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PC/HP日記 2001年7月分

■2001/07/28・キャプチャカード、Windows Media Encoder
 TV視聴用に使用しているサーバマシン・"inus"の調子が、いまひとつである。WinDVR(TVを見るためのアプリケーション)を起動すると、最初にTVの画像が表示されるのだが、そのまま画像が固まってしまうのである。音声は流れつづけ、アプリケーションの操作も行なえるのだが(キャプチャもできる)、表示だけが動かないのである。
 試行錯誤の末、画面の色数を切り替えると、動き出す「こともある」のがわかったが、かなり困った状態である。
 メインマシンで使っていたころにはまったく起こらなかった現象なので、マザーボード(ASUS P3V4X)のVIA製チップセット(ApolloPro133A)との相性を疑っている。
 機会があれば、ゲームマシン(ASUS CUSL2)とマザーボードを交換してみようと思う。

 ビデオキャプチャに関連した話だが、私は最近、WinDVRでMPEG1キャプチャしたファイルを、Windows Media Encoder(現在は7.1を使用)で変換して保存している。私は、あまり画質にはこだわっていないので(見られればいいと思っている)、サイズが小さくなるWMEはうってつけである。だいたいCD-R1枚に、320*240の映像を、4〜5時間ぶん保存している。
 そのWMEなのだが、困った現象が起きている。ときどき、エンコードが停止してしまうのだ。停止してしまうといっても、ハングアップなどではなく、なぜかCPUを使わなくなるという現象である。CPUの使用率には空きがあるのに、WMEが1〜2%しか使用しなくなってしまうのだ。しかし、数十分ほうっておくと、また100%使用するようになる。そして、またしばらく(数分程度?)すると、動かなくなるのである。
 サーバマシンでも、メインマシンでも、同じ現象が起きているので、ハードウェアに問題があるという可能性は低いだろう。WMEの問題か、エンコードの問題ではないかと推測しているが、いまのところ謎である。
 ほとほと困っているのだが、ウェブで調べても、情報は見つからなかった。なにかヒントをお持ちの方がいれば、ぜひお教えいただきたいと思う。

■2001/07/27・モバイル定額制
 DDIポケットのモバイル定額制(AirH"の32kパケット通信)が、いよいよ来月から始まる予定である。しかし、簡単に情報収集してみたところ、どうやら8/1からのサービス開始は、ないらしい。下旬あたりにずれこむようだ。
 私としては、モバイルな定額制には関心が高いものの、実際に定額制になったとき、はたしてどのくらい活用するか自分でもよくわからない(ヒマさえあれば接続しているかもしれないし、逆に、たいして使わないかもしれない)。ちなみに、現在は、モバイル接続するのはかなり必要度の高いときだけで、毎月の接続料金はせいぜい\200である。しかし、自宅では、常時接続のない環境はすでに考えられない。

 そのため、まずは、(すでにサービスが開始されている)月25時間まで固定料金のコースにでも申し込んでみたいのだが、ふたつほど難がある。
 まず、CFタイプのAirH"対応端末がいまだに発売されていないこと。ザウルスでの使用も考えているので、これは致命的である。
 また、接続時のプロバイダとして、KDDIのDIONと、PRIN(DDIポケット自身の接続サービス)しか選べないのも欠点である。ともに、接続速度については決して評判はよくないようだ。現在使用しているプロバイダに加えて、さらに\2,000、追加で徴収されるのも痛い(DIONもPRINも同料金)。
 これらの二点さえ改善されれば、すぐにでも申し込むのだが……。まあ、DDIポケットもわかっていると思うので、早期の対応を期待したい。

