前月 翌月 日記に戻る ホームページへ戻る
PC/HP日記 99年10月分

■1999/10/26Webプログラムの部屋
 いままでの倉庫から、新たにWebプログラムの部屋を分離独立させた。
 将来的にCGIスクリプトなどのインターネット・イントラネット関係のプログラムを重点的に作成・公開していきたいので、独立したコーナーを設けたのである。
 いまのところ、コンテンツは追加していないが、今後にご期待いただきたい。

 また、タイトルページの構成を若干変更した。

■1999/10/25IntelliMouse Explorer、電源容量、MEG-VC1
 先週の金曜日(22日)に発売されたMicrosoftの光学マウス・IntelliMouse Explorerだが、新しもの好きの私は、さっそく購入してきた。秋葉原のサトームセンメディアセンター5Fにて、\8,990であった。
 まず、第一印象。とにかく箱のフタが堅い! 爪がはがれるかと思うくらいの堅さであった。猛省を促したい。
 さて、マニュアルを開けると、「右手専用」と書いてあった。……いままでのインテリマウスは、諸事情から左手で使ってきたので、これは残念である(旧インテリマウスは、その茄子状の外見に反して左手でも使いやすい)。
 仕方なく右手で使うことにした。

 カーソルのトラッキングは、上々である。少なくとも、「きれいに掃除したインテリマウス」程度の追従性・分解能はあるようだ。
 マウス本体のホールド感は、ボディがかなり大きくなったこともあって、それほど持ちやすいとは感じない。ちょっと手に余るという印象だ。ボタンは、クリック感は良好なものの、軽すぎて、手を乗せているだけで押してしまうことがある。

 左側面に新設された第3・第4ボタンは、わりと押しやすく感じた。ブラウザの戻る・進むに割り当てられているのだが、慣れれば良好かもしれない(ちなみに、Netscape Navigatorでも有効である)。

 総合的な使用感であるが、マウスの大きさ、ボタンの軽さなどは、しばらく使えば慣れて使いやすくなることも考えられるので、とりあえず評価は保留したい。
 私の場合は、右手でマウスを使うことに我慢ができるかどうかが、ポイントになりそうである。もし耐えられないようなら、旧インテリマウスと同じデザインの光学マウス、インテリマウス・オプティカルテクノロジーの購入も検討しよう。

 先日の改装で、メインマシン・"sakurako"はシンプルに、サブマシン・"kaede"はマルチメディアセンターへと、構成を大きく変更した。その結果、"sakurako"はきわめて快調なのだが、"kaede"にはトラブルが発生している。
 そのトラブルとは、電源を投入してもマシンが立ち上がらないというものである。3台あるHDDのうち、1台がスピンアップしないのだ。画面にもなにも表示されず、むなしくファンと2台のHDDが回るだけである。リセットボタンを押すと、残りの1台も回り始め、無事に起動する。
 この現象からして、原因はひとつしかありえない。そう、電源容量が足りないのである。
 "kaede"にはHDD×3台、CD-R、CD-ROM、PCカードドライブ、ビデオカード、SCSIカード2枚、キャプチャカード、サウンドカードと、ごてごてと増設してあるので、ある程度仕方ないのかもしれない。CPUも、0.35μのPentiumII 266MHzと、大食らいである。
 とりあえず起動後は安定動作しているので、しばらくはこのまま使おうと思う。そのうち、PCの構成変更ができるかもしれないし……。

 ところで、"kaede"で使用しているビデオキャプチャカード、メルコMEG-VC1だが、起動時に「DS_AVC.DLLの起動エラー」と出てしまう問題の解決方法がわかったので、ご紹介する。といっても、きわめて面倒な方法なのだが……。
 その解決方法とは、「いったん電源を切断し、また投入する」というものである。なぜか再起動では、うまくいかない。いったん電源断すると、その後は問題なく使えるようだ。
 なお、HDDや拡張カードを外して、電源容量に余裕がある状態にしても、起動エラーが発生するのは同じだった。原因はほかのところにあるらしい。

 自宅のMEG-VC1だが、あらためてカードを眺めると、ハンダが非常に汚い。ずっとだましだまし使ってきたが、ひょっとしたら不良品だったりする可能性もあるのかもしれない……。

■1999/10/24プログラム、DVD-ROM、G400
 またもや、ひさびさの更新である。仕事が忙しかったのと、暇な時間にプログラムを組んでいたためである。

 組んでいたプログラムは2つで、まずは掲示板システム。こちらはバージョン0.30をモニターのみなさんにお渡しした。おおむね評判もいいようなので、近日中にフリーウェアとして公開しようと考えている。そのときには、よろしくお願いします>ALL。

