■1997/06/20
昨日、知人のH氏が自宅に遊びにきた。彼の持っているMMX Pentium 166MHzが、200MHzで動くかどうか試して欲しいというのだ。なにが原因なのか、彼の環境では200MHzでは動作しないのだという。
うちのサーバマシン"kaede"に取り付けて動かしてみると、無事に200MHzで動作した。彼のところで動かないのは、CPU以外に原因があるらしい。
さて、CPUを元の6x86-P166+に戻そうとしたところ、トラブルが発生した。CPUクーラーが取り付けられないのである。CPUがソケットから浮いているのかと思い、チェックするが、きちんとはまっているようだ。
しばらく格闘するが、どうにもはまらない。いままでに何度も付けたり外したりしているのに、である。
どうやっても取り付けられないので、試しにH氏にやってもらったところ、彼はあっけなく取り付けてしまった……何かくやしい(笑)。
それ以外にも、今回のCPU交換では、電圧設定を行なうジャンパの数が多くてわりと苦労した。改造をしばしば行なうような場合、こういったことも考えてマザーボードを選択する必要があると改めて認識した。そういう意味では、HOT-557はちょっと外れだったかもしれない……。
サブマシン"Anmitsu"をほとんど使わないので、CD-ROMドライブを会社のPCに流用することにした。そのため、まずは"Kaede"で動作確認を行なった。ドライブ本体はNEC製のCD-260という型番である。
ところが、このCD-ROMドライブ、AT互換機ではなぜかうまく認識されないらしい。起動時のデバイスチェックではきちんと認識されるのだが、Windows95からはまったく見えない。BIOSの設定をいろいろ換えて試したが、どうやってもうまく行かないのだ……。
そういえば、ソフマップでこれと同じような型番のCD-ROMドライブが、「DOS/Vでは使えません」というキャプションとともに売られていたような気もする……。
結局、あきらめることにした。"Anmitsu"に戻すのも面倒なので、そのうちフリーマーケットに登場することになるかもしれない……。
■1997/06/18
秋葉原へ行った。今日は、末広町のミリオンなるDOS/Vショップに行ってみた。電気街から中央通りを上野方面にずんずん進み、三和銀行の交差点を越え、最初のかどを左に曲がったところにあるショップだ。電気街の外れにあるので、訪れるのは始めてである。
店内の品揃えは、中古やジャンクの商品が中心だった。中古のFM-TOWNSやMacintoshなども多数並んでいた。目玉商品(?)として、中古のSCSI HDが置いてあったが、ハーフハイトで170MB程度の容量の、極めて古い代物ばかりだった。これでは、いくら安くても買う気にならない。結論として、私としてはあまり心惹かれるものはなかった……。
帰ろうと思って店の外に出ると、軒下に中古のディスプレイフィルターが多数置いてあった。値段は、どれも\800。どうやら東レのE-filter2らしい。新品だと\10,000以上する品物である。傷が付いていたり、汚れていたりするものも多かったが、程度の良さそうなのを2枚ばかり買ってきた。
帰宅後、OAクリーナーで洗浄してみると、まずまずきれいになった。なかなか良い買い物だったといえよう。
BLESSで、MystiqueのオプションカードRainbow Runner Studioが販売されていた。価格はよく覚えていないのだが、たしか\37,800くらいだったと思う。オプションカードとしては若干高価だが、豊富な機能を考えると案外安いのかもしれない。私は、\30,000を切ったら買ってもいいかな、と考えている。
■1997/06/15
訪問者カウンタがふたたびリセットされてしまった。熊谷ネットのホームページを調べてみたところ、どうやらカウンタプログラムのバージョンアップによる移行の案内が出ていたらしい。そんなところ、誰も見てないって……。しかたがないので新カウンタに移行し、4,700とうろ覚えの数値を再設定した。たぶんこのくらいだと思うのだが……。
先週の金曜日、上野でルーブル美術館展を見たついでに、秋葉原へ行った。怪しいPCパーツショップに行きたかったのだが、同行者に拒否されたため、LaOXザコン館や石丸ソフトONEなどの無難なところを回ってきた。
そのとき、ザコン館でDyna Fontお宝パックなるものを購入してきた。日本語フォント54書体を1つにまとめたフォント集である。
