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PC/HP日記 96年12月分

■1996/12/26
 PRONOTE miniを会社の同僚へ引き渡した。これで10ヶ月使ったPRONOTE miniともお別れかと思うと、若干感慨深いものがある……。昨日は、OAクリーナーで筐体全体をきれいに磨き上げてやった。
 秋葉原へ行った。F22 Lightning2を買ってきた。前から買おうと思っていたのだが、Sawada氏のページで、Side Winder 3D Proではうまく動作しないとのレポートがあったので、躊躇していたのだ。このたび、SW3DPでも無事動作することが確認されたので購入してきた(Sawada氏の環境ではビデオカードに問題があったとか)。週末にインストールしてみるつもり。
 また、33.6kbpsのモデムカードを買ってきた。TDKのDF3314BZだ。安価な上にNetscape Navigator 3.0が付属しているのが、この製品を選ぶ決め手となった。同社は省電力版の33.6kbpsモデムカードも発売しているのだが、そちらは若干高額な上にNN3が付属しない。バッテリを気にするような状態での通信は、ほとんど行なわないと思うので、実質的に問題はないだろう。
 Mystique、問題なく使用している。しかし、ビデオカードを変えてからというもの、SB16のPCM再生中に、画面を大きく書きかえる作業(ウィンドウをドラッグする、ウインドウをスクロールするなど)を行なうと画面の書き換えに合わせてPCMの再生がぶちぶちと途切れるという現象が発生している。実害はほとんどないものの、少し気になる。PCIバスマスタのせいだろうか……。また、Mystiqueのベンチマークを行なおうと思ってWinTachを立ち上げるが、Drawテストの途中でハングアップ。う〜む、何が原因なのだろう。DOSの3dbenchは問題なく動作。PWT64Vと同じ200だった。
 それにしても、すっかりMystiqueのきっちりかっちりの画像に慣れてしまった。これが当たり前という感じだ。ここでPWT64Vに戻したりすると、画質が悪いと不満に思うのだろう。まったく人間とは贅沢なものだ。

■1996/12/24
 サブノートパソコンを購入した。結局、当初予定通りThinkPad 560/5JAを選択。ここ数日は、セットアップ作業を行なっていた。詳しくは、ノートパソコン購入記を参照してほしい。
 I-OデータのViRGE VXカードがついに発売された。先週金曜日、TWO-TOPで\31,800であった。今日、A-Masterでも\32,800で見かけた。……う〜む、ニッシンパルの店員の言葉に反して、結構早かったな。しかし、Mystiqueを購入してしまったので、すでに未練はない(……と思う)。1600*1200でNiFF表示が可能だというが、よほど高級なディスプレイでないと、こんなモードでの表示は無理だと思う。

■1996/12/16
 ついにビデオカードを買った。MatroxのMystique(輸入版、4MB)である。コンピュータボックスで\25,800だった。
 さっそくインストールしてみた。ドライバの導入などは若干てこずったものの、特にトラブルなく終了。問題なく動いている。1280*1024はやや字が小さすぎるので、1152*864で使用している。この解像度だと32bitカラーも可能だが、若干の問題があるので24bitで使っている。32bitでは、画面のプロパティシートのうち、「背景」と「デザイン」がうまく動かない(プレビュー画面が表示されない)し、動作も遅いのだ。
 一番肝心な画質であるが、今まで使っていたPower Window T64Vとは明らかに異なる。「くっきりはっきり」という言葉がまさにぴったり。あまりにもくっきりしすぎていて、かえって目に悪いんじゃないかと思うほどである。さすがMatrox
 ただ、2Dでの描画速度は思ったほど速くはない。1152*864・24bitカラーのモードだと、今まで使っていたT64Vの1152*864・16bitよりあきらかに遅い。24bitだからしかたないのかとも思うが……ちと拍子抜けである。今後、16bitなどでも調査してみたい。
 3Dアクセラレーションについても、時間ができたら対応ゲームをインストールして試してみようと思っている。
 しかし、ますます9821Xa9内蔵のアクセラレータ、TGUi9680の画質が寂しい。
 今まで使っていたT64Vは、サーバマシンに移動した。こちらでも特に問題なく動作。オンボードのVision 864に比べると、やはりT64Vのほうが格段にきれいであった。

