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PC/HP日記 2001年8〜12月分

■2001/12/27・ひさしぶりの更新

 ひさしぶりの更新である。もう今年も押し詰まってしまった。
 前回の更新から、風邪を引いて寝込んだり、Age of Empires2 expantion: The Conquerorsに誘われてプレイを再開したり、ClearTypeが魅力なのでWindowsXPをインストールしたり、親指シフトソフトが対応してなくてWindows2000に戻したり、設定によっては使えるらしいことがわかってまたWindowsXPにしたり、あまりにも重いのとThe Conquerorsが安定しないのでWindows2000に戻すことを検討したりと、いろいろなことがあった。

 ゆっくりと更新を再開していきたいので、長い目で見守っていただければ幸いである。

■2001/11/08・広告設置

 先日、バリューコマース社に広告設置を申し込んだのだが、一週間ほどかかってようやく承認された。とりあえず234*60のサイズで、試しに設置してみた。ちょっとバランスが悪くなってしまったので、後日整理したい。

 ホームページを訪れてくださる皆さんには、ややページが重くなってご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

 なぜコンパックか、といった経緯についてはまたのちほど書きたい。

■2001/10/31・黒電話

 PCよもやま話にも書いたが、ADSL導入後、TAが使えなくなってしまった。しかし、アナログに戻すとき、プッシュ回線はわざわざ申し込まなかったので、回線はダイヤル回線になった。TAに繋いでいた電話機も、設定変更が必要である。

 しかし、ダイヤル回線ならあれも使える……ということで、昔の黒電話を引っ張り出してきた。うちにある黒電話は、なぜかモジュラージャックなのである。

 ひさしぶりに使ってみる黒電話は、たいへんうるさかった。受話器も重くてしかたがない。

 

 しかし、PCの脇に置いてある黒電話は、なかなかミスマッチでいい感じである。

■2001/10/10・1ch.tvオープン即閉鎖

 去る10/5、2ちゃんねるに対抗して西和彦氏が1ch.tvなるサイトをオープンした。オープン直後に一瞬公開され、翌日は終日停止し、現在は閲覧しかできなくなっている。

 1chの内容や、その意義については他のサイトに譲るとして、システム的な面について感想を書きたい。

 

 まず、荒らされたことを周知するために閲覧のみにしている、とのことだが、どうみてもシステムに問題があったとしか思えない(「本日をもってサービスの開始をここに宣言致します」といっておいてこの状況、というのが如実に物語っているわけだが)。タグを排除できない脆弱なスクリプトや、数多くのバグ、管理用のモジュールを公開エリアに置くなどのセキュリティ上の不備が、この状態を招いたのだろう。

 

 また、公開直後からレスポンスの悪さが指摘されていたが、これもアクセス数の見積りが甘すぎるとしかいいようがない。「ファイル管理問題で当初想定されえいた速度の数十分の一以下速度しか出ていません(原文ママ)」という記述もあったが、それは単なるテストの不備だろう。

 

 perlによるCGIで作成してあるようだが、いま現在、新規サイトを立ち上げるのにperl+CGIという選択はいかがなものだろうか。個人的な趣味の問題だが、大規模なサイトを新たに作るなら、ぜひServlerやJSPといった、サーバサイドJava技術を採用して欲しかった。

 

 現在の1chは、いかにも素人が作ったかのようなイメージが濃厚である。世の中の数多くのプログラマーが「俺に作らせれば……」と嘆息していることは間違いない。

■2001/09/24・Ultima Online

 Ultima Onlineをプレイしている知人のO氏に、Ultima Onlineのアカウントを譲ってほしいと頼まれた。なんでも、アカウントの継続期間に応じてプレゼントがあるらしい。私のアカウントは、発売から1年ほどプレイしたあとで停止中なのだが、ある程度の期間までは、継続していたとみなされるとか。

