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今日記

2003年5月の日記

本文

2003年5月1日(木)

 コミックブレイドをいつものように巻末から読んでみたら、そこにあるべきスケッチブックがない。もしや休載かと小さな胸を痛めながら目次に目を移したところ、そこにあるのは「単行本化記念でセンターカラーッス」の文字が。わーい。この方のカラーは淡い感じでよいですな。

 レヴォで買った本読んでます。元長月姫は相変わらずものすごい角度に飛んでってます。下巻も楽しみ。まこみし文庫なのですが、私は文庫本はいついかなるときでもあとがきから読む人なのであとがきから読むのですが、私のあとがきが妙にハイテンションでなんというか、こう、ごめんなさい。あと挿絵を書いてくださった天野さんのあとがきを読んで、またもやごめんなさい。あわわわ。

 いばらの王一巻。連載時ビームが見つからなくて読めなかった辺りが収録されていてなんだか得した気分。まとめて読んでもバイオハザードキューブな感じで面白いです。カプコンさんゲーム化しませんか?

 SNOWのサントラ延々かけてます。やっぱSNOWはええのう。だからみなさんやりましょうよ。芽依子様ですよ。

コミックレヴォリューション33

 つことで行ってまいりました。Cレヴォ33。考えてみればコミケ以外の同人誌即売会に行くのははじめてです。そしてその後に控えているオフ会もはじめてです。なんだか緊張してきました。はたして無事生還できるのでしょうか。

 ちなみにその前の日が暑かったのでバリカンで髪を刈っていたのですが、なんか山から下りてきた修行僧みたいになってました。

 で、行きはコミケの時と同じルートを使ってみたのですが、コミケの時はバスが増量していたようで、今回はそんなこともなくて、バス停でしばし待つことになったりしてました。こんな罠があろうとは。ともあれ会場に無事到着。バスから降りると妙に人数が少なく、ひょっとしてあまり人来てないのかのう、と思いながら階段上がって入場列を探してみればそこには人。人。人。これが即売会ってもんだねブラザー。ともあれ最後尾までてこてこ歩く。ついたのが11時ちょいで、入れたのは三十分後ぐらいだったかな。ちょっち記憶が微妙。でビッグサイトの壊れやすいエスカレーターをそっと下っていたりしたわけですが、そこで注意を訴えかけるねーちゃんがものすごいやさぐれていて、ああ強く生きてくださいという感じでした。疲れるんだろうなあ。

 カタログ購入して場内へ。とりあえずわりと近めってことで元長月姫をゲット。元長さんはきさくなあんちゃんでした。そしてその後、今回のメインターゲットであるせいるさんのところへ。こうして参加サークルのひとに話しかけるのはこれが二回目です。ちなみに一回目は倉田英之でありました。ともあれ緊張してきました。思わず近場をうろうろする私です。ただの不審人物です。こんなときは手に人と言う字を三回書いて飲みたいところですが、こんな人ごみの中でそんなことしていたらますます変な人です。しかしそうしていても仕方ないので覚悟を決めて御挨拶に向かいました。なんかかなりどもりまくっていたような気がしますが、ともあれコンタクトに成功。まこみし文庫も入手しではまたとその場を離れたりしてました。その切はどうも変なヤツで申し訳ありませぬ。

 そのあとは普通にうろうろしながら本買ったりとか。今回はあんまり大手に並んだりするつもりもなかったので、適当に知らないサークルさんを見て回って新規開拓。気がつけばかなりの量がマリみて本です。これが時代というものか。

 ある程度買ったあと、TYPE-MOONを覗いてみましたら、まだ月箱が残ってるようだったのでせっかくだからと並んでみることに。最後尾どこじゃい。ちょいと手間取りながらも最後尾を発見し並び方はじめ。にしてもすごい人だなあ。途中で列整理の方に「そろそろ無くなるかも知れないッス」と告げられ、こりゃあピンチじゃのう自分の目の前で無くなったらそれはそれでネタになるのう、と思っていたのですが、思ったとおりぴったり目の前でなくなりました。列にすると二列差。四人列なので八人負けです。最後尾探すの手間取ってなかったら買えてたぞコレ。まあそれもまた思い出なのでグッドラックと心の中で告げその場を去りました。もう疲れてましたし。

 にしても風がすげかった。色んなものが飛んでました。

 で、とりあえずオフ会までの時間を秋葉原で潰してみることに。SNOWのサントラとかいばらの王一巻とかを買って、で頃合を見計らってせいるさんに連絡し、水道橋に移動。ちょいとそこらでごたつきましたが、無事合流し色々あって打ち上げを行うお店に。みなさまがお話に盛りあがっている間、私はなんかひたすら食っていたような気がします。人見知りですみませぬ。それでもバーコードのヒミツとかMoon.のおまけRPGとかせいるさんの中の人は名雪だとかえらいひとだとかぱんつコールだとか軍歌だとかとなりの部屋の人がものすげー元気よかったとか昆布がロストしたとか様々な出来事がありました。みなさまパワフルや。

 そんで、しばらくたって時間となったので解散という運びに。みなさまお疲れ様でした。はじめましての方々今後ともよろしくお願いします。さあ次は夏だ。

2003年5月2日(金)

 ちょいと一人称でKanonのSSを書いてみようと思ったのですが、書けねえ。ううむ祐一くんの思考ってどんな感じだったですか。そう言えば最近は三人称ばかり書いてるような気が微かにするので一人称の書き方を忘れてるような新しい予感がします。いけません。せっかくだから練習しときましょう。Kanonでファンタジー書きたいなあ。CRPGライクなやつ。

 あと月姫SSを書いてみようと設定をちょろちょろWebとかで調べてみたのですが、いつのまに出たのか知らない設定があってかなり困惑ぎみ。難易度たけー。

 というわけでCRPGライクKanonに挑戦してみたのですが、まだ1kちょいしか書いてないのに「いやこれオリジナルでええやん」状態に。くそうこれも難易度たけえ。負けるもんか。

 5kぐらい。なんかキャラの名前をKanonにするとものすごい悪いことをしているような気分になるのですが。どうすればいいんだ。

 本屋行ってピュアガの元長コラム読んできました。確かにパラグラフからセンテンスに焦点をずらせば量は増えるっぽい。

2003年5月4日(日)

 いかに暴れた分だけ強く優しくなれるとはいえ今日のは暴れすぎだと思う。しかし暴れん坊将軍のテーマが流れた時点で爆笑してしまったので私の負け。

 フルハシ御大による仮面ライダーファイズ人間関係図(2003年5月4日の日記)。なにやってんですか御大。ともあれ判りやすいっすな。にしても、こうして改めてみると、ライダー側には本当にいやな人しかいないなあ。

 そう言えばおねこんぺの採点&感想の締め切りって明日一杯でしたか。しまったまだ感想書いてない。また前回見たく一言二言だけになっちまうかも。そして採点が締め切られるということは某所とか某所とかで名指し批評が解禁されると言う訳で。……ええい、吊りません、吊るものですか、それがSS書きの理ですものっ。