■1996/12/13
 メインマシンの調子がまたもおかしい。電源投入直後の起動時に、途中でハングアップしたり、例のVGA青画面に例外06や0Eを出して止まったりしてしまうのだ。一度起動してしまえば、順調に動作する。特に怪しげな改造を行っているわけでもないので、原因はまったく不明である。とりあえずワークのHDを外すか、メモリを70nsの設定にして試してみようと思う。私の勘は、ビデオカードがおかしいと告げているのだが、きっと気のせいだろう。設定変更後しばらく正常に動くの法則はやはり成り立つのだろうか……。
 ビデオカード、まだ悩んでいる。考えてみると、絵描きでもない上にディスプレイが17インチなので、1280*1024フルカラーを常用するとは思えない。ViRGE搭載のGA-PG3D4でいいかもしれないと思い始めた。なんといっても値段が安いし。ただ、このカードで気になるのはRAMDACが内蔵・135MHzであること。もしも高解像度で文字がにじんだり、ゴーストが出たりするようだと、かなり嫌である。使用中の方がいれば使用感を教えていただけるとありがたい(__)。現在のPower Window T64Vは、135MHzながら十分満足できる画質なのだが……。Mystiqueなら170MHzなので、この点、問題はないだろう。
 また、GA-PG3DシリーズはTVチューナー・キャプチャーボードを組み合わせて使えるのが面白い。320*240、30fpsで取り込みが可能だそうだ。1万数千円の追加投資でこの機能はなかなか魅力的だ。……やはりGA-PG3DVX4を待つのが正解か?
 アングバンド、プレイ続行中。現在の到達階は35階で、レベルは36。クォータースタッフ『ナル=イ=バギル』を発見した。ついに2回攻撃が可能となったのがうれしい。

■1996/12/11
 先日ここに書いた、M社のビデオカードを買った先輩だが、結局C社のドライバからM社のドライバに戻したらしい。C社のドライバだと安定動作はするが、画質が悪くなる(画面がぼやけた感じになる)とか。やはり専用のドライバでないとうまく動かないらしい(当たり前といえば当たり前である)。ちなみに、彼は新ビデオカード購入以前にはATIのGraphics Xpressionを使っていたそうだが、それに比べると、M社独自のドライバを使ってさえ、ViRGEのほうが格段に画質が劣るとか。
 Think Pad 560/5JAの購入を検討しているが、周りからDSTNよりTFTがいいのではないかという指摘を受ける。秋葉原の店頭で見てみると、たしかにTFTのほうが格段にシャープである。Think PadのDSTNは現在使用中のminiよりは見やすいものの、TFTに比べるとどうしてもコントラストに乏しい。
 しかし、実売価格を調べてみると次のような違いがある。

型番液晶実売価格
Think Pad 560/5JADSTN\20万弱
Think Pad 560/FJETFT\36万強
実売価格は、私が足で調べたもの。

 もちろん、液晶以外にもCPUやHD容量で違いがあるのだが、さすがにこのくらい差があると、多少(かなり?)画質が悪くてもDSTNでいいやって気になるのである。

■1996/12/10
 退社後だと行けないので、無理をして昼休みに秋葉原へ行ってみた。9日に入手した某店のチラシに、I-OデータのViRGE VX搭載ビデオカードGA-PG3DVX4が\30,800と書かれていたので、買いに行ったのである。12月中旬発売予定なのにもう出てるのか、とその店を訪れる。店内で探すが……どこにも置いてない。店員に聞くと、まだ入ってないとか……ひゅ〜。いつごろ入荷するのか聞いてみると、速くても12月末、ひょっとしたら来年になるかもとのこと。だったらチラシに書かないでほしいぞ>ニッシンパル。ということで、私の心はMystiqueの方向に傾いている。
 10日の秋葉原を歩いて、Windows95のフィーバーに比べると、NT4.0はずいぶん控えめという印象を受けた(まあ当然か)。しかし、随所で眼鏡をかけてスーツを着た招き猫の看板(「NTで会社が変わる」と書かれている)を目にした。企業のクライアントマシンNT化計画が密かに進行中らしい。値段については、自分の興味があるWorkstation版しかチェックしなかったのだが、LaOX、T-ZONE、ソフマップの3店では横並びの\34,400だった。