 もう1つは、Webブラウザを利用したインスタントメッセージングソフト(ページャーソフト)である。本来はサービスやデーモンとして作成できればよいのだが、そこまで技術力がないので、CGIとJavaScriptで実現した。そのため、サーバの処理系は選ばないものの、たいへん重いものになりそうである(苦笑)。
 現在のところ、オンラインになっているユーザーの一覧表示、メッセージの送受信、離席時のメッセージ設定などが可能となった。ひと通りの機能は実現できたと思うので、バグ取り後にベータバージョンを公開予定である。

 先日、DVD-ROMドライブを購入した。価格もこなれてきたし、フェーズ1ドライブが店頭から姿を消しつつあるので、そろそろ買い時だと考えたのである。また、MPEG2のムービーを再生できる環境が欲しかったというのもある。
 選んだドライブは、パイオニア製のATAPI第3世代ドライブのDVD-103Sである。このドライブは、第3世代ながらフェーズ1・2が選択できるというのが特徴のドライブだ。ちなみに、スロットインである。
 コムサテライト1号店にて、ソフトウェアDVD再生ソフト・Software Cinemasterがバンドルされて\15,800であった。

 ちなみに、DVD-ROMドライブのフェーズとは、リージョンコードによる制限の有無をあらわしている。フェーズ1のドライブは、リージョンコードに制限されず、どのリージョンのDVDソフトでも再生できる。しかし、フェーズ2になると、ドライブに設定されたリージョン以外のDVDソフトは、ドライブの段階で制限され、再生できないのである(リージョンの設定方法は、最初からリージョン2に固定されているもの、最初に挿入したディスクでリージョンが決まるものなど、ドライブによって違うらしい)。
 なお、リージョンとは、世界をいくつかの地域に分けて、それぞれに番号を振ったものである。日本やヨーロッパは2、米国は1、などと設定されている。個人輸入をできないようにして、映画会社やソフト販売会社の利益を守るための仕組みだ。
 また、ドライブの世代というのは、単にドライブを販売時期と性能から分類したものである。一般的に、第1世代はDVD-ROMが等速でCD-Rが使用不可、リージョンフリー、第2世代はDVD-ROMが倍速程度でCD-R使用可、リージョンフリー、第3世代はDVD-ROMが5〜6倍速でリージョンに制限がある、といった感じになっているようだ。

 DVD-103Sの使用感は、DVD-ROMが読めることをのぞいては、いままで使っていた同じパイオニアのスロットインCD-ROM・DR-714SDVと、ほとんど変化ない。若干ディスク挿入・排出時の音がうるさくなったが、読み込み中の音はかなり静かである。PCが足元に置いてある限りでは、ほとんど気にならない。

 DVD-ROMドライブの購入に合わせて、ビデオカードを新調した。先日のCreative3D Blaster Savage4画質に懲りたので、今度は定評のあるカードにしようと決めていた。
 Rage128搭載カードG400か、最後まで迷ったが、DVD再生時のビデオ出力機能(DVD Maxと呼ぶらしい)が決め手になって、G400 DualHeadを選択した。
 Rage128はDVD再生支援機能が強力なのが長所だが、それなりのCPUパワーがあれば、G400でもソフトウェア再生でなんとかなるらしいとの情報があったのも理由のひとつである。

 G200からG400に交換してみると、まず、2D画質はほとんど差がなかった。Matroxらしいエッジのくっきりした画質は健在である。3Dは、速度・画質ともかなり向上したようだが、それを実感できるような3Dアプリケーションを走らせていないので、まだよく分からない。

 メインマシン"sakurako"のCPUはCeleron 450MHz(300AMHzをクロックアップ)だが、G400付属のソフトウェアプレイヤーでDVD(試しに買ってみたブレードランナー(笑))を再生してみると、特に実感できるようなコマ落ちもなく再生できるようだ。
 TVへ出力した場合の画質も良好であった。さらには、そのままMEG-VC1にそのまま入力すると、キャプチャもできるようである(後日追試予定)。

 ところで、DVDプレイヤーについて。
 もともと、リージョン1とリージョン2、それぞれのリージョンに設定したソフトウェアプレイヤーを2種類インストールして、簡単に2つのリージョンのソフトを再生できるようにしたいと思っていた。そこで、G400にプレイヤーがバンドルされているのを知りつつ、あえて同じくバンドルのDVD-ROMドライブを購入してきたのだが……。両方とも、デコーダーコアにQuadrant International社のものを使用しているようだ。共存は難しいかもしれない……。

前月 翌月 日記に戻る ホームページへ戻る

ご意見・ご感想は、conflict@ps.ksky.ne.jpまで。
Copyright(C) CONFLICT 1999. All rights reserved.