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PC/HP日記 2001年6月分

■2001/06/30YY-A101、Seagate U5
 私の使用しているケース・YY-A101が、最近注目されているようだ。先日、某誌では後継モデルA102が紹介されていたし、今発売中のDOS/V magazine(7/15号)でも、YY-A101を使用した記事が掲載されていた(特に、後者の記事は、目的別にPCを自作するというものなのだが、そのうちのホームサーバPCが、A101MX3SSeagateU5と、パーツまでかなり似通っている)。
 コンパクトなMicroATXながら、通常のサイズの(Low Profileではない)AGP、PCI拡張カードが使用できるのが魅力なのだろう。
 我ながら、先見の明があったといえるだろう……といいたいところなのだが、私も2chで情報を得ただけなので、威張れたものではないのであった。

 ところで、DOS/V magazineの記事中、電源が150Wなので、HDDなどが使用する電力をまかなえるか不安、という記述があった。しかし、メーカー製のブック型PCなどでは、150W程度の電源はごく普通である。また、常識的にも、HDDが動作しない筐体というのは、商品としてありえないだろう。この場合、むしろ心配すべきはCPUの消費電力ではないだろうか。

 ケースとは関係ないが、同じDOS/V magazineの記事では、静かなHDDとして、SeagateU5を、5例中の2つで使用している。しかし、使っている私からすれば、U5はシーク音がかなりうるさい。ロットの違いなどで騒音も違ってくるのだろうか、とも思うが、別のPCで使っているU8(U5の前モデル)も、回転音は静かながらシーク音がうるさく、やはり同傾向の騒音である。うーむ、いったいどういうことだろう。

 このU5だが、ときどき電源断時に、「ピー」という、かなり大きな異音を発する。かなり気になるのだが、特に不具合もないようなので、そのまま使っている。電源との相性かなにかだろうか。

■2001/06/26ブロードバンド、液晶ディスプレイ
 世間でも大きな話題になっているが、ソフトバンクYahoo! BBの発表はインパクトがあった。月々\2,830の低価格は、(たとえ額面通りに受け取れないにせよ)8Mbpsの接続速度とあいまって、衝撃的である。
 また、Yahoo! BBの参入は、ADSLやCATVといった、ブロードバンド接続料金に価格破壊をもたらすことになるだろう。
 私の住む地域は提供範囲ではないのだが、予約の多い地域からエリア拡大されるかもしれない、ということで、とりあえず予約だけは行なっておいた。
 ただ、ソフトバンクは、以前スピードネットで味噌をつけたので、やや不安もある。とはいえ、今回は、発表からサービス提供までの期間が短く、他社に追従の余地を与えていない点や、東京めたりっく通信を買収している点などから、期待が持てるのではないかと思う。
 企画倒れになることなく、がんばってほしい。

 ところで、先月21日に申し込んだフレッツ・ADSLは、いまだに何の連絡もない。Yahoo! BB発表の翌日に、NTTから大きな封筒が届いたので、すわ工事決定か、と喜んだのだが……中身はフレッツ・ADSLの設定の案内と、「もう少しお待ちください」というお知らせだった。拍子抜けである。さっさと手続きを進めてもらいたいものだ。

 価格低下が著しいため、そろそろ買いたいと思っていた液晶ディスプレイを、秋葉原で購入してきた。
 液晶とCRT、どちらを選ぶか、といわれれば、躊躇なくCRTを選ぶ私だが、セカンドマシン用としては、面積を取らない液晶ディスプレイは魅力的である。また、先日、メインマシン・"sakurako"が載っているテーブルを一回り大きなものに交換したので、面積にも余裕ができた。そこで、購入に踏み切ったのである。
 ものは、中古で、EIZOFlexScan L360である。ソフマップ10号店にて、\39,800であった。99年8月発売とやや古いモデルだが、200cd/m2とまずまず明るく、視野角も水平140度、垂直120度でそれなりである。私の購入したものは、ドット欠けなどもなかった。
 さっそく設置してみたが、やはり見やすさではCRTに劣る。
 しかし、卓上にふたつのディスプレイを置けるのは有効なので、マニュアル参照用やテレビ視聴用に使おうと思っている。

 中古の液晶パネルというと、経年劣化による明るさの低下が気になる。が、なんでも最近の液晶パネルでは、寿命が伸びたため、パネルの寿命が来る前に商品寿命が尽きるそうだ。中古でも問題は少ないらしい(その意味では、CRTのほうが、焼きつきやフォーカスぼけなど注意かもしれない)。

■2001/06/24
PCの故障、特殊な部品
 先日、別居している弟から、電話があった。なんでも、PCが壊れたとのこと。PCの電源コードをコンセントに差し込んだところ、PC本体から雷のような音がして、煙が上がり焦げくさい匂いが立ち昇ったのだそうである。状況からして、電源の故障というのがいちばんありそうだったので、この週末に、PCごと持ってきてもらい、修理(電源の交換)を試みることにした。
 弟は、ちょうど転居したばかりで、転居後初めてのPC起動だったそうである。荷物の運搬中に、部品が外れたりしたのかもしれない。ちなみに、PCはEPSON DIRECTEndeavor MT-3000である。昨年のはじめごろの購入なので、メーカー保障期間はすでに経過している。