 しかし、初のモバイル定額制という、なかなかインパクトのあるサービスをまったくといっていいほど宣伝しないのは、PHSを軽視するKDDIの方針なのだろうか……。

■2001/07/20・3台目のデジタルカメラ
 5月分の日記に書いたように、デジカメとしてカシオLV-10を使っている。軽量なのが最大の魅力で、常時持ち歩いてもまったく苦にならない。
 しかし、専用USBケーブルがないと画像が取り出せない、というのは意外なストレスであった。職場など、たとえPCがある環境でも、撮影してすぐに閲覧する、渡す、ということができないのである。また画質もトイデジカメとしては高いとはいえ、VGAどまり。メモならともかく、ちょっとした風景やスナップを写すにはやや寂しい。
 というわけで、しばらく前から、新しいデジカメを物色していた。それなりにコンパクトで、価格は控えめ、使い道が広がるのでどうせならズームも欲しい。また、電源としては、専用充電池のものはいろいろと面倒なので、単三乾電池が望ましい。
 この条件にあてはまるものは何種類もあるのだが、主に価格から、次の二機種に絞った。三洋電機DSC-MZ1と、キヤノンPowerShot A20である。

 DSC-MZ1は、ワイドレンジショットなどの豊富な機能が魅力である。また、露出で、絞り優先・シャッター速度優先の指定が可能なのも面白い。いろいろ試行錯誤できるデジカメ、という感じである。ただ、アルカリ乾電池での動作が不可能なのは、欠点だ。
 PowerShot A20は、それに対して、簡単に撮影できることをうりにしている。電源が単三乾電池4本なのは重いが、アルカリでも動作する。

 ウェブで情報収集してみたところ、DSC-MZ1は、前評判ほどではない、という印象であった。電池の持ちも悪いらしいし、ワイドレンジショットも万能ではなく、失敗するケースがあるらしい。A20は、可もなく不可もなく、といったところだろうか。

 店頭で実機を触ってみると、筐体のサイズは、A20よりも、DSC-MZ1のほうが一回り小さい。
 ただ、DSC-MZ1のレンズカバーのできは、本体を傾けると開いてしまうなど、いまひとつ。また、電池ボックスのふたも、華奢である。以前使用していたDSC-X110は、電池ボックスのふたの固定用の爪が、一か所、折れてしまったのだが、その構造は改善されていないようだ。しかし、筐体は、金属が多用されていて高級感が高い。
 A20は、表面から見ると高級感があるものの、裏側はプラスチックがむきだしで、かなりチープだ。なつかしのフジのDS-7を髣髴とさせる。しかし、各部の造作は、なかなかしっかりしている。
 価格は、A20のほうが数千円安いようだ。

 悩んだのだが、最終的に、PowerShot A20を選択した。決め手になったのは、デザインである。
 DSC-MZ1のオレンジ色の滑り止めは、どうもいまひとつだと感じてしまう。また、のっぺりした面から伸びるレンズも、統一感を損なっている。しかし、A20は、なぜか最初に見たときにピピッと来るものがあって、妙に気に入ってしまったのである。
 ヨドバシカメラの通販がポイント15%還元のため、そちらで購入した。\40,800と、かなりリーズナブルであった。
 昨日到着し、何枚か撮影したが、とりあえず満足している。機会があれば、追ってレポートしたいと思う。

 昨年はC-2100Ultra Zoomを買ってしまったので、これでデジカメは3台である(苦笑)。状況に応じて使い分けて、かつ使いこなしていきたいと思う。

■2001/07/17・フレッツ・ADSL開通
 昨日、予告通りフレッツ・ADSLが開通した。
 まずは、モデムやブロードバンドルータを設置し、BLR-TX4のファームウエアをアップデートした。次に、ノートPCの内蔵モデムでいったんアナログ接続し、プロバイダのADSLコースに申し込む(@niftyは、その場でコース変更ができるので便利である)。続いて、ブロードバンドルータにプロバイダ関係の情報を設定した。PC側のIPアドレスなどの設定は、そのまま使えるはずである。
 設定完了後、接続してみると、無事に繋がった。ウェブを開いてみると……むむ、これは未体験の速さである。きわめて快適だ。
 思えば、64kbpsの時代は長かった……常時接続が可能になったのに匹敵する感動である。
 なお、パフォーマンスは、http://speednet.pos.to/によると、夜間で1.1Mbps、昼間で1.25Mbpsほどであった。フレッツ・ADSLとしては、こんなものであろう。

