■1999/06/22・
物欲レポート
ひさびさの更新である。とりあえず、この間に購入したものをレポートしたい。
まず、
ザウルス・アイゲッティなるものを購入した。
通常のザウルスよりもPIM機能が弱くなり、そのぶん
安価・
軽量になったといえば、およそのイメージはわかっていただけるかと思う。
インターネットへの接続機能はしっかり押さえていて、PHS・携帯電話に直接接続でき、ブラウザとメーラを内蔵している。
以前から、ウェブにアクセスできる環境を持ち歩ければ便利だなと感じていた。たとえば、たまたま素性の知れないPC部品を見つけて、調べたくなったりした場合などである。ノートPCを持ち歩いていればいいのだが、ただのちょっとした買い物などには、PCは重すぎる。
価格は、
サトームセン・メディアセンターにて、
\28,000であった。
まだそれほど使い込んでいないのだが、
ブラウザの性能は
まずまずと感じている。テーブルなどが比較的複雑に構成されているページでも、それなりの速度で表示してくれる。また、表示中のページをメモリに取り込み、オフラインで閲覧する機能もある。PHSや携帯電話の接続料金は高額なので、これは便利だ。
メーラも、一般的な機能は押さえられている。添付画像も見ることができるし、アイゲッティ側から手書きメモを添付することもできる(ようだ)。
不満をいえば、ウェブアクセスとメール送受信が、一度の接続で行なえないこと。両方の操作を行ないたい場合には、いったん回線を切断して再度接続する必要がある。
PIMとしての機能は、スケジューラ・アドレス帳・ToDoリスト、およびメモ機能のみと
かなり寂しい。もっとも、私にとっては
必要十分という気もする。
液晶画面は、反射型でタッチパネル付きということで、若干
見づらい。店頭で手に取ったときは、周囲が明るいせいかもう少し見やすく感じたので、この点は残念である。
メールだけではなくてウェブも見たい、しかしあまりコストはかけたくない、という向きには、わりとおすすめである。ポケットボードやコミュニケーションパルなどの
メール専用端末と、ザウルスやWorkPad、WindowsCEマシンといった
PIMとの
間を埋める携帯端末といえるだろう。
また、サウンドカードを
SoundBlaster Live! Gamers Editionにアップグレードした。
PC iNにてリテール版が
\11,800であった。
YAMAHAの
YMF724搭載カードの
できがかなりよかったので、ずっとそれを使ってきたのだが、
EverQuestが
3Dサウンドに対応しているため、
4スピーカーを試してみたくなったのである。
バルク版という選択肢もあったが、価格差がそれほどでもなく(バルク版は\9,800)、またリテール版には
HALFLIFEと
Thiefの2本のゲームが付属したので、リテール版を選んだ。
後述のように、さっそく4スピーカーで使っているが、あたりまえながら3D効果は抜群である。ただし、ドライバの出来が悪いのか、EverQuestではときどき効果音がおかしくなる場合がある(洞窟内で足音が異様に大きく響く、など)。ドライバの改善を望みたい。
MIDIは、カード付属のサウンドフォントで再生した限りでは、
いまひとつという印象である。ウェブで情報収集し、Chaos Fontなるフォントをダウンロードして組み込んだところ、
それなりというレベルまで改善した
(Chaos Fontの所在をリンクしようと思ったのだが、ブックマークするのを忘れて失念)。
もっとも、音の質はともかく、SC-55やSC-88用の曲の再現性という点では、YMF-724搭載カードの方がはるかに上であるといえよう。
エフェクトがいろいろ付加できるのは面白い……が、いまのところ有効に活用できない。対応ゲーム待ちであろう。
また、
スピーカーも購入した。
いままで使っていたスピーカーは、アキバにて\2,480で購入した、
FM./V用スピーカー(FM/Vの中級機以上に付属しているアクティブなもの)である。音質は(私の鍛えられていない耳では)まずまずというところである。しかし、Sound Blaster Live!を購入したとあっては、ぜひとも4スピーカーを実現せねばなるまい。
新しいスピーカーとして選んだのは、
YAMAHAの
YST-M8である。YAMAHAのラインナップ中では廉価なエントリーモデルである。それほど音にこだわるわけではないので、これで十分と判断したのだ。
LaOX・ザコン館、
ツクモ・DOS/V館ではともに
\4,980の値札が付いていたが、いずれも品切れ。結局、
TWO-TOP・1号店にて
\5,280で購入した。
肝心の音質だが、中音域〜高音域はまずまずだが、低音がどうもはっきりしない。どうもFMVスピーカーのほうがいいような気がする。
ということで、このスピーカーは
リア用に使うことにした。
さらには、キーボードの話題。
先日、会社で使用していた
IBM・
5576-A01キーボードに
コーヒーを飲ませてしまった。ひととおり掃除を行なっても復活しなかったので、持ち帰って調べてみたところ、どうやら
フィルム基盤が断線しているらしい……掃除中に無理な力をかけてしまった可能性が高いようだ。残念ながら、
メーカー修理に出すことにしようと思っている。
5576-A01は、内部でフィルムが
複数枚重なっている構造なので、液体にはきわめて弱い(毛細管現象でフィルム間に広がり、多数のスイッチがショートしてしまう)。ユーザーの方は、厳重に注意していただきたい。
そのかわりといってはなんだが、新しいメカニカルキーボード購入してきた。
DELLの
SK-D100Mという106キーボードである。
ソフマップ・6号店の店頭の箱に、メーカー製のジャンクキーボードが無造作にほうり込まれて、1個\1,000で販売されていることは、ご存じの方も多いと思う。先日、その中にメカニカルのものが1個だけ混ざっていることを発見し、即座にゲットしたのである。
たいへん汚かったのだが、
Ultima OAを投入して全面清掃を行なうことで、外見はかなりきれいになった。
各キーのスイッチの状態は、まずまずである。わりとタッチが軽い感じで、ちょうどPC-9801RAシリーズやDAシリーズのころの98キーボードのようである。\1,000なら格安といえよう。
■1999/06/01・
Web Editor、P2B-N、EverQuest
倉庫に
Web Editorなる拙作CGIスクリプトを公開してみた。使い方によっては便利だと思うので、ぜひ試してみていただきたい。
先日組み立てた
P2B-Nだが、NLXとしては
異端なセットを買ってしまったらしい。本来の(?)NLXは、レバーでマザーだけ取り外せたりするようだが、このセットではそんなことはとても不可能だ。現状は、ケースとマザーは一心同体、
死ぬまでいっしょである。ケースが悪いのか、マザーが悪いのかは、わからないが……。
オンボードビデオの画質は最悪だし、店頭で隣にならんでいた
Microstarの
MS-6204を使ったベアボーンキットにしておけばよかったかも知れない(店員のすすめは、P2B-Nだったのだが)。
相変わらず
EverQuestをプレイ中である。先日、やっと
Lv.8に到達した。しかし、それ以降は、ソロでプレイしていて何度か死んだりして、足踏み状態である。パーティを組むことの重要性を痛感している。