すでにDyna Fontを使っているユーザー用の優待キャンペーンパッケージを購入したので、売価\7,130だった。このパッケージは、他社製のソフトウェアにDyna Fontが付いていたユーザー向けのパッケージである。
いままで、フォントというと、1つ数千円するのが相場だったから、このパッケージはなかなかの買い得である。
フォントの選択もバランスが取れていて、明朝・ゴシック・丸ゴシック・隷書・古印(風)と一通り揃っている(もちろん極太明朝もあるので、エヴァンゲリ○ンの真似もできる)。ホームページビルダー(商品名ではない)や、CG描きの方には良い商品だと思う。
K6-PR2/200だが、サハロフ氏のホームページなどを見ると、今週も大きく下がっている。ちょっと急いで買いすぎたかもしれない……。
ちょうど知人に「AT互換機を組みたい」と相談されたのだが、CPUにはK6をすすめた。ここまで値段が下がれば、今現在Pentium互換CPUでマシンを組むとすると、用途にもよるがかなり有力な選択肢であるといえよう。
NIFTY-Serveなどを見ると、PR2/166や200を233MHz駆動している人もいるようだ。私自身は、当分のあいだは止めておこうと思う。
急いで買いすぎたといえば、先日買ったMJ-4.8siに替わって、NakamichiからMJ-5.16という5連装16倍速ドライブが発売になった。値段の方はMJ-4.8siと大きく変わらないようで、ちょっと残念である……。もっとも、8倍速でも困っていないのだが。
■1997/06/10
昨日、秋葉原でK6-PR2/200を購入してきた。TWO-TOPで\49,500。一緒に山洋の放熱用ファンも購入した。
以下、交換の顛末である。
まずは、"Sakurako"のマザーボードP/I-P55T2P4のBIOSを、K6対応のバージョン203へ書き換える作業を行なった。
マザーボードのジャンパをBIOS書き換え可に設定。このジャンパたが、PCIスロットの脇にあるため、PCIカードを2枚取り外す必要があった。
その後、DOSを立ち上げ、BIOSを書き換えた。どきどきしながらPCを再起動。もしもBIOSに書き換えに失敗していたら、マザーボードがおしゃかである……が、無事に立ち上がった。成功である。
BIOSのPnP関係の情報がクリアされているため、Windows95がシステムデバイスをすべて認識し直すまでに数回Windows95の立ち上げを繰り返す必要があった。
次に、比較のためにベンチマークを取った。どうやらシステムは正常に動いているようだ。
そして、CPUの交換である。
Cyrixのファンを取り外すのに若干手間取ったが、それ以外にはとくにトラブることもなく交換を完了した。山洋のファンも取り付けた。
また、倍率設定ジャンパを*3に設定。同時に、先ほどのジャンパをBIOS書き換え不可にした。
ジャンパ設定・ケーブル接続を確認後、筐体のふたを閉め、背部のケーブルを接続。PCの電源を入れた。
いつもよりも短い起動音が鳴り、PCが立ち上がった。画面にはK6-200MHzの文字が表示されている。交換は成功である。
Windows95を操作してみると、たしかに体感できるほどパフォーマンスが上がっている。
ゲームを起動してみても、明らかに高速化していることがわかった。いままで決して100%にならなかったXeviousベンチがコンスタントに100%を表示するようになった。ただし、Mappyベンチはいまだに100%にならない。どうやら、ビデオカードとの相性が悪いらしい。
X-Wing vs TIE FIGHTERも、かなり動きがなめらかになっている。フルテクスチャでも、なんとか遊べそうである。
かなり高額の買い物(私にとっては(笑))だったが、まずまずの効果は出ているといえよう。
ちなみに、昨日・今日と数時間使用しているが、動作はきわめて安定している。
参考までにベンチマークテストの結果を書いておく。
Cyrix 6x86-P166+ | AMD K6-PR2/200 | |
---|---|---|
CPU(浮) | 7,306 | 11,503 |
CPU(整) | 12,394 | 14,115 |
Cyrix 6x86-P166+ | AMD K6-PR2/200 | |
---|---|---|
Word Processing | 238.59 | 257.28 |
CAD/Draw | 1,296.12 | 1,469.18 |
Spreadsheet | 154.11 | 155.90 |
Paint | 219.64 | 222.46 |