 ただ、今日になって、いったん切断したあと、再接続に失敗し、数十分間使用不能になったことがあった。いろいろとルータ側の設定を変更したのだが、改善されず、ルータを電源断してしばらく放置したところ、繋がるようになった(BLR-TX4は、ややログ取得機能が不足しており、こういった場合には原因がつかみにくい)。ADSLは、やはりこなれていないだけあって、不安定なのだろうか……。

 なお、ルータで接続できなかったので、NTT提供のフレッツ接続ツール(PPPoEクライアントソフトウエア)を試してみたのだが、こちらもうまく動作しなかった。PPPoE用に作成される疑似ネットワークアダプタのIPアドレスが、うまく設定されないのである。ヘルプによると、バージョン1.5で改善されたとのことなのだが、まさに同じ症状である。ルータが正常に動作していれば使用しないとはいえ、困ったものである。

■2001/07/15・
ブロードバンドルータ、ワイヤレスキーボード
 いよいよ明日、フレッツ・ADSLの開通である。それに備えて、ブロードバンドルータを購入してきた。
 購入にあたってはいろいろと情報収集したのだが、普及価格帯の製品では、それほど大きな差はないようだ(特に、サーバを公開しないような場合)。面倒になって、いちばん無難そうなメルコのやつでいいか、と適当に考えてショップへ行った。
 最初は、通勤系路上にあるヨドバシカメラの上野店へ行ってみた。しかし、リンクシスやプラネックス、マイクロ総研、NECなどはあるものの、メルコ(やコレガ、エレコム)はない。とりあえず購入は見送った。
 土曜日に地元のショップにいってみたところ、リンクシスの製品しかない(BEFSR41)。他社の製品も値札だけはあるので、在庫が切れているのだろう)。
 リンクシスの製品は、DMZとポートフォワーディングが非サポート機能となっているのが難である。とりあえず帰宅し、ウェブで調べてみた。ユーザーサイトの情報によると、機能的には充分のようだ。
 というわけで、リンクシスに決めて、翌日曜日にショップに行くと……リンクシスが消えて、メルコやエレコム、プラネックス、ヤマハなどの製品が並んでいた。ちょうど製品が補充されたのだろうか……まあそれなら、ということでメルコのBLR-TX4を買い求めた。
 いっしょに、家庭内LANの配線用に、LANケーブルも購入してきた。
 あとは、工事日を待つだけである。

 先日、「キーリピートの間隔調整ができない」と日記に書いた、イーヤマ製のワイヤレスキーボードだが、その後、サーバマシン・"inus"に接続してみた。すると、正常にリピート間隔が調整できるようになった。メインマシンで試したときには、切り替え機を経由していたので、そのせいかもしれない。これで、使いつづけることができそうである。

■2001/07/09・Windows2000の不安定、ハードディスク新製品
 最近、メインマシン・"sakurako"のWindows2000が不安定である。Windowsの起動中、デスクトップ上のアイコンが表示されるところで、処理が進まなくなってしまうのである。Ctrl+Alt+Delは効くので、そのままログオフし、もう一度ログインすれば使えるようになるのだが、困ったものである。新しいデバイスを追加したわけでも、アプリケーションをインストールしたわけでもなく、原因はよくわからない。ServicePack2を適用しても変わらなかった。
 停止してしまう場所からすると、常駐ソフトか、スタートアップに登録してあるアプリケーションが怪しそうであるが……。面倒でも、調査してみることにしよう。
 メインマシンは、とにかく安定して動くことを目指しているのだが、なかなかうまくいかないものである。

