD-ROMドライブである。筐体の精度が悪いのか、5インチベイがかなりきつい。力任せにベイに押し込んだ。次に、ドライブに電源・SCSIケーブル・オーディオケーブルを接続。
　接続を一通り確認し、電源ON!　……う、動かない……。何度立ち上げても、SCSIデバイスを検索するところで止まってしまうのだ。SCSI関係に問題があるのは確実なので、新しいCD-ROMのジャンパを設定し直すなどして試すが、どうしても動かない。
　一つ一つデバイスを外して確かめると……ワークHDのSCSIケーブルが、上にずれていた。つまりSCSIの50ピンのコネクタのうち、25ピンだけしか刺さっていなかった。このHDのコネクタは、コネクタの周囲の枠(?)がないので、ずれたままでも刺さってしまうのだった。私は、その昔マザーボードを変えたときにも、FDコネクタで同じミスを犯している。う〜む、同じミスを繰り返すとは情けない……。
　そのコネクタをきちんと接続し直したところ、問題なく動いた。
　しかし、このパイオニアのドライブは、トレーの開閉の速度が大変遅い（今まで使っていた東芝の2倍、サーバマシンの松下の3倍くらいの時間がかかる）。ちょっと外したかもしれない。
　肝心のDiabloは、いくらか待ち時間が減ったようだ。これだけでも効果あり、といったところだろうか。
　知人のきのなまえ氏から、熊谷ネットのWWWはそれほど遅くない、という情報をいただく。きのなまえ氏はasahi-netからのアクセスだとか。まずは一安心である。
　ふと自分のホームページを見てみると、写真以外は基本的にモノクロであることに気づく。そのうち、多少なりとも色を付け、読みやすくしていきたいと思う。

■1997/01/23
　Diabloを買ってきた。T-ZONEミナミで\6,370だった。さっそくインストールしてみた。う〜む、ファンタジー!　デモを見ながらぞくぞくしてきてしまった。久しぶりの本格的ファンタジーRPGである。
　ちょっとプレイしてみたが、美しいグラフィクスがおどろおどろしい雰囲気を醸し出している。また、DirectXを使ったスムーズな動きも予想以上。実になめらかにアニメーションしてくれる。全体的に画面が暗いのは気になったが、とりあえずモニタガンマを調節して対応した。
　スピードも、Cyrix 6x86-P166+なら問題ないようだ。もっとも、パフォーマンスチェックではPentiumではないと警告が表示されるが……。
　データはほとんどCD-ROMに保持しているようで、フロアの移動などCD-ROMに大量にアクセスする時には若干待たされる感じだ。ちょうどいいから8倍速くらいのCD-ROMを買ってくるか……。
　ここのところプロバイダが遅いと書いていたら、上流との回線が近々1.5Mbpsに増強されるようだ。めでたい。

■1997/01/22
　黙々とプレイを続けているアングバンド、少し長くなるが現在のキャラクタ状況を書いてみたい。

  [ 日本語版アングバンド 2.7.9-1.1.0 キャラクタ情報 ]
 名前        : ダスク              年齢        36 才          腕力18/190
 性別        : 男性                身長       124 cm          知能 18/40
 種族        : ドワーフ            体重        70 kg          賢さ18/190
 職業        : プリースト        社会的地位    81             器用18/130
                                                              耐久18/180
                                                              魅力 18/90

 命中率修正 +       56      レベル            47    最大Hit Point        769
 ダメージ   +       51      経験値       4506082     現 Hit Point        769
 ACの修正   +      102      最大経験値   4506082    最大Magic Point      375
   基本 AC          43      次レベル     4900000     現 Magic Point      375
                            所持金       1166705

                                ( 能力情報 )
 直接攻撃力  : 伝説的       知覚能力    : 普通         攻撃回数   :  5
 遠距離攻撃力: 伝説的       探索能力    : 普通         射撃回数   :  1
 魔法防御力  : 伝説的       解除能力    : 卓越         赤外線視力 :
 隠密行動能力: 良い         魔法道具使用: 英雄的                     50 feet

                         (キャラクタの生い立ち)
          あなたはプリーストのドワーフの一粒種です。あなたは一家の
          誇りです。あなたは深いブラウンの瞳となめらかな黒髪、そし
          て 30cm のヒゲを持ち、黒い肌をしています。

  [ キャラクタの装備 ]
a) 憤怒のトライデント(3d8)(+16,+18)(+2)
b) 強力射の長弓(x4)(+14,+18)
c) 殺戮の指輪(+11,+10)
d) スピードの指輪(+6)
e) 賢さのアミュレット(+4)
f) ガラドリエルの玻璃瓶
g) 万色ドラゴン･スケイルメイル(-2)[30,+11]
h) 守りのクローク[1,+17]
i) 金髪のケレゴルムの革製ラージ･シールド[4,+20]
j) ドル=ローミンの鉄ヘルメット[5,+20](+4)
k) 革グローブ『カンベレグ』(+8,+8)[1,+15](+2)
l) 忍びの軟革ブーツ[2,+10](隠蔽+3)

  [ キャラクタの持ち物 ]
a) 2 祈祷書[入門読本]
b) 2 祈祷書[賢明御詔]
c) 2 祈祷書[聖歌聖祝]
d) 2 祈祷書[退魔払邪]
e) 祈祷書[天上開示]
f) 祈祷書[神様識察]
g) 祈祷書[浄魂癒身]
h) 祈祷書[神聖智慧]
i) テレポート･アウェイのロッド
j) 癒しの杖(7回分)
k) スピードの杖(3回分)
l) 穴掘りのオークのつるはし(1d3)(+12,+10)(+7)
m) 34 矢(1d4)(+9,+9)
　こうしてみると、かなり強くなってきたものだと思う。特に、憤怒のトライデントはかなり強力だ。基本ダメージと修正がともに大きい上に、腕力にボーナスがつく。そのおかげで、5回攻撃が可能になっている。
　ところで、私のホームページを他所から見ると、スピードはどうなのだろうか。郊外のプロバイダなのでやはり遅いのだろうか（インターネットマガジンの接続図を見ると、上流との線こそ太いものの、やはりネットワーク的にも外れに位置するようだ）。