 やっぱり錯乱中。せいるさんとこの吊りチャットがちょっと気になったり。でもIRCってどうやるんでしたっけか。ちょいと調べてみよ。

 マジックオンライン、ここんとこ負けとおしだったのでややしょんぼりしつつもOOLドラフト。卓に入ると対面が1700オーバー。両隣が1800オーバー。「ボクもうおうちにかえゆーっ」と幼児退行してしまいそうになるも、とりあえず初手《陽光の突風/Solar Blast(ONS)》から入る。すると上が黒いのか二手目《狙いすましたなだれ/Pinpoint Avalanche(ONS)》、三手目《溶岩使いの技/Lavamancer's Skill(ONS)》と来たので赤青決定。かなり遅い手順で《霧衣の壁/Mistform Wall(ONS)》も取れてしあわせ。二手目でも《ショック/Shock(ONS)》とか2枚目のスキルとなだれが取れたり《理由なき暴力/Gratuitous Violence(ONS)》とかも手に入ってよくわからん赤青に。これは事故らなきゃ勝てるっしょ。

 一戦目、相手白黒。いきなり事故る。手札になだれと暴力があるのに、山1枚でとまりその後延々島島島。いじめかよぅ。なだれが2枚あるのに相手の《疾風衣の侵略者/Gustcloak Harrier(ONS)》が除去できずに負け。半分泣きながら二戦目に望む。壁が二体ならんだのでこれで地上を止めながら《エイヴンの賢人/Sage Aven(ONS)》でちくちく削っていく。相手は土地ばっか引いてるっぽく暴力も追加して2点ずつ削るも、相手に8マナそろって《星明かりの発動者/Starlight Invoker(LGN)》が回り始める。ちょっと回復されるもスキルを引いたので壁にはっつけ、ウィザードにして2点×2で発動者を殺し、上昇するエイヴンに繋げて、相手の侵略者をどかしたり除去ったりして殴り勝ち。三本目、相手2ターン目の《カタパルト兵団/Catapult Squad(ONS)》をショックしたら相手の土地が止まる。その間にエイヴンでごりごり。こっちの《慧眼のエイヴン/Keeneye Aven(LGN)》を相手が飛行2/2二体でブロックしたところに片方を陽光してみたり、《死の脈動/Death Pulse(ONS)》を《意志を曲げる者/Willbender(LGN)》したりして殴り勝ち。

 二戦目、なんか緑単っぽい。1本目、こっちが2ターン目《激浪の生物学者/Riptide Biologist(ONS)》3ターン目スキル、とつないだら相手が泣きそうに。そりゃそうやなあ。で、出てくるクリーチャーを焼きまくり、エイヴンで空とんで勝ち。二本目、相手が2ターン目《誘うワーム/Tempting Wurm(ONS)》を出してくる。こっちは手札にあった生物学者と《ひねくれた研究者/Warped Researcher(LGN)》を出して、返しで生物学者にスキルをはっつけるも《帰化/Naturalize(ONS)》され、複数ブロックでワームを殺したり《霧衣のウミツバメ/Mistform Seaswift(LGN)》出してみたりするも、ワームに二回ほど殴られたのが効いて、止めに《針撃ちゴルナ/Needleshot Gourna(LGN)》出されて負け。三本目、相手またも2ターン目にワーム。ええかげんにしなさい。しかし今度は手札に慧眼だったり上昇したりするエイヴンが居たので、ダメージレースに持ち込むことに。運良くドローが壁→スキルだったので相手の細かいのはすべて焼き、《締めつける綱/Choking Tethers(ONS)》でタップさせて殴って勝ち。

 ところでワームでクリーチャーとスキルを出すことを選んだ場合エンチャントできるんやろうか。

 さておき三戦目は赤緑。なんか最初に見た1800オーバーの人ではなかったり。辛い戦いを勝ち残ってきたのであろうなあ。ともあれ一本目、相手の変異をショックで焼き、こっちの変異。《火花鍛冶/Sparksmith(ONS)》にちょいとどきどきしながら殴り、相手の出した変異とこっちの変異とで相打ってスミスをなだれして場をまっさらに。相手が《乱打する岩角獣/Battering Craghorn(ONS)》と変異、こっちが変異二体とならべて、岩角獣をスルーしつつ変異の片割れのウミツバメをひっくり返し、スキルはっつけてウィザードにして変異を除去。このウミツバメは相手の岩角獣+《猛士の襲撃/Commando Raid(ONS)》で除去されたものの、変異をひっくり返して上昇するエイヴンにし、引いた壁を置いてがっちり。慧眼のエイヴンを戦線に追加して、変異生物学者で相手を騙して岩角獣を殺し、飛行が殴っていって勝ち。二戦目、相手先手の変異合戦、相手の変異が《スカークの匪賊/Skirk Marauder(LGN)》だったせいでこっちの変異エイヴンが焼かれ、次に出した賢人は匪賊+《原初の支援/Primal Boost(ONS)》で殺され、相手の場にはスミス。嫌な展開ですが5マナあったので変異で意志曲げを出し、相手が引っかかってくれたので裏返り、スミス焼き。相手が《ゴブリンのうすのろ/Goblin Goon(LGN)》とつなげてきましたが、意志曲げにスキルつけて匪賊をやき、上昇するエイヴンを追加してうすのろを無効化してやり、暴力につなげて、お互いにクリーチャーを出し合うもスキルでアドバンテージをかせげるこっちが優位。そうこうしているうちに飛行がライフを削りきって勝ち。

 暴力+スキルはマジに鬼でした。毎ターン4点飛ぶんですもん。あと意志曲げは大活躍。

2003年5月5日(月)

 テーブルさんち行って双恋会議したりソウルキャリバー2したりスティーブンキングのIT見てピエロこえーとか言ってました。んでやっと帰ってきました。さすがに眠いのでもう寝ようかと思うのですが、その前に名指し批評が解禁されたおねSSこんぺの評判とかを読んでみます。

 読んでみました。あーうーあーうー。

 ちなみに私のトップ3としては、師匠認定の2、勝てない認定の30,52でありました。さてどうなるかにゃー?