 しばらくはプレイしないだろうし、もし再開するとしても、旧アカウントにこだわることもないだろう。というわけで、譲ることにした。

 もし私のキャラクタに遭遇しても、別人ですのでご注意ください>旧ギルドのみなさん。

■2001/09/23・PC系日記コーナー独立

 最近もっぱら日記しか更新せず、その日記にレビュー風のことをしばしば書いていたりするので、PC系のものは別コーナーに記述することにした。この日記には、もうすこし私的なことを書きたい。

■2001/09/13・更新停滞中

 PCの構成を変更したり、風邪をひいたり、某ソフトウェアに、はまったりしていたので、またもや更新が滞ってしまった。
 メインPC・"sakurako"にRADEON LEを導入してみた。のちほどレポートしたい。

■2001/08/27・MAX PAYNE

 前回の更新から、ずいぶん時間が経過してしまった。このかん、キャプチャPCやゲームPCの構成を変更したり、久しぶりにゲームに、はまったりしていた。

 

 購入したゲームは、RemedyMAX PAYNEである。なつかしのFinal Realityで、ビルの屋上に広告が出ていたのを、覚えている人もいるだろう。あのゲームが、数年間の開発期間を経て、ようやく発売されたのである。

 内容は、Toom Raiderのような3rd Person視点の(自分自身の体を後ろから眺めた)ガンシューティングである。時間の流れを一時的にゆっくりにする演出といい、舞台の雰囲気といい(ニューヨークである)、映画マトリックスに大きく影響されているといえるだろう。

 グラフィックの質は、3DMark2001と同じ3Dエンジンを使っていることもあって、かなり高い。最高画質で快適にプレイするには、GeForce3と1GHzを超えるCPUが必要だろう。ただ、画質を落とせば、私のGeForceMX+Pentium3 667MHzのPCでも、スムーズに動作した(Webでは、Celeron 300MHz程度での動作報告もみかけた)。

 難易度はそれなりで、特にマップや仕掛けはかなり簡単である。ただ、ひたすら撃ちまくるだけではクリアできず、要所では慎重に進む必要がある。緊迫感はあるが、終盤はセーブ、ロードを頻繁に行なうことになり、やや興ざめともいえる。

 個人的には、ひさしぶりのアクションゲームで、まずまず楽しむことができた。ただ、ネットワーク対戦などに対応していないことには、残念な向きも多いかもしれない。

■2001/08/12・IntelのCPU戦略の変更

 先月、Intelから新しいCPUロードマップが明らかになった(PC Watchの記事)。それによると、Pentium3は、急速にPentium4に置き換わっていくとのこと。Athlonに対抗するためには必然的な戦略かもしれないが、ようやく0.13μm版Pentium3(Tualatin)が出始めたタイミングだけに、残念である。

 

 個人的には、現在のPentium4は、消費電力がやや多すぎると感じている。たとえば電源は、Pentium4対応でなければ動作保証されない。また、ケースからの排熱についても意識して処理しなければならないし、静音化を図るのもより難しくなる。

 電気料金にすれば、たいした差ではないのだろうが、PCを自作するとなると、こういった点は無視できない。たとえば、私がいま使っているコンパクトなMicroATXケースでは、現在のPentium4を使うのはきわめて難しい。

 また、現在のPentium4は、基本的にRDRAMを使用するというのも困りものである(ようやく、SDRAMが使えるIntel845チップセットを搭載したマザーボードが出てくるようだが……)。

 

 アップグレードを検討中という方も多いだろうが、こうなると、アップグレードも思案が必要である。

 私の例では、現在、ゲームPC・"hikaru"で使っているのは、Pentium3 667MHz。最近は熱中できるゲームがないため、休みがちでCPU不足も感じない。とはいえ、ひとたびキラーアプリが登場すれば、アップグレードしたくなるのは目に見えている。

 この場合、想定できるアップグレードパスは、いくつかあるだろう。

 

 ひとつは、Celeronブランドで登場するというTualatinである。Tualatinは、それに対応したチップセットでなければ動作しないので、マザーボードを買い換える必要があるが、すくなくともケースや電源はそのまま使える。ただ、パフォーマンスは、Pentium4やAthlonに較べて劣るのは否めない。