■1997/01/20
　会社のPC用のHDを秋葉原へ買いに行った。コストパフォーマンスの点から1.7GB程度のドライブの購入を予定していたが、数軒回ってもIBMのDJAA-31700・QuantumのFBTM-1700ATとも売り切れだった。このクラスのドライブは人気があるのだろうか。結局、アップグレード工房ブレスで、Western DigitalのWDAC-21600を購入した。
　パソコン通信PC-VANのSIG・GMC、フォーラム#4「幸福のDOS/Vゲーム」によると、Diabloが面白そうだ。特に、マルチプレイが燃えるらしい。ある方はDiabloを「ガントレットというゲームを3Dにした感じ」と述べていた。ガントレットはその昔メガドライブで大いに燃えたゲームなので、なかなか楽しめそうだ。F22のプレイを始めてすらいないのにDiabloを買ってしまうかもしれない。
　そういえば、Magic:the Gatheringがついに発売されたとか。しかし、現在のところ手が回りそうにないので、たとえ購入するとしても、もう少し経ってからになるだろう。
　最近、WWWが遅い。ユーザーが増えてきたのだろうか。
　タイトルロゴを変更してみた。今回は前回に比べてモダーンな感じにしてみたが、どうだろうか。評判が気になるところである。

■1997/01/16
　J氏から頼まれていたプログラムがついに完成したので、久しぶりの更新である。
　先日、パソコン工房秋葉原店で、富士通の128MB MOドライブM2511Aを購入した。ジャンク扱いで\9,800と安かったため、会社に置いてデータ交換に使おうと思ったのだ。SCSIケースもあまっていることだし、この値段ならZIPより安い。
　店員の話では、保証は初期不良交換1週間のみだという。また、ジャンパなどの設定もわからないとか。まあ、動かなければ交換できるし、設定はWWWで調べればいいだろうと買ってきた。
　静電気防止用の銀色の袋に収められたそのドライブは、店のショーケースで見たときには大変きれいに見えたのだが……実際に開けてみると、うっすらと埃が積っていてどう見ても中古ドライブだった。ちと残念。
　まあ、ジャンク扱いだから中古なのは許そう。しかし、困ったのはドライブのフロントパネルがないことだ。ドライブ正面の例の白いプラスチックの部分がまったくないのである。ドライブ内部が丸見え……。普通、たとえ内蔵用のドライブでも、フロントパネルは付属していると思うのだが……。
　しかたないので、そのへんにあったMOドライブ（壊れてる）のパネルを流用することにした。パネルの大きさの関係からSCSIケースに入らないので、サーバマシンに内蔵することにする。多少の工作の末、最終的には、まったく違和感なく筐体に収めることができた。遠目に見ると、FDDが2台の昔の98のようだ。
　ジャンパなどの設定も、富士通のページから取得した。
　しかし……せっかく設置したドライブが動かない!　SCSIカードはドライブを認識するのだが、ヘッドのシーク音がまったくしないのだ。DELLの電源が150Wとほえほえなので、容量が足りないのかとも思ったが、他のデバイスはまったく問題なく動いている。いろいろ調べたところ……M2511Aの基板上のコネクタが、1個所外れていた。どうやら、ドライブの設置中に外れてしまったらしい。トホホ……。そのコネクタを付けたところ、まったく問題なく動いた。
　しかし、このパソコン工房という店は、倒産したICMの製品やジャンクのHDなど、謎の多い物品を扱う店である。バルクのMach64ビデオカード（2MB）が\8,800というのには、ちと惹かれる。
　最近、プロバイダに接続した直後、「サーバから切断されました」というメッセージが表示され、回線が切られるという現象がときどき発生している。今のところ我慢しているが、あまりにも頻発するようならプロバイダに問い合わせメールを出してみるつもりだ。
　今日は、会社の事情から、某ショップでビデオカードを11枚まとめて購入するという得難い体験をした。
　アングバンドは今も続行している。ただ、主に会社の昼休みにプレイしているため、ここに具体的なデータを書けないのだ。現在のレベルは45、最深階は50階である。
　ルーディ・ラッカーの『ハッカーと蟻』を読んでいる。私ようなプログラマ、それもC言語のプログラマには、そこかしこに思わずにやりとするような記述がちりばめられていて面白い。
　ThinkPad 560のTFTモデル（560/FJE）の実売価格がどんどん下がっている。ショップによっては、すでに30万を切っているようだ。この値段なら、間違いなくTFTにしたのに……。
　TOEICの結果が返ってきた。なんと625点も取れた。これで私も国際人（ウソ）。これもPCゲームと海外出張のおかげだろう。

■1997/01/05
　あけましておめでとうございます。本年も当ホームページをよろしくお願いいたします。
　ここのところ、プログラムを作成しているのでホームページの更新が滞っている。そのプログラムは、PC-VANのSIG・GMCのJ氏から頼まれたものだ。簡単に作れると思ったのだが、作り始めてみると意外に考えなくてはならないことが多く、苦戦している。
　昨年末のことだが、メインマシンに赤外線通信モジュールを付けた。メインマシンとThinkPad 560間で簡単に通信できるので大変便利である。しかし、うまく動作するまでにはかなり苦労した。このあたりの顛末は、そのうちにPCよもやま話のページに書きたいと思う。

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