■1996/12/09
 秋葉原へ行った。各量販店では明日の発売日を控え、空きパッケージを並べてWindowsNT4.0の宣伝を行なっていた。フライング発売をしてるのかと、空きパッケージを思わず手に取ってしまった。
 特に、LaOXザコン館では、正面入口の上および左右にNT看板を取り付けたり(「あと1日」と大きく書かれていた)、店内の随所でプロモーションビデオを流したり、かなりの力の入れようであった。3階の一角では女性コンパニオンがNT4.0の機能説明を行なっており、あたりにはかなりの人だかりがしていた。なんでも、ザコン館で買うと、マイクロソフト特製テレホンカードが付いてくるなどの特典があるとか。また、ソフマップでもまた特典つき予約キャンペーンを行なっていた。NT4.0、売れそうである
 ちなみに私自身は、仕事の都合で明日は秋葉原に行けそうもないのであった……。
 T-ZONEミナミで、AGE of SAILSという帆船砲撃戦リアルタイムシミュレーションゲームをみかけた。また、アバロンヒルのIron ships and Iron men(だったかな?)もあった。帆船好きな私としては両方ともかなり欲しかったが、とりあえず大航海時代3で我慢
 そのかわりと言っては何だが、MS-IME97を買ってきた。WXGがバグバグ(1.1になって、ほぼ改善されたが)かつ変換効率もいまいちでストレスが溜まっていたところに、\2,850(実売)という安さ。衝動買いである。そのうちインストールしてみる予定。
 大航海時代3、今までのキャラクタを一時中断し、武力重視なキャラクタで試しにプレイしてみた。序盤こそ学術系スキルの不足で冒険のネタが見つからず、進めるのに苦労したものの、それを乗り切ると面白い。反乱を起こす乗組員を力でねじ伏せつつ、アフリカ南端からの死の航海を乗り切ったり(乗組員生還率20%……)、酒場でくつろぐクリストバル・コロンに一騎討ちを挑んだり……いかにも冒険という感じである。すでに、最初のキャラクタよりもはるかに高い名声を得ているので、このまま続ける予定。
 ただ、今度のキャラクタは適当に作ったので、顔が恐い。あるイベントで自分自身が台詞を言うシーンがあるのだが、「俺ってこんな顔だったっけ?」と愕然としたのであった……。
 アングバンド、プレイ続行中。『ハラデッケト』『ギレッター』そして『つらぬき丸』を入手。しかし、すべて部屋の飾りである……。

■1996/12/06
 秋葉原へ行った。3Dビデオカードだが、MystiqueとStealth 3D 3000はともに売れているようだ。A-MasterではMystiqueが売り切れ、TWO-TOPではStealth 3D 3000が売り切れだった。I-Oの新ビデオカードが並んでいることを期待したのだが、さすがにまだ発売されていないらしい。また、アンコウパソコンタワー(たぶん)で、今日発売のNEC PC 3DEngineを発見した。値段は\27,800(だったと思う)。
 また、PC WAVE 1月号をフライング購入した。
 ところで、1ヶ月ほど前、会社の先輩がM社のViRGE搭載ビデオカードを買った(私はI-Oのを薦めたのだが……)。彼がいうには、ビデオカードを変えてからというもの、ビデオ再生がコマ落ちしたりマウスカーソルが突然消えたりと、システム全体が不安定なのだそうだ。私も相談を受けたのだが、ドライバのバグか相性のせいだろうとしか答えられなかった。ちなみに、M社のホームページにはドライバはまったくアップロードされていない。
 購入以来ずっと困っていた彼だが、先日、試しにC社のViRGEカード用ドライバを入れてみたら、途端に動作が安定したそうだ。ビデオ再生も圧倒的にスムーズになったとか。
 M社はビデオカードのドライバの不安定さには定評があるので、さもありなん、とうなずけてしまうところが悲しい……(苦笑)。ちなみに、私も現在ビデオカード購入を検討しているが、M社のカードはまったく考えていない。カタログスペックがいかに優れていても、きちんと動作しなくてはどうしようもない。M社には猛省を促したいところである。
 しかし、同じチップを使っているとはいえ、他社のドライバで動いてしまうとは驚きである。なお、他社のドライバを入れるのはもちろん違法なのだが……。
 アングバンド、ブロードソード『オルクリスト』を発見した。ただ、プリーストなので、やっぱり部屋の飾りと化した……。
 HD交換後のメインマシンは極めて順調である。電源を入れれば必ず立ち上がるってのは嬉しいものである。
 暇を見て、大航海時代3のページを開設したいと思っている。