 各メーカーから、新世代のハードディスクが続々と登場している。MaxtorD540XSeagateU6Barracuda ATA IVなどである。はやりは、40GBプラッタのようだ。
 インターネット上の評判を見ると、いずれのモデルでも、静粛性は改善されているらしい。Barracuda ATA IVなどでは流体軸受けを採用し、この記事が本当なら大幅な進化である。
 私としても、今使っているSeagate U5に大きな不満はないとはいえ、購買欲が刺激されるのは否めない。品物が潤沢に出回って、価格が下がってきたら、考えてもよいかもしれない。

■2001/07/05WinDVR ARENA MAX
 地元の電器店で、infoMagicWinDVR ARENA MAXが安かったため、購入してきた。日本製(NEC製という噂)TVチューナーカードと、MPEG1/2対応のTV視聴・録画ソフトウエア、WinDVRのセット商品である。
 私は、メインマシン・"sakurako"では、WinDVRのソフトウエア単体と、I-Oデータ製TVチューナーカード(GA-BCTV4/PCI)で、TV視聴を行なっている。
 WinDVR ARENA MAXも試してみて、画質がよければ、チューナーカードの交換も検討しようと思ったのである。

 購入後、さっそく液晶ディスプレイに繋いだサブマシン・"inus"に導入してみた。ドライバ、ソフトウエアとも、問題なくインストール完了。マザーボードはASUSのP3V4Xで、VIA ApolloPro 133Aチップセットだが、正常に動作した。

 両者を比較してみると、画質は、ややGA-BCTV4のほうがよいようだ。ただ、私はアンテナ線を、ブースタを通した後で3つに分配しているので、電波がかなり弱い。試しに二分配にしてみると、多少改善された。また、画質は、PC本体の状態や、筐体の配置にも影響されるだろう。
 とりあえず、メインマシンからサブマシンにGA-BCTV4を移し、さらに試してみようと思う。
 
 ちなみに、GA-BCTV4は、いまだにWindows2000用ドライバがベータ版である。特に問題はないとはいえ、やや不安だ。一日も早い正式対応を望みたい。

■2001/07/04Yahoo! BB申し込み、フレッツ・ADSL工事日決定
 7月になって、Yahoo! BBから本申し込みの受付開始のメールが届いたので、さっそく申し込んだ。あとは、工事日が決まれば、Yahoo! BBから連絡があるはずである。予約開始から受付まで、かなりのはやわざで、驚きである。
 ただ、今回のメールは、どうやら私の住む県で申し込みが開始された、ということらしい。県のはじっこに位置する私のところまで、サービスが開始されるのは、かなり先のことになりそうである。

 ずいぶん長いこと待たされたフレッツ・ADSLだが、今日、NTTから連絡があり、工事日が決定した(ちなみに、自宅には電話が2回線ある)。7/16とのことである。モデムは、レンタルを選択した。電話局からの距離は2kmとのこと。速度は、それなりに期待できるだろう。
 その電話では、速度が出ない恐れが(わずかながら)あること、プロバイダはADSL対応のものにしなくてはならないこと、LANカードやケーブルを用意すること、速度が出ないときは回線調整が可能だが、それには工事代金がかかること……などなど、丁寧かつ事細かに説明された。ADSLの性質上、帯域幅が保証できないので、しっかりと説明する必要があるのだろう。
 かなり待たされたので怒りもつのったが、丁寧な電話でやや収まった。まあ、あとは、工事日を待つだけである。

 さて、1台のPCではなく、複数のPCから同時にインターネットに接続したいため、工事日までにはブロードバンドルータを購入しなくてはならない。@ITの記事(「ブロードバンド・ルータ徹底攻略ガイド」)や、2chなどを参考に、じっくりと選ぶことにしよう。
 ちなみに、ブロードバンドルータとはなにか、については、同じく@ITの「ネットワーク・デバイス教科書・第1回 ブロードバンド・ルータ」に詳しい。

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