Overall | 477.12 | 526.21 |
■1997/06/08
今日は、龍造寺ねこ氏とともにスターウォーズ特別編を見てきた。
特別編でリメイクされているシーンは、意外に多かった。デススター上空での戦闘シーンなどは、ほとんどすべて書き直されているようだった。映像のリアリティが、ぐんと増している。噂のジャバ様も、なかなかなめらかに動いていた。
また、いくつかのカットの追加(ジャバとハンの会話、ビッグスとの再会など)、字幕の変更によって、ストーリーも把握しやすくなっていた。
基本的なストーリーはまったく変わっていないため万人にお勧めできる映画ではないが、スターウォーズに個人的思い入れのある人なら、見て損はないと思う。
これを見て、スターウォーズクロニクルが欲しくなってしまった。クロニクルとは、竹書房から発売されている超豪華設定資料集である。ただ、値段が並みではないのだが……(ちなみに\20,000である)。
P/I-P55T2P4のK6対応状況だが、トイ氏に教えていただいたサイトTom's Hardware Guideによると、rev3.0以降はK6-PR2/200対応で、rev3.2以降はK6-PR2/233にも対応ということのようだ。
ということで、私のマザーでもK6-PR2/200が使えるらしい。
こうなると難しいのは、6x86MXとK6のどちらを選ぶかである。6x86MX-PR200とK6-PR2/200のパフォーマンスは、わずかに6x86MXの方が上らしい。しかし、前者が秋葉原に出回るようになるまでにはまだ若干の時間がかかるし、BIOS対応ももう少し先だろう。価格は、同じPRなら前者の方が若干安めに設定されるようだ。
しばらく待てるなら前者の方が買い得かもしれないが、高速なCPUをすぐにでも体験したい気持ちもある……。
ちょうどボーナスも出ることだし、現在のところ、思い切ってK6-PR2/200を買ってこようかと思っている。
Tom's Hardware Guideは、英文ではあるがPC-AT互換機の各パーツについて詳細な解説・ベンチマークなどが掲載されていてたいへん役に立ちそうである。ぜひ一度、訪れてみて欲しい。
龍造寺ねこ氏から一昔前のHD、QuantumのLightning 730Sを譲り受けた。WAVEデータおよびMPEGデータの一時保管用に使うつもりである。
タイトル画像、およびindexページの構成を変えてみた。ご感想をいただければ幸いである。
秋葉原購入代行のページは、無用なトラブルを招くのではとの知人のN氏の指摘を受け、開設を中止した。もし頼みたいものなどがあれば、個人的にメールでも送って欲しい。
■1997/06/03
フリーマーケットにジャンク品をいくつか追加した。しかし、フリーマーケットの品々は、我ながら本当にくだらないものばかりである(苦笑)。
P/I-P55T2P4だが、秋葉原のショップ店頭の表記によると、rev3.0以降はK6-PR2/200が使えるという。だが、ASUSのサイトの製品紹介を見ても、K6サポートについてはなにも書いてない。
ところが、同じサイトのBIOS Updateのページに「K6での問題を解決」という最新BIOSが上がっているのだ……。これは、K6が使えるということなのだろうか。
詳しい方がいれば、ぜひ教えていただきたい。
もし今のマザーボードでK6-PR2/200が使えるようなら、\50,000を切ったことだし、今度のボーナスでの購入も検討範囲なのだが……。
■1997/06/02
M2というコードネームで呼ばれていたCyrixの6x86MXが正式発表された。実際の商品が秋葉原に並ぶのはまだ先だが、かなりコストパフォーマンスの高い価格が期待できそうだ。
ここのところ「TritonTXマザー+K6」への交換を検討していたのだが、TritonTXでは64MB以上のメモリには2次キャッシュが効かないとか。現在私は96MBのメモリを使用しているので、このままTritonHXのP/I-P55T2P4を使い続けた方が良いのかもしれないと思い直しつつある(TritonHXなら64MB以上にも2次キャッシュが有効である)。
6x86MXは、6x86が使用できるマザーボードなら基本的に使用できるそうだ。しばらくこのまま「P/I-P55T2P4+6x86-P166+」で使い続け、6x86MXの価格がこなれてきたら載せ換えようかと考えている。
倉庫にカレンダーを公開した。ご利用いただければ幸いです。
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