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PC/HP日記 99年7月分

■1999/07/18アダプタ・S370-Lの不具合など
 P2B-N用にCeleron 366MHzを買ってきた。TWO-TOP1号店でBOX版が\9,000であった。
 Slot1→Socket370アダプタとしては、NLX用とうたっているASUS製・S370-Lを2つ購入してきた(コムサテライト2号店にて、1個\1,800)。通常のアダプタよりも高さが低いため、NLX筐体に組み込めるのが特徴である。
 なぜ2つ購入したかというと、メインマシンのアダプタ(ASUSのS370)の背が高く、ベイと干渉するため、あわせてそちらのアダプタも交換しようとしたのである。

 まず、メインマシンのCeleron 300AMHzを取り外し、S370-Lにインストールしてみるが……なんと、ファンが取りつけられない。ファンの金具がアダプタ上の部品と干渉してしまうのだ。2つのS370-L、ともに同じである。
 なお、CeleronはBOX版なので、ファンも当然intel純正品である。
 intel純正品のファンが取りつけられないアダプタカード……はっきりいって不良品といってしまってもよいのではないだろうか。

 返品しようかとも思ったが、それも面倒なので、金具をずらして取りつけられるよう、ソケット370を一部削ることで対応した。

 S370-Lを導入した結果、メインマシンでは3.5インチシャドウベイ*2がふたたび使用できるようになった。
 また、Celeron 366MHzに交換した会社PCは、SETI@homeを稼働した状態で、CPU 53℃、マザーボード42℃程度で安定するようになった。いまだ高めとはいえ、まあ安心できる値である。

 しかし、P2B-Nの廃熱問題といい、このアダプタといい、私的なASUS好感度は、ここのところ下がりっぱなしである。最近のマザーボードラインアップも異常なほどの多さで、混沌としているし……。
 次に買うマザーボードはGYGA-BYTE製かもしれない(笑)。

 ところで、私は、会社から支給されているPCが非力なため(Pentium 90MHzのDESKPRO)、自分でPCを持ち込んで使っているのだが、その会社支給PCがついにリースアップし、交換されることになった。めでたいことである。
 ちなみに、導入からリースアップまで4年。はっきりいって、PCを4年も使い続けるのは至難の技である。
 今度のPCも4年間使うことになるらしい……最高速のPCを買っても、2年もすれば陳腐な性能になってしまうだろうが、予算の範囲でできるだけ高速なマシンを選ぶとしよう。

■1999/07/10P2B-N + SETI@home = ?
 会社で使用しているPCは、P2B-NをベースにしたNLXなのだが、恐ろしく熱がこもるようだ。
 先日、デフラグを実行し、完了直後にPCを再起動したところ、PCが立ち上がらなくなってしまった。マザーボード温度、すなわち筐体内の温度が異常に高くなっていたため、起動時のチェックで警告されたのだった。しばらく放置してから再起動すると立ち上がったが……温度の異常を警告されたのは、初めての体験である。
 その後、筐体内とCPUの温度を監視するツールを入れてチェックしてみると、どうも筐体内の温度が高いCPU40℃強筐体50℃程度だ。デフラグではHDDに連続アクセスするため、筐体内温度が上がりすぎたらしい。
 なお、放熱用のファンは、電源部の1個だけである。
 筐体をみると、いちおう前面に空気取り入れ用のスリットがあるが、その他にCPUの周辺に穴がたくさん開いている。おそらくこのために、CPU周辺には豊富に外気が取り入れられるものの、筐体の前部からはあまり取り込まれないのだろう。
 そこで、CPU付近の穴の一部をふさいで、風の流れを変えてみることにした。すると、CPUが43℃ほど、マザーボードが40℃ほどで安定するようになった。

 さて、SETI@homeをご存じだろうか。
 ごく簡単に説明すると、まずSETIとは、アンテナで宇宙からやってくる電波を受信してそれを分析し、E.T.(地球外生命体)を探そうというプロジェクトである。
 ところが、その受信したデータを分析するためのコンピュータが足りない。そこでSETI@homeでは、世界中のコンピュータで分散処理しようというのである。各プラットホーム向けに、クライアントプログラムが配布されている。
 基本的にはテキストオンリーのプログラムなのだが、Windows版はグラフィカルである。スクリーンセーバーとして動作させるモードがあったりして、なかなかかっこいい。

 自宅のPCは、使用しないときには電源を落としてしまうので、スクリーンセーバーはなにも入れてないのだが、会社のPCはときどきスクリーンセーバーが稼働している。
 先日のアップデートで1.05になり、ポート番号80番以外を利用するプロキシに対応したので、会社のPCに入れてみた。

 しかし……進捗率を見ていると、なかなか進まない。CPU時間を2時間使って、やっと2%といったところである。ためしに常時稼働モードにしてみると、進むのがぐんと速くなった(常時稼働モードは、スクリーンセーバーだけではなく、CPUが遊んでいる時間は常に計算するモードである)。スクリーンセーバーモードだと、グラフィクスを表示する間、CPUが計算を停止するため、進捗率が悪いようだ。

 しかし、ここで問題発生。SETI@homeを稼働しているとCPU稼働率が100%になり、ソフトウェアクーラーが効かなくなるため、CPU温度が急上昇するのである。CPUが60℃超、マザーが50℃といったところだ。かなり危険な状態である。
 しかし、CPU稼働率100%とはいえ、あくまで定格動作の範囲内である。それでこれだけの高温になるということは、筐体の設計に問題があるといえるだろう。
 いままではオフィスアプリなど、CPUを酷使しないアプリケーションばかり使っていたため、なにも起きなかったが、ゲームなどを動かしていれば熱暴走に悩まされていたに違いない。
 P2B-NAEGIS製ケースのセットは、放熱に難ありである。NLXなので、ファンを増設するようなことも思うに任せない。ご注意いただきたい。
 このまま使うのもちょっと怖いので、発熱の少なそうなCeleronの333〜366MHzあたりを導入しようと思っている。

■1999/07/05EverQuest
 EverQuestをプレイ中である。1stキャラクタのRogue・Emiriは、Lv.10に到達したものの、どうにも行き詰まってしまった。ソロでは青の敵にも苦戦し、パーティプレイでもBack Stubがたいして役に立たないのである。また、パーティプレイ自体も、知人たちとプレイ時間帯が若干ずれているためになかなか思うに任せない。
 ということで、残念ながらEmiriはいったん保留し、あらたに2ndキャラクタを創造した。今度はCleric(僧侶)である。Clericは引く手あまたであろうから、パーティメンバーには困らないだろうと考えたのだ。
 名前は、Lagashとした。Human・女性である。
 今までに貯めた装備(といってもレザーとパッチワークといったところだが)を知人のMarukatuの協力を得てLagashに移し、プレイを開始した。
 それから4〜5日ほどプレイしているが、装備が充実していることもあって、すでにLv.5と快調なペースである。
 Freeport近郊で冒険しているので、Lagash@Bristlebaneを見かけたら、一声かけていただきたい。

 しかし、EverQuestは、おそろしくプレイ時間のかかるゲームである。さすがにEverと名乗るだけのことはある……。おかげでHPの更新やプログラミングがぜんぜん進まない(苦笑)。まあそれだけ楽しいということなのだが……。

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