2003年5月6日(火)

 そして、魔吊りのとき迫る。

 そんな心を静めるためにマジックオンラインやったんですが、初戦の相手のデッキが《貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth(ONS)》《残忍な先祖返り/Feral Throwback(LGN)》入りの赤緑ビースト。なんとか《砂の皮膚/Sandskin(ONS)》とかで頑張ったんですが相手の場に砂の皮膚つきベイロスと《鎚鉾尾のヒストロドン/Macetail Hystrodon(LGN)》二体に《エルフの騎手/Elven Riders(ONS)》、こっちが+1/+1が2個乗った《エイヴンの戦鷹/Aven Warhawk (LGN)》と《魂を見つめるエイヴン/Aven Soulgazer(ONS)》。それまで二体の飛行アタッカーで殴ってたんですがライフがやばくなるたびに相手はビーストをサクって安全域に。でもまあ、相手も飛行が止まらないしこっちのライフは余裕があるのでチャンプブロッカーを出しつづけられればなんとか勝てるかな、ってところで4連続ドローランド。そりゃ負けるっちゅうねん。レアなんて嫌いだー。だからわしのところへこい。

 別人と他人まちがえたーっ。どんなミスやーっ! あと私煙草すったことないのであの辺の描写は聞きかじりですー。パパンに聞いたらそう応えたのですものー。

 つことで私の作品はNo39「フリップフロップ」でした。なんか変なの書いてしまいました。ちょっとテンパってます。はわわ。

2003年5月7日(水)

 感想への個別レス書いてました。なんかこう「判りづらくてごめんなさい」ばっかり言ってた気がします。いやもうほんとにごめんなさい。ともあれ色々ためになりました。これからも精進を続けたいと思います。あと別人と他人を間違えないようにします。

 で、発表前〜発表後にかけてせいるさんところの吊りチャットに参加しておりました。IRCは使うのがはじめてだったので思考錯誤しながらでしたが、楽しかったデス。私のが39だってのは完全に意表をつけたようでニヤリ。あとこれログどうやってみるんでしょ? ひょっとして保存しとかなきゃいけなかったんでしょうか。

2003年5月7日(水)

 IT後半。部屋のテレビは色々あってNHKが見づらく途中からしかも白黒だったのですが、面白かったです。ホラーだけじゃなくてアメリカンノスタルジーなのですな。しかしピエロは正体明かすよりもピエロのまんまの方が明らかにおっかねえでした。

 感想への個別レス書いてました。なんかこう「判りづらくてごめんなさい」ばっかり言ってた気がします。いやもうほんとにごめんなさい。ともあれ色々ためになりました。これからも精進を続けたいと思います。あと別人と他人を間違えないようにします。

 で、発表前〜発表後にかけてせいるさんところの吊りチャットに参加しておりました。IRCは使うのがはじめてだったので思考錯誤しながらでしたが、楽しかったデス。私のが39だってのは完全に意表をつけたようでニヤリ。あとこれログどうやってみるんでしょ? ひょっとして保存しとかなきゃいけなかったんでしょうか。

 せいるさんから自動保存の方法を教えてもらいました。ばっちり。

 で今も吊りチャット中。でもあんまり吊ってなくて、むしろぱん……ゲフンゲフン、いえ、なんでもないです。

2003年5月8日(木)

 フリップフロップについてとか書いてみました。つまり蛇足なんですが、まあなに考えて書いてたのかそういう類です。よろしかったらどぞ。

 ブーブーに乗ってそろそろスケブの一巻早売りしてへんやろかと探しまわったのですがNO発見。仕方なく帰っていたらエンジンから煙が。休み休みしながらなんとか帰れたのですが、えらいこわかったです。

 それはそれとして笑わない数学者買ってきました。ミステリをたくさん読んで叙述トリックを身につけるのじゃよー。

2003年5月10日(土)

 スケッチブック一巻ゲトー。コミックブレイドで連載されとる田舎美術部ほのぼのボケっぱなし漫画です。企画自体はやっぱりあずまんが大王の後追い系なんですが、いや、なんか大好きなんですよ。このボケてそのまま放り投げるような感覚が。なんか刷った数が少ないような気がせんでもないので見かけたらチェキですチェキ。

 ここんとこ連日チャットしてます。ノリとしては後夜祭。てんで眠いですイエイ。ときどき意識がぼんやりとしてきたりしますが、色々と楽しい話をしたような気がします。ぱんつとか。Ever17普及委員会とか。ドクターペッパーを巡って抗争状態に陥ったりとか。もうわやや。

2003年5月13日(火)

 ぷちぷりユーシィ3話から5話。やっぱりパパンが萌えですな。あとグレンダ。

 月曜はテーブルさんちに行ってソウルキャリバー2やったりヒミツの企画会議とかやってました。しかしみんな眠くテンションも低くその意味では一触即発もありました。

 まこみし文庫秋用のお話考えてます。今回は美汐さんの話にするつもりー。いかにして美汐さんのぱんつを出すか、それが問題だ。

 いや我々はぱんつ大臣ちがう。

ミツバチ対スズメバチ ジョジョ風

 穏やかな森林の中……しかし、その平穏を破る一匹の虫が、不気味な羽音と共に舞い降りる! 黄色と黒の警戒色! ヤツこそが昆虫界のハンター、「スズメバチ」だッ!
 そのスズメバチが今、一つの「巣」に目をつけた……同じ「ハチ」ではあるが、はるかにちっぽけな「ミツバチ」の巣だッ。

「ミツバチの巣か……フン! 同じ『ハチ』でも、ヤツらはオレたちとはまるで違う、チャチな存在よ! 映画館の安ッぽいポップコーンのように、食い散らかしてくれるわッ」

 スズメバチがミツバチの巣に近づいていく! 一方のミツバチたちは、そんなことを知らないかのようにノン気に飛んでいるッ。そんな様子を見て、スズメバチはほくそえんでいるようだった……しかし!

「ン……貴様、なんのつもりだ? オレの前にいる『ミツバチ』……貴様に言っている……まさか! そのちっぽけな身体で、このオレさまの前に立ちはだかってるつもりじゃああるまいなッ!」
「その『まさか』だぜ、スズメバチ……てめーを、オレたちの『巣』に近づかせるわけにはいかねえッ!」

 毅然と言い放つミツバチ。しかし、スズメバチと比べるとその体格差は歴然ッ! 大人と子供……いや、ライオンと仔猫ほどにも見える。ゆえに、スズメバチは余裕シャクシャクだッ!

「美しい自己犠牲精神と言ったところか……だが愚かしいッ! そんなもの、このスズメバチの前では紙ッ切れのように薄っぺらいものよォーッ!」

 言うなり、スズメバチはその強靭なアゴでミツバチに噛み付くッ。ミツバチの殻はあっけなく破られ、羽や足がもげ、身体全体がひしゃげている。間違いなく「致命傷」だッ!

「ふっ、思ったとおりよ! 所詮、貴様らミツバチなど、オレたちに比べればカスのような存在なのだッ!」
「ああ……確かにな。確かに『一匹』では、オレたちはお前には勝てやしないだろう……だがな!」
「だが? だが、なんだというのだっ? こたえろミツバチィーッ!」
「『ちっぽけ』だから、気がつかなかったのか……? 回りを見てみな……てめーはすでに……。
 『囲まれて』るんだぜッ!」

 ハッ、とスズメバチが辺りを見まわすッ。すると、そこにはいつのまにか無数のミツバチたちが集まっていたッ! 数十、いや数百という数だッ。そのミツバチたちはみな、スズメバチの身体に取り付いているッ!