 もうひとつは、年末ごろに登場が予定されている0.13μm版Pentium4Northwood)を導入すること。消費電力は大幅に減少するし、このころには、安価なSDRAMが使えるマザーボードも数多く出回っているだろう。しかし、電源は、おそらく交換する必要があると思われる。

 最後は、Athlonである。いちどDuronを導入し、不安定さに閉口して手放してしまったが、Pentium4に較べたコストパフォーマンスは捨てがたい。ただ、高クロック版を使用するためには、電源交換も視野に入れる必要がありそうだ。

 

 幸い、私はそれほど状況が逼迫していないので、「しばらくは待ち」ということになる。しかし、現在の状況は、今すぐアップグレードしたい、という方には、悩ましいところだろう。

■2001/08/10・液晶ディスプレイ

 ここのところ、液晶ディスプレイの価格低下が著しい。XGA(1024*768)サイズなら、\5万以下があたりまえである。SXGA(1280*1024)でも、\10万を切ったモデルが次々に発売されている。

 私も、SXGAの液晶が安くなれば、導入を検討しようと思っている。

 SXGAはアスペクト比が5:3のため、CRTでSXGAを表示すると、画面の左右が余ってしまう。それを避けるため、私は1280*960を使っているのだが、この解像度を表示できるビデオカードは限られてしまうのだ。液晶なら、このような問題とは無縁なため、ビデオカードを選ばなくなるわけである。

 

 会社でも、最近、同僚が液晶ディスプレイを導入したが、選んだのはシャープLL-T1610Wであった。デジタル接続とアナログ接続の二系統入力と、16インチSXGAのコンパクトさで選んだらしい。さっそくデジタル接続で使用しているが、なかなかの画質のようだ。

 

 液晶ディスプレイも、各社から数多くの製品が発売され、同じTFTでも、品質の差は大きくなってきているといえるだろう。

 サイズと解像度はもとより、明るさ、発色、反応速度、インターフェースなど、評価のポイントはいくつかあるが、個人的に気になるのは、視野角である。私は視力がいまひとつのため、ディスプレイにやや近づいて使用している。そのため、視野角が狭い液晶ディスプレイでは、画面の隅のほうが変色してしまうのである。上下、左右とも160°、できれば170°欲しいところだ。

 

 件のLL-T1610Wは、視野角という点では(以前の同社の製品と同様に)標準的だ。

 しかし、新製品LL-T1512W(XGA)では、上下、左右170°と広視野角の、ASV液晶パネルを採用している。このパネルを使ったSXGAモデルが出れば、かなり魅力的だろう(ただ、PC USER誌によると、ASVパネルの視野角も、実際にはもうすこし狭いとのこと)。

 

 私が望むのは、SXGAの解像度、18インチ程度のサイズ、デジタル・アナログ二系統入力、170°以上の視野角、1677万色表示、できればスピーカー内蔵、といったところ。18インチなら、いま使用している19インチCRTのEIZOT761よりも画面サイズは広くなるだろう。

 この条件をほぼ満たすモデルとして、EIZOL676がある。たいへんすばらしいのだが、いかんせん高価すぎる。\10万程度の製品が出ないものだろうか……。

■2001/08/09・モバイル定額制いよいよ月末より開始

 先月の日記にも書いた、DDIポケットモバイル定額制だが、いよいよ詳細が明らかになった。8/29スタートとのこと。料金も見直されてより安くなり(長期契約で月約\5,000)、かなり魅力的なサービスである。
 私が利用しているプロバイダの@niftyも対応する予定だし、DDI自身が提供する接続サービス・PRINも年内無料で提供されるようだ。
 こうなると、あとはCFタイプの端末の登場を待つだけである。CFタイプが発売されたら、すぐにでも申し込むとしよう。

 できれば、音声通話もできるCF端末(NTTの611Sのような端末)がいちばんよいのだが、まあ未来永劫、発売されないだろう。

 ただ、懸念点は、接続サービスの品質である。まあ、私が住んでいるような郊外なら、それほど利用者も多くないと思われるが、都会ではどうだろうか。繋がらない、繋がっても転送速度が出ない、という事態だけは、避けてほしいものである。