■1996/12/03
 HPの名前を決めた。自分のハンドル名からの連想で、「コンフリクトしてるんだからリソースが足りないんだろう」という理由からこの名にした。そのうち、また変えるかもしれない……。
 ビデオカード購入を検討しているが、I-OデータVirge VX搭載ビデオカード GA-PG3DVX/PCIを12月中旬から順次発売するとか。1280*1024でフルカラーNiFFも出るらしい。う〜ん、Mystiqueにしようかと思っていたのに、また選択肢が増えてしまった。
 そういえば、I-OデータメルコがともにPower VR搭載カードを出すようだ。価格面では3Dアクセラレータはかなり安価なので(I-Oのものは\18,000とか)、現在それなりに高速なカードを持っているなら実は良い選択なのかもしれない。
 大航海時代3、苦労の末、テラコッタ像を発見した。
 テラコッタ像をアルジェで売っているという情報を得て、はるばる買ってきたのだが、スポンサーに報告したところ、これがニセモノ投獄されてしまったのでロードする。さらに調査し、イフェという街に行けばいいらしいということがわかった。しかし、その港が見つからない……丹念にアフリカ沿岸を航海していたところ、サン=ジョルジュの東でやっと見つけた。現在のところ、新しい港はごく近くまで行かないと発見できないのだ。前作同様、望遠鏡などのアイテムがあると見つけやすくなるのだろう。

■1996/12/01
 ついに大航海時代3が発売された。前作に、はまったので、発売日当日の11/29、メッセサンオーにて\6,680で購入した。まずは、探検家でプレイ開始。始めのうちは何をやったらいいのかわからなかったが、昨日、今日とプレイしているうちに、やっと慣れてきた。
 探検家のプレイは、基本的に

  1. 図書館で冒険のネタを得る
  2. その話をスポンサーにプレゼン PowerPointを使え!ウソ
  3. 遺跡を探す
  4. 発見
  5. スポンサーに報告
 という流れで進むらしい。現在はテラコッタを探しているが、なかなか見つからない……。
 前作と違って、今回はあらかじめ設定されたシナリオはないようだが、時折起きるイベント――たとえば、ある街がトルコに占領された、新しく港が開設されたなど――が歴史の流れを感じさせる。プレイヤーの行動によっては、その歴史が変わっていくのかもしれない。「歴史を作ってるんだ」という感覚が本当に味わえるのなら、とんでもない傑作かもしれない。ただ、あまりにも茫洋としすぎていて、途中で飽きてしまう可能性はあるが……。
 不満な点は、海洋上で敵艦隊の姿が見えないこと。帆走していると突然「海賊です」のメッセージが出るのだ。「海賊っポイのでとりあえず避けておこうっと」という技が使えなくなっている。ちなみに、海賊以外の艦隊も1、2度しかみかけたことがない。ひょっとして、何かアイテムを入手すれば見えるようになるのかもしれない。
 インストール時には若干の問題があった。大航海時代3はDirect Drawを要求するのだが、Direct Drawに対応しているはずのPower Window T64Vのドライバが、パッケージ付属のドライバ(Trio 32/64用)に置き換えられてしまったのだ(Direct Xの一部DLLなどは、パッケージ付属のものの方が新しいため)。再度T64Vのドライバを導入することで解決した(ようだ)。それにしても、カノープスにはさっさとDirce 3D対応のドライバを発表して欲しいところ。
 なお、今のところハングしたのは1回だけ。わりと安定しているかもしれない。
 もしプレイを続行するようなら、大航海時代3のページを作ろうと思っている。
 先月末、ロンドンに行った経験を生かすべく(笑)TOEICを受験した。250点取れれれば上出来だろうと思って参加したが、意外に簡単だった。400点くらいは取れたかも知れない(ちなみに、1000点満点である(苦笑))。
 HD交換後のメインマシン、今度こそ順調に稼働しているようだ。
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