「きっ、貴様らッ! なんのつもりだ、離れろッ! 離れんかッ! この……虫ケラどもがーッ!」
「『なんのつもりだ』だと? 判らねーのか? オレたちはお前を……『処刑』してるんだぜーッ!」

 新たに集まったミツバチの一匹がそう言う。スズメバチは気付く! ミツバチたちは自分の身体に取り付いているが、針を突き刺してくるわけでもない。だが……異常に『アツ』いッ!
 致死温度! スズメバチが死に至る温度は45〜47℃とされているが、ミツバチのそれは48〜50℃! わずか「3℃」の差ではあるが、それがスズメバチにとっては致命的なものとなりうるッ。ミツバチたちが作り出す「蜂球」の内部の温度は46℃に達する……つまり! それはスズメバチを死に至らしめるのに十分な数字なのだッ!
 ミツバチたちは知識としてこれらのことを知っているわけではない……しかし! 長い間野生の世界で外敵と戦い、培われてきた「本能」が、彼らをその行動に導いているのだッ!

「クソッ、こしゃくなマネをッ! だが、貴様らがちっぽけな存在であることには変わりないッ。片っ端から食い散らかしてくれるわッ!」

 近くにいるミツバチに噛みついていくスズメバチ。だが、ミツバチたちは仲間がやられているのにも関わらず、攻撃動作を止めようとはしないッ。

「グッ、何故だッ、貴様ら、仲間がやられているというのに、何故そんなに平然としていられるッ!」
「それはお前だって同じだろう……『スズメバチ』……オレたち『ハチ』は! 『全体』で『一つ』! たとえ数匹が死んだとしても、『巣』と『女王』を守ることさえできれば! それがオレたちの勝利なのだッ!」
「……クソッ、こいつらマジだ……こいつらの行動には、『覚悟』が込められているッ! 例え自分が死んでしまおうとも、絶対にオレを『殺す』という、『スゴみ』と強い『意思』があるッ!
 わ、判ったッ、出ていく、ここから出ていくッ! もうお前たちの巣には近づかないッ! 仲間たちにも話して、お前らの巣には近づかないように言おう! 約束だッ!」

 スズメバチはそう言うが、ミツバチはまったく取り合わないッ!

「『約束』だと……フン! お前との『約束』など信頼できるか……お前はオレたちをエサだとしか思っていない。『信頼』すべき相手だなどと、これっぽっちも思っちゃいないだろう……別に、そのことはワルいってわけじゃあない……ただ、オレたちも決してお前たちを信頼しないってだけだ!」
「ク、クソッ、このザコどもがーッ! き、貴様らなんぞに、この、スズメバチがーッ」

 スズメバチは叫び、暴れる……だが、ミツバチの蜂球内の温度は上昇しつづけ、やがてスズメバチの致死温度に達し……そして、スズメバチは動かなくなった。スズメバチが動かなくなってから数分経った後、ミツバチたちは離れ、巣へと戻っていく。後には、大きなスズメバチの死体が一つと、複数の小さなミツバチの死体が残される。
 『被害』で言えば、ミツバチの方が圧倒的に多くの命を失っている。だが、彼らは自らの『命』をかけて、自分たちの巣を守ったのだ……。

 そして、仲間たちの死体を後にし、ミツバチたちは何事もなかったかのように、自らの仕事に戻っていく。

 *

 MIPSやんと話してるときに上がった「ミツバチ対スズメバチ ジョジョ風」でありました。ジョジョ風の台詞回しは楽しいっすわ。

2003年5月14日(水)

 マジックオンラインちょいと。白青速攻組んだのですが、一戦目の相手が白黒クレリック、《病みあがりの介護/Convalescent Care(ONS)》、《黄金化/Aurification(ONS)》、《新たな夜明けの印形/Sigil of the New Dawn(ONS)》のレアレアでがっちり。しかも《エイヴンの救い手/Aven Redeemer(LGN)》が二体いやがったりして殴れやしねえ。で結局《陰謀団の執政官/Cabal Archon(ONS)》でクレリックサクリ→夜明けで回収を繰り返されて吸われ負け。くしゅー。

 色々あって積んであった白詰草話をはじめたりしてみました。今んとこ一話まで終わったのですが、とりあえずシステム音萌え。意味もなくセーブしたりメニュー選んだりしてみたり。あと多足兵器。足がわしわし動く機械は萌え。あとFFDつうシステムはなかなか面白いです。スクリプトうつの大変そう。話はほんとにアニメっぽく作ってるですね。まだ顔見せ段階で各キャラの掘り下げはこれからっぽいですが、とりあえずこの設定なら主人公ズと同じ技術で造られた敵側の改造人間きぼー。最強の四人目ですよー。もちろん途中で改心するけど頭になんか埋めこまれててアレですよー。

 で巫女みこナースの歌聞いたのです。明らかに下手だったり中盤のテンポが悪かったりしたりするのですが終盤の巫女みこナースラッシュで勝てる気がしなくなったので私の負けです。負け負け。

2003年5月16日(金)

 ときどき致命的に眠くなりましてそういうときは倒れるように眠るわけなのですがそれでも起動していると頭が極端に回らなかったりあらぬことを口走ったり創作用の思考回路と一般生活用の思考回路が入り混じり行動がよくわからなくなったりしてしまうのです。そういうわけで昨日もそういう状態でありました。すまん。

 Ever17PremiumEditionが届きました。とりあえずやるのは白詰草話とか色々書物とか終わってからになると思われるのですが、とりあえずパッケ絵やっぱりこええ。そして箱を開ければ取説も4枚組CDもひっくり返してみたらパッケの裏もこええ。いっこぐらいつぐみんが顔を上げて口元から血を滴らせているバージョンがないかと戦々恐々ですよ。これがプレミアムかー。

 そんで白詰草話二話三話。えぁはの正体が今明らかに。ともあれガキの子守りゲーとしてよいです。ニャー。ライバルも登場して盛りあがってきた感じ。戦闘シーンもなかなかよいっすな。とりあえず今のところこやつらはマイケルアイアン以上アレクサンダーガーレン以下と見た。でもシコルスキーには負ける気がしない。それはそれとして古本屋のおじいさんには清川元夢きぼー。

 せいるさんとこのおにーきから少女漫画情報舘。ぼくのしらないあいだにしょうじょまんがはえちいことになっているようです。さいきんちゃっとでえすえすかきさんとおはなししてるですがみんなえちいです。よのなかえちいひとでいっぱいです。こわいなあ。

 マジックオンラインでオンスロートレギオンのリーグをはじめてみました。除去は結構あるのですがイマイチ攻め手にかけてもつれると負けます。みゅ〜。ちょいと全勝の方のリプレイを見てみましたら《火花鍛冶/Sparksmith(ONS)》、Foil《火花鍛冶/Sparksmith(ONS)》、《悪辣な精霊シルヴォス/Silvos, Rogue Elemental(ONS)》と展開してました。ぶるじょわじーめ。

2003年5月16日(金)

 SNOWドラマCD化。……判ってるっ……判ってるさっ……この手の関連商品に手を出せば……絞られ……やがて……廃人っ! だが……それでも……それでもっ!