■2001/08/07・再インストールのトラブル

 Windows2000の再インストール時には、いくつかトラブルに遭遇した。

 

 まず、Windows2000をインストールするため、CDから起動しようとしたのだが、なぜかブートできないのである。また、セットアップFDからブートしても、CD-ROMからの読み込みに移ったあと、エラーが出て停止してしまう。以前も、CD-ROMブートできない症状は出たのだが、そのときにはFDブートは成功していた。
 RICOHMP9120とマザーボードの相性かもしれないと思ったが、得体の知れないトラブルはケーブルのせい、という経験があるので、ケーブルを交換してみた。すると、無事にCDからブートし、インストールを完了することができた。
 ケーブルには、筐体が小さいこともあって、通常の40ピンフラットケーブルの途中を束ね、スマートケーブル風にしたものを使っていた。これが悪かったのだろう。Ultra ATA(33MB/s)なので大丈夫だろうと思っていたのだが、甘かったようだ。
 しかし、再インストール前はこのケーブルを使っていて、CD-Rを焼いたりもしていたので、考えてみれば怖い話である。

 

 次のトラブルは、突然キーボードとマウスが効かなくなる現象である。USBマウスだけはなぜか有効なので、調べてみると、デバイスマネージャでキーボードに「コード32」のエラーが表示されていた。Webで情報収集すると、この現象は、USBキーボードでセットアップし、あとからPS/2に変更すると起きるらしい。結局、レジストリエディタで、"HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Start"を、"4"から"1"に書き換えることで、とりあえず復旧した。
 しかし、その後もときどきこの現象が起きていたのだが、今日になって原因が判明。AltIMEのバージョン3.05不具合があったためであった。3.06に更新したので、一安心である。

 

 今回は、いままで遭遇したことのないトラブルが発生し、解決までかなりの時間を要してしまった。HDDを交換しただけなので、簡単に済むだろうと思ったのだが、誤算であった。

 

 しかし、HDDが60GBにもなると、フォーマットの時間が馬鹿にならない。まあ、ごくまれにしか実行しないのだが(一般のユーザーは特に)、なんとかしてほしいものである。

■2001/08/06・HDDの新調

 会社で私が使用しているPCが、諸事情から新しくなった。新品ではないが、CompaqDeskpro EN SFPentium3 866MHzモデルである。
 自宅のPCとほぼ同じスペックだが、体感速度は、会社のPCのほうが速い。その理由は、HDDの違いにあるようだ。自宅のPCは、5,400rpmSeagate U5。会社のPCは、7,200rpmWestern Digital WD300BBである。体感速度におけるHDDの重要性は高いようだ。

 ということで、思い切ってHDDを購入することにした。選んだのは、最近発売されたばかりのSeagate Barracuda ATA IV60GBモデルである。
 Barracuda ATA IIIは非常にうるさかったので、やや不安はあるが、メーカーによれば静粛性は高く、発熱も少ないとのこと。ユーザーの評判も、比較的よいようだ。
 先週の月曜日、7/30にアキバのツクモ eX.で購入。\20,699であった。リテール版で、保証が2年間つくのは心強い。

 

 さて、先週ずっとセットアップしていたのだが、いくつかトラブルに見舞われたこともあって、セットアップがおおむね完了するまで、まるまる一週間かかってしまった。かなりとほほである。トラブルの詳細については、またのちほど書きたい。

 

 新調したHDDは、なかなか高速である。HDBenchでも、40MB/s近い値が出る。
 特筆すべきはその静粛性で、とても7,200rpmとは思えない。特に、アイドル時には、ほとんど気にならないレベルだ。アクセス時も、いままで使っていたU5より圧倒的に静かである。IBMのDTLA-305040と同じか、それ以上の静かさに感じられる。
 発熱も、U5と大きく変わらないようだ。
 なかなかよい買い物だったといえるだろう。


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