 それそれとしてキャストどうなるんでしょ。芽依子さまが誰なのか、それがいちばんの問題だ。

 白詰草話四話。ガールズに寝顔が可愛い呼ばわりされるメガネせんせーは萌えである。にゃふ。それはそれとして大人連中は自分酔いが激しいのう。いいぞ、もっとやれ。

 マジックオンライン。初手《腐れ肺の再生術師/Rotlung Reanimator(ONS)》から白黒クレリックっぽく。周りに白黒やってる人が少ないようで、よいカードがざくざく来る。で《戦場の衛生兵/Battlefield Medic(ONS)》と《皮を剥ぐ者/Skinthinner(LGN)》が二体ずつに《蔓延/Infest(ONS)》とか《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ONS)》とかも入った白黒に。飛行もそこそこ取れててよい感じ。で、相手は赤青、赤青、赤緑。二戦目に除去がない状態でウィザードにスキルがくっついてかなりこわかった以外は割りと安定して勝てました。

 で調子にのって賞品のパックで二回目。初手に《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》があったんでレア取り。しかしふと「青黒やれば使えるじゃん」と思い立ちその方向に。幸い青のピックがぬるめのようで《締めつける綱/Choking Tethers(ONS)》とか《霧衣の夢幻/Mistform Dreamer(ONS)》とかかなり遅い手番で取れたり、霧衣シリーズがたくさんあるので《風土病/Endemic Plague(ONS)》とってみたり。結局つかわんかったのですが。一戦目と二戦目は白黒で、《墓所スリヴァー/Crypt Sliver(LGN)》+霧衣シリーズとか《詐欺の壁/Wall of Deceit(LGN)》とかで地上を止めて飛行で殴り勝ったり。で、問題は三本目で、相手は私の下家で、たしか《森林守りのエルフ/Timberwatch Elf(LGN)》を二枚流した気が。案の定ビースト+エルフデックで森林守りにうまいこと守れられて負け。さすがにカットせなあかんかー。

2003年5月19日(月)

 今週のドリマガにSNOWドリキャス移植の情報が。……ああ、判っているともさ。

 白詰草話5話。おっちゃんつえー。そしてどんどん出番が少なくなるガールズ。あと高宮さんとこのお嬢さんがかわいい。

 6話。まったりしたり裏で進行したり。基本的にこの手の陰謀劇は黒幕とかちょいと悪目の人のほうが働くなあ。主人公サイドは事件そのものにはあんまり関わってないというか。にしてもこの身長差はたいへんだ。

 マジックオンライン。昨日とかゲットしたパックでOOLドラフト白黒と赤青で勝ちと、黒緑と赤青で負けで半々。負けたときは実力負けした感じだったので悔しくはありますが諦めがついたり。勝ったときはなんかカードがかなり狂ってたり。白黒で《新たな夜明けの印形/Sigil of the New Dawn(ONS)》で《アフェットの駆除屋/Aphetto Exterminator(LGN)》を使いまわしたりとか。赤青で《未来予知/Future Sight(ONS)》から二枚の《溶岩使いの技/Lavamancer's Skill(ONS)》に繋げたりとか。決まるとたのしーやね。

2003年5月20日(火)

 白詰草話最後まで。話としては、ラスボスが主人公一家とはあんまり関わりあいのないところで進行しているので、いまいちボスとしてのスゴ味にかけてるような気もします。あとダマスカス刀がでてこねーのですが。システムとあいまって個々のシーンはかなりかっちょええだけに惜しいところ。あと高宮さんちの双子さんの出番の少なさが。もうちょっと出しましょうよう。これではどんな子なのかも判りませぬー。つか事務的なもの以外のセリフ無いのでは。ともあれいわゆるトゥルーっぽい終わり方。最後のセリフからしてこれはもう一回やりなおせということなのでしょう。つことでやり直してきます。

 やり直してきました。1話で見なれぬ選択肢が出てたので取りあえず選んでみたら突如えちりなシーンに。つかえちりなシーンでは通常のノベル形式になるですかこれ。せっかくのFFDをいかしたダイナミックなえちりシーンはないですか? ないですか。

 そんでスキップしつつ二週目エンド。多分エマ。やっぱりエンディング変わるのですな。でも本当に終りがちょいと変わる程度で、大筋はおんなし。高宮さんちの双子さんがいっぱい活躍するルートはないのかあ。あとわしわし動く多足兵器エンドとかもないですかあ。

 そういうわけでLittlewitchのオフィシャルサイトに行って番外編の「津名川さんちのクリスマス」をダウンロードしてみました。ああ双子萌え。「はーい」「はーい」とか頭ン中でひたすらグチってるところとか実に萌え。そしてダメな人ばっかりだ。うむ。これはよし。

 ていうかホントあれだ。とりあえず高宮さんとこの双子さんだ。

2003年5月21日(水)

 つーことでさっそく「白詰草話 SS 知佳」でぐぐってみる私ですがなぜ上から五番目がうちの日記なのだ。ていうかそれは知佳というか知佳ぼーだ。くそう、これは私に書けということか。ということでクリスマス話の知佳知登パートをまた見てきます。

 キングゲイナー9〜14話。なんかときどきギャグでしかない展開とか絵ヅラとかになるのにそれでもマジメに進んでいってしまうあたりにものすごい勢いというかパワーを感じてしまう次第です。ともかくおもしれえ。

 まこみし文庫・秋用のプロットばーじょんいちを書いてみたりとか。こっから色々詰める予定です。タイトルは「秋空の革命」。美汐さんのお話です。ぱんつぱんつ。

 Ever17は名作ですよー。多分に迷作でもありますが。電波ギャグやら何やら色々と障害が多いですが。たぶんこれもフリップフロップの元ネタのひとつですし。フリフロは元ネタが多すぎなのですが。

2003年5月22日(木)

 つことで知佳知登の短いSS書こうとしてるのですがこの二人ほとんどしゃべらねーのでキャラがいまいちよーわかねーです。そこらへんは妄想力の見せどころか。

 そういえばこれもドリキャスに移植されるってんでオフィシャルに行って情報を見てみたのですが、知佳知登の声優さんは発表されて無い模様。キエエイ。知佳知登の声が無いのならば用は無い。でも出番がちっとでも増えてれば買います。そういう状態です。

 早売りのファミ通見てきました。やっぱりSNOWドリキャスに移植される模様。2003年秋とありますがいつになることやら。まあSNOWファンの首は長いので大丈夫でしょう。吊りなれてるだけに。

2003年5月24日(土)

 葉鍵お絵描き掲示板でなぜかここんところ乙女祭り中。萌え絵の中でときどきよく判らない方向に突っ走っている絵もあるのがステキ。さすが漢女。

 マジックオンライン。レーティングが同じくらいの相手には結構勝てるのに、原点割れしている人が相手だとなぜか面白いくらい負ける。おかげでレーティングは下がりまくり。あうう。《窯口のドラゴン/Kilnmouth Dragon(LGN)》《種子生まれの詩神/Seedborn Muse(LGN)》《争乱の崖地/Contested Cliffs(ONS)》で《ワイアウッドのエルフ/Wirewood Elf(ONS)》《ゴブリンの乱伐者/Goblin Clearcutter(LGN)》なデックでも《溶岩使いの技/Lavamancer's Skill(ONS)》+《アフェットの錬金術師/Aphetto Alchemist(ONS)》には勝てませぬ。ドラゴンが召喚酔いしてるときにぴったり《冠毛の岩角獣/Crested Craghorn(LGN)》で突っ込まれたり。まあ確かにデックが重すぎたっていえば重すぎたんですが。

 でうさばらしにドラゴンデック作ってカジュアルで遊んでます。たのしー。

2003年5月26日(月)

 ジェイソンXを観ました。なんか色々あって研究所っぽいところに捕まったり逃げ出したと思ったら冷凍保存されちゃったりそれが400年後の人々に見つかって宇宙船に連れてかれてたりして、でもカップルがいちゃついてるのが許せずに思わず復活しちゃったジェイソンさんがいつものとおりにジェノサイド。てかこれもうホラーじゃなくてギャグです。子供の頃、テレビで観て怖くて夜眠れなくなった頃の私になんといえばいいのでしょうか。さておき未来でもジェイソンさんはがんばります。400年もたってるつーのに人間の身の回りのものやら武器やら体格やら思考パターンやらはほとんど変わっていないのですが、まあいつまでも変わらない伝統を大切にしたいのでありましょう。宇宙ステーションと宇宙船のドッキングぐらいコンピュータ制御にしとけよという気もしますが。そんで、ただ逃げてるだけのヒロインっぽい人を差し置いて、軍人チームのリーダーやら二丁拳銃完備の女アンドロイドやらがいい味出してます。立ち向かうは究極体に進化したフルメタルジェイソン。いや行動は対してかわらんのですが。そしてまあ、色々あって驚愕のラストシーン。お前は江田島平八か。サイコー。なんかよく判らんがサイコー。ジェイソンバンザイ。

 芽依子様の御声はグゥ様らしい。すなわちアレックス・ナムであり双手音掌。ごめん嘘吐いた。ともあれどんなんなのか気になりますな。桜花はほんとにシロボンなんやろかー。

 卓上ゲーム板のあなたの昔の厨設定を公開するスレッド。なんというかノスタルジー。TRPGをやっていたころは私も色々無茶をしていたものですと遠い目。いやでもこの手のいわゆる厨設定って考えてて楽しいんですよねえ。嫌いなSSスレでいうところのU-1モノも設定読んでると楽しいですし。

 白詰草話知佳知登練習SS「ごはん」。いつもといえばいつものノリー。知佳知登かわいー。篤子さんがやけに明るいとか変なところ多々あるよーな気がせんでも無いですがそれはそれです。それなのです。

 マジックオンライン、今日は赤青。赤青のくせに火花鍛冶も溶岩使いの技もいちまいも無いあたりがアレですが、詐欺*1霧衣*2の壁軍団で固めて、空からフライヤーで殴りつつ、綱とか《本質の裂け目/Essence Fracture(ONS)》とかでどかして勝ちパターン。二枚の《陽光の突風/Solar Blast(ONS)》が勝利の鍵でした。暴動とかダブルストライク精霊とかもいたけれどあんまり活躍せず。重いっつーの。

 ちょっと楽しかったのが最終戦。相手のターンで、相手の場に《ダールの槍騎兵/Daru Lancer(ONS)》、《草原の十字軍/Grassland Crusader(ONS)》、《冥府の世話人/Infernal Caretaker(LGN)》、《ただれたゴブリン/Festering Goblin(ONS)》と《星明りの聖域/Starlit Sanctum(ONS)》でライフが1点。こっちの場にはタップ状態の《上昇するエイヴン/Ascending Aven(ONS)》のみだけれど手札に陽光の突風があってライフは9点。で、相手は槍騎兵と世話人で殴ってして5点削り、こっちは残り4点。そして、十字軍で自分を強化して4/6、そして星明りでサクリファイス。こっちに4点ルーズライフが飛んできましたが、そこに対応して突風打って勝ち。基本て言えば基本ですが、なんか楽しかったです。スタックルールバンザイ。

2003年5月27日(火)

 嫌SSスレにおける挑戦の日々。てかこのスレ本来の目的を見失ってなんだかすごく楽しそうなことになってるんですが。

 本屋さんに行ってSFマガジンを捜索。発見したぜとりあえず元長さんの作品を確認だ、と思い立ち読みしてみるも流し見しても目次を見ても見つからず。はてなと思いながらよく見ると、どうやらそれは先月号。こいつは一本取られたぜと棚に戻して周りを見ても、先月号はあるのに今月号はあらず。いやがらせかー。

 しゃあないので早売りのマガジン買って帰る。CLAMPはどこまで行くのだろう。いやこのアイデア自体はイカスと思うですが。

 マジックオンライン青黒と赤青。どっちもピックがいまいちな上にプレイングが雑過ぎて、一勝ずつするのがやっと。もうちょっと鍛錬せねばなあ。

 Ever17PremiumEditionをちょいとやってみました。みゅみゅーんこえーっ。マジでこえーっ。あとみゅみゅーんから顔を出してる少ちゃんが妙にいろっぺえ。

 せいるさんとのチャット中「七瀬はんとこの祐一と真琴はえちりしはるん(意訳)」と問われ思わずディスプレイの向こう側で赤面した私ですが、しかしてそれは果てしなく萌えげなアレであります。助けてゾフィー兄さん。しかし逃げてばかりいては人としてSS書きとして発展がありませんゆえに挑戦しようと微笑む心。つうことで途中まで書いてみた次第。

チャレンジ・ザ・えちりSS

 相沢祐一が水瀬家に帰宅したとき、玄関には靴が真琴のものしかなくて、おや、と思いながら茶の間へ行くと、そこには床に寝転がり漫画を広げつつ菓子を貪り食らいながらテレビを見る、という自堕落極まりない沢渡真琴の姿があった。
 なんとだらしない姿か、と思いつつ、祐一は真琴に尋ねる。

「真琴。秋子さんと名雪はどうしたんだ?」
「え? あ、祐一お帰りなさい。秋子さんは山に芝刈りに行ってるし、名雪は川に洗濯に行ってるわよ」
「なるほどな。それで本当のところはどうなんだ?」
「うん。秋子さんはよく判んない商店街の話し合いとかで今日は遅くなって、名雪は部活の果たし合いとかで今日は遅くなるって」
「ふむ。と、言うことは、今日は二人きりなわけだな」

 そう言って、祐一はニヤリと笑った。
 そのとき、祐一の顔に現れた「それ」を、真琴は見逃しはしなかった。いい加減付き合いも長いので、さすがに判る。「それ」は、祐一がよからぬことを考えているときに現れる、微かな癖。もっともこのあんちゃんは常によからぬことを考えているようなものなのだが。
 真琴は身構える。さあどう来る。そうそういつもからかわれっぱなしではいられない。こちらにもプライドがある。不退転の決意にて、真っ向から立ち向かってやろう。

「なあ真琴」

 来た。
 祐一の性格からして、初撃でもっとも強い攻撃で繰り出す先手必勝の作戦を取るはず。と言うことは逆に、それをそらすことさえ出来れば、こちらにも勝機が生まれるはずだ。
 よし。
 さあ、来い。

「えっちぃことしようぜ」

 沈黙は、たぶん一瞬だったと思う。
 声にも顔にも仕草にも、動揺は見せなかったと思う。
 ただ自然に、落ち着き払った声で、まるで「散歩にでも行くか」「うん」と言う会話をするかのような気安さで、真琴は応える。

「うん。しよっか」

 祐一の沈黙は、一瞬ではなかったと思う。
 やった。真琴は表に出さないまでも、心の中でガッツポーズをとる。これはかなりのカウンターになったはずだ。セクハラまがいの言動をよくする祐一ではあるが、その実意外とそれ系の話題は苦手なのだ。祐一のキャラクター性からして、この状態から「えっちぃこと」に持っていくことは不可能なはず。
 勝った。完全なる勝利だ。
 勝利の美酒に酔いしれつつも、しかし真琴の行動は止まらない。いい機会だ。普段の借りを返してやろう。真琴はそう思い、ゆっくりと祐一の方へと近づいていく。見ると祐一は明らかにうろたえている。笑いを噛み殺し、シリアスかつ少しの恥じらいを忘れない表情を保ったまま、立ち尽す祐一のすぐ側まで到達。上目遣いにじっと見つめる。
 近くに来てふと思う。祐一の身体は意外とおっきい。
 まあ、それはさておき。

「それで。まずはなにするの?」
「あ、えーっと、そうだなあ」
「どーしたのぉー? はやくぅー」

 ちょいと舌足らずな喋り方で場を演出。漫画好きの真琴は演出効果も細かい。困った風の祐一に対し、真琴はさらに間合いを詰め、ちょっと胸を突き出して強調しつつ悩ましげな――少なくとも、真琴はそう思っている――視線。人間社会で学んだ知恵の数々をフルに発揮し、真琴は祐一を追い詰める。よくは覚えていないが、野生時代に戻ったような気がする。よくこうやって捕まえたネズミとかをいたぶったような。いや覚えてはいないけど。
 さて、真琴の会心のカウンターにより、状況は祐一にとって圧倒的に不利となったかのように思えた。しかし、祐一とてやられたままではいられない。人として、真琴に負けっぱなしでいることなど、許されるはずがない。確かにこういう状況は苦手であるが、気合を入れればなんとかなる。こうなったら、と祐一は覚悟を決める。
 やってやる。
 両手で少し強めに真琴の肩を掴む。その突然の動作に、真琴の顔に動揺が走る。その肩の思いがけない小ささに祐一は戸惑いつつも、音を立てないように唾を一回飲み、そして、ゆっくりと、言葉を紡ぐ。

「……まずは、キスから、か?」
「……うん」

 なにが「キスから」だ、と祐一は思った。
 なにが「……うん」だ、と真琴は思った。
 ヤバイ、と二人は思う。元々は冗談だったのに、二人ともそれは判っていたはずなのに、いつのまにか場に妙なベクトルが発生している。それはお互いの唇に向かっている。ヤバイヤバイ、と二重に思う。名雪か秋子さんが帰ってくるでもいい、テレビから場違いな音が聞こえてくるでもいい、ぴろが空中三回転をかますのでもいい。とにかくなんでもいいから、誰かこの場の空気を止めてくれ。
 その二人の思いは、しかし無情にも天には届かず、ただ静かで張り詰めてどこか甘い空気だけが周囲を漂う。自分の心臓が高鳴る音と、相手の吐息の音だけが聞こえる。
 祐一は真琴を見て思う。普段ばかやっている間には思いもしなかった――いや、気付かない振りをしていたこと。真琴の体は小さく、けれどもそれは確かに女の子のもので、そして――かわいい。
 真琴は祐一を見て思う。普段いじめれてばっかで憎たらしいと思ってたけれど――いや、本当は憎いなんてもう思ってはいなくて、けれども心の奥に閉じ込めていた気持ち――祐一の体に、ぎゅっと、抱き着いてみたい。
 普段押し込めていた二人の気持ちが、ここぞとばかりに押し寄せてくる。二人の目が合う。逸らすことが出来ない。祐一が体を屈め、真琴が少し踵を浮かせて、二人の顔が近づいていく。これが最後のチャンスだ、と二人とも思う。これ以上進んだなら、もう、たぶん。

 止まれない。

 *

 だが止まる。つーか無理じゃよーわしにはこれ以上は書けぬよーそれにこれらぶらぶえちりというよりは果し合いの雰囲気じゃよーバトルじゃよー前振り長すぎじゃよー本気で基本が少年マンガじゃよわしー。

2003年5月28日(水)

 リーグ戦でパックが追加できるようになったので追加してみたり……弱っ。《したたる死者/Dripping Dead(LGN)》《エイヴンの特使/Aven Envoy(LGN)》《板金スリヴァー/Plated Sliver(LGN)》《霧衣スリヴァー/Mistform Sliver(LGN)》とレギオンのよわよわカードが勢ぞろいです。レアも《九つの強風の守り手/Keeper of the Nine Gales(LGN)》でデックを選ぶし。つか初戦の相手が《戦慄をなす者ヴィザラ/Visara the Dreadful(ONS)》《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter(ONS)》《火花鍛冶/Sparksmith(ONS)》《溶岩生まれの詩神/Lavaborn Muse(LGN)》な赤黒だし。どーせーちゅうねん。でもそのあとは上手く回ってくれてなんとか4−1。今のところ15試合中9−6。これならとりあえず二パックはもらえるかなー。

 今追加戦してたら相手は《溶岩生まれの詩神/Lavaborn Muse(LGN)》《刃の翼ロリックス/Rorix Bladewing(ONS)》な感じでした。だから君らなんでそんなにレアかー。こっちはレアなんか《アンデッドの剣闘士/Undead Gladiator(ONS)》しかはいっとらんのやぞー。

 ボンバーマンジェッターズ。シャウトが食いまくりなのですがまた太るぞ。さておきオヤボンかっこえー。汗は漢の涙じゃーっ。第二ボタンが丈夫過ぎる気がせんでもないですがそれはそれ。次回は閑話休題で、その次からゼロがらみで話が動き出すんでしょーか。

 ToHeart2が出るっぽい。よしその勢いだ。てかハードはプレステ2ですかい。持ってねえー。買うのかー。それはそれとしてみつみ絵とカワタ絵は共存できるんでしょうか。そのとき超先生は?

 萌えPC絵板におけるペンティアム・フォーたんとかオプテロンたんwithスレッジハンマー兵装とかがかわいいのですがどうしてくれよう。

 せいるさんにえちりえちりと毒電波を飛ばされたので昨日の続きを書いている始末。もう数行進むたびに乙女の恥じらいウェーブでゴロゴロしているのですが私は大丈夫なのか。つーかもあれじゃよー10k書いてようやく最初のキスが終わったところじゃよーしかもレーティングで言えばまだ全年齢対象程度じゃよーさらにその先があるのじゃよーギャワー。

 でも……なんだか……楽しいや……。

 で、その手の描写にあんまり詳しくないので、とりあえずかのんSSLinksさんとこから飛んで18禁SSをぱらりぱらりと読んでみたり。な、なんですか? ボクは学術的探求の為に読んでいるだけですよ? けしてやましい気持ちなどないのですよ? ですよ? さておき考えてみると当たり前と言えば当たり前なのですがキスシーン中ってセリフが使えないのですな。見なおしてみると4k〜5k分くらい地の文ラッシュ。ううむ。

2003年5月29日(木)

 マジックオンラインでスカージが使えるようになるのは6月末っぽい。楽しみ。スカージは構築環境には大雑把すぎるよーな気がしますがリミテッドではその大雑把さが楽しげ。

 えちりSSの描写の参考にしよう! と間違ってCoccoを聞いてしまったので最終的には真琴が祐一を撃ち殺します。そういう展開です。嘘ですごめんなさい。さておきまこみし文庫・秋用のプロットを提出いたしました。んではさっそく本編書くぞー。

 しかしえちりSSはなんか脳の占有率が高いので早いとこ書き終えてしまわないとヤバイ感じです。なんかノリがSSを書き始めた頃にも似ているような。まーともあれ書くからには全力でやらねば。ラブです、ラブですよ。そんなわけで敬愛する田中ユタカ老師の言葉を引用して気合を入れる指針とする次第です押忍。

胸がいっぱいになって息も出来なくなるくらいの愛情を感じているのでなければ。
ただの1枚も描けるものではない。
例えそれがたった20枚のエロ漫画であろうとも。
なりふり構わぬ必死の愛情がないのなら誰かに読ませるものは描けない。描いてはいけない。

2003年5月30日(金)

 えちりSS進行度3kくらい。つーかちょっと進むだけで精神的に力尽きちまうので進みやしねーっ。しかもやっぱりレーティングで言えばまだ全年齢対象ーっ。会話文を考えるのがこっぱずかし過ぎる。でも、せいるさんから深夜の課外授業を受けたから、ボク、がんばるね。

 にしてもマジメな話、普段使わない描写とか語彙とかを駆使せねばならんので勉強になりますなコレ。それ以上に楽しいですなコレ。

 長かった漢女祭りが終わったかと思われた葉鍵お絵描き板。しかし今度はなし崩し的にキス祭りに突入の模様ー。なにはともあれ祐一×真琴とか往人さん×みすずちんとか北川×香里とか真琴×美汐とか萌えすぎて死にそうです。むしろ死にます。探さないで下さい。

 ブレイドがまた綴じられてて立ち読みできなげだったのでスケッチブック読みたさに買ってしまいました。まースケブは面白かったのでよし。ARIAもほわほわしたのでよし。でも付録のトレーディングカードで空さんがでなかったのでコンチキショー。

2003年5月31日(土)

 えちりSSを書くとき用のBGMとして未来にキスをのゲームディスクを採用。よそ行きはなんだか無茶苦茶えちっぽい。散文的とか神の少女とか聞いてるとなんか頭のなかで式子とか悠歌さんとかが喋り出すのですがどうか。

 椅子に座ってSSを書く際の最大の欠点はゴロゴロできないことであると思う。

 マジックオンライン。《理由なき暴力/Gratuitous Violence(ONS)》から赤に流れて、一パック目は赤白っぽく流れていくも、二パック目初手に《溶岩使いの技/Lavamancer's Skill(ONS)》を見かけたので「アタイはやっぱり赤青ラヴ」というわけで赤青路線に。カードはそこそことれるもののやっぱり二パック目で急に路線変更したせいか枚数が足らず、土地がサイクリングランド2枚入りの19枚だったりサイクリング専用の《優雅の信奉者/Disciple of Grace(ONS)》が入ってたり。

 一戦目は黒白。一本目、序盤の《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ONS)》にかなり悩まされるも、ブロックしたり《残響の追跡者/Echo Tracer(LGN)》で戻したりして時間を稼いでいるうちに、相手が間違えて鞘虫自体を生贄に捧げてくれたり。このミスがかなり大きく、その間にこっちは暴力+《霧衣の夢幻/Mistform Dreamer(ONS)》+《ゴブリンの監督官/Goblin Taskmaster(ONS)》で空からガシっと殴って勝ち。二本目は相手が《ただれたゴブリン/Festering Goblin(ONS)》《卑劣なアヌーリッド/Wretched Anurid(ONS)》《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ONS)》と鬼回り。なんとかチャンプブロックしたりして、相手の場にクリーチャーは少なくこっちに《霧衣の壁/Mistform Wall(ONS)》《慧眼のエイヴン/Keeneye Aven(LGN)》でライフ2点の状況にし、クレリックもいないから《不敬の祈り/Profane Prayers(ONS)》も飛んでこないしなんとか粘ろう、と思ってたら《吸魂/Syphon Soul(ONS)》で吸われて負け……負けたくねーっ。でも三本目はこっちが鬼回り。監督官、夢幻、暴力と繋げて、相手の展開がもたついているうちに空から4点6点10点と削りきって勝ち。暴力つえー。

 二戦目は赤黒。おお王様カラー。一度やってみたい色です。さておき一本目、相手二ターン目の《火花鍛冶/Sparksmith(ONS)》を《プラズマの連鎖/Chain of Plasma(ONS)》で秒殺し、こっち夢幻。夢幻で上から殴りながら互いに変異を相打ちしあい、相手のただれたゴブリンの-1/-1を《覆い隠しの達人/Master of the Veil(LGN)》で再利用した《意志を曲げる者/Willbender(LGN)》で曲げたりして、《幽体スリヴァー/Spectral Sliver(LGN)》とダメージレース。地上クリーチャーでチャンプしているうちに夢幻でライフを削り、相手投了。二本目は相手が最速で八マナ+《煙吐く発動者/Smokespew Invoker(LGN)》と揃えて、基本的にクリーチャーのちんまい赤青ではどーしょーもなく投了。三本目は夢幻でちょこちょこと削ってるうちに《残響の追跡者/Echo Tracer(LGN)》と《溶岩使いの技/Lavamancer's Skill(ONS)》を引き、相手のクリーチャーを戻したり二点飛ばしたり《覆い隠しの達人/Master of the Veil(LGN)》で再利用したりしているうちに《アフェットの錬金術師/Aphetto Alchemist(ONS)》も引き、毎ターン二点×2の砲台となって、さすがに勝ち。やっぱスキルつえー。

 で、三戦目は相手がチケットでスプリットを申し込んできて、相手1800オーバーで勝てる気もせんかったので同意。で、レーティングが初の1700越え。わーい。

 で調子に乗ってまた赤青でゴーしたら初戦の赤白に負け負け。二ターン目に出てくる《冷静なチャンピオン/Stoic Champion(LGN)》がなんかどーしょーもない。そんで《動員令/Mobilization(ONS)》+《宝石の手の報復者/Gempalm Avenger(LGN)》のコンボはほんま勘弁して。この前やられたばっかだっての。ともあれ赤青には軽量火力と地上の壁が必須だなあと思った春と夏の端境期。