 さて、到着したPCを開けてみると、妙に電源が小さい。どうやら、小さい筐体にあわせるための、特殊な電源らしい。普通のATX電源と幅と高さは同じものの、奥行きは、通常の14cmに対して、わずか8cmほどである。ただ、前面に搭載されているCD-ROMドライブとの間に、隙間がやや開いているので、通常のATX電源でも搭載可能かもしれない。
 まずは、電源からマザーボードや各種ドライブへのケーブルを外してから、コンセントにつなぎ、テスターを当ててみた。5Vが供給されているはずのVSBに、まったく反応がない。やはり電源が壊れているようだ。次に、手持ちの別の電源から各部品に接続し、電源を投入してみると、問題なく起動した。他の部品には問題なさそうだ。
 そこで、電源を交換することにした。しかし、残念ながら通常のATX電源では筐体に入らない。CD-ROMドライブどころか、5インチベイと干渉してしまうのだ。CD-ROMドライブを取り外し、筐体を加工すればなんとか収めることはできそうだが、そこまでするのは面倒である。

 ケースの買い換えも含めて、どうするか検討したのだが、結局、秋葉原で小型の電源を探してみることになった。しばらくは、筐体の上に、ATX電源を外付けで設置することにした。
 筐体の上に電源がむきだしで乗っている姿は非常に間抜けである。

 しかし、今回のような発煙といったケースは、保証期間外でも対応してくれるのだろうか(そう思って、シールをはがして電源を開けてみることまではしなかったのだが)。とはいえ、送り返したり、修理期間中PCが使えなかったりすることを考えると、電源の交換ですめば、安上がりかもしれない。
 とりあえず使えるので、気長に秋葉原で探してみるつもりである(もし、小型の電源をご存知の方がいれば、お教えいただけるとたいへんありがたい)。

■2001/06/20
詰め替えインク、ワイヤレスキーボード
 プリンタのインクが切れた。私が使用しているプリンタは、hpDeskJet955Cである。hpのインクカートリッジはきわめて高価なので、インクの詰め替え(補充)に挑戦してみることにした。
 プリンタのメーカーとしては、印字ヘッドを壊す可能性のある詰め替えは、やってもらいたくないことだろう(もちろんインクも売れなくなるわけだし)。印字品質も、純正インクに較べれば低下すると考えられる。
 しかし、ことhpのインクジェットプリンタに関しては、インクカートリッジがヘッド一体型のため、もし失敗しても、そのままカートリッジを捨てるだけでよい。他社のプリンタに較べると、ヘッドが壊れるなどのプリンタ本体を修理に出すような事態は起こりにくいため、詰め替えのリスクは低いといえる。

 詰め替えインクは、セポムという会社のものが、すでに購入してある。
 ちなみに、前回試したときには、インクを足しすぎたのか、シアンとイエローが混ざってしまい、見事に失敗した。そこで今回は、詰め替えインクの説明にあるように、「入らなくなるまで注入する」のではなく、適当に分量をみはからって、入れることにした。

 注入は、補充用のインクタンクの先端をカートリッジの空気穴(?)に差し込み、タンクを押してインクを送り込むという、きわめて原始的な方法である。今回はイエローが切れたので、イエローだけやや多め、他の色は少なめに注入した。

 注入後、印刷してみると、イエローだけきちんと出なかった。ちょうどヘッドか詰まったような、かすれかたである。そこで、いったんカートリッジを取り外し、詰め替えインクの説明書にあるように軽く振ってから再び装着したところ、無事に印刷できるようになった。
 気になる印字品質は、私の目には、それほど変化したとは思えないレベルである。まずは満足といえる。hpのプリンタを使っていて、冒険心のある方は、試してみてもよいかもしれない(もちろん自己責任ということになるわけだが)。
 今回は、まだ残っていたシアンとマゼンタも補充してしまったが、インクの質の維持という点からみれば、混ぜないほうがよかったのかもしれない。

 秋葉原の俺コンスポットで、イーヤマモニタのオプション品である、コードレスキーボードとマウスのセットが、しばらく前から安く販売されている。外見から容易に想像がつくように、ロジクールが製造元である。
 現在、メインマシン・"sakurako"で使用しているキーボードは、同じロジクール製で、このコードレスのものと、デザイン、キータッチとも、まったく同じである。ロジクールのキーボードの打ち心地は、個人的になかなか好みだ。
 また、今は光学マウスを使用しているのだが、光学マウスの使用感は独特である。しばらく使っているうちに、ボールマウスもそれはそれで悪くないと思い直しつつある(実際、会社ではMSの茄子マウスをふたたび使っていたりする)。
 コードレスマウスには、以前MS製で後悔した思い出があるので、買おうかどうかしばらく悩んでいたのだが、このような理由で思い切って購入してみた。\4,980であった。

 さて、使用感である。
 まず、マウスは、かなりの重量である。乾電池(単4、2本)を使用するため、通常のボールマウスよりもさらに重い。しかしながら、すべりはなかなかよく、思ったよりもスムーズに動かすことができる。懸念していたサンプルレートも、通常のPS2マウスよりやや低めだが、まあ妥協できる数値である(少なくともWindows98の標準のレートや、以前のMS製コードレスより、はるかによい)。ただ、残念ながら、ホイールは(最近のロジクール製マウスに共通のように)遊びがきわめて大きく、たいへん使いにくい。とはいえ、全体としては及第点である。
 キーボードは、打鍵感はいままでのものとまったく変わらず、特に不満はない。電力消費を抑えるためか、Num LockなどのLEDが装備されていないが、あまり問題はないだろう。
 ワイヤレス入力デバイスはなかなか快適だ……と思ったのだが、思わぬ問題があった。なんと、キーのオートリピートが遅いのである。コントロールパネルで、キーリピートの間隔を設定しても、まったく反映されない。どうやら、PC本体ではなく、キーボード側で、標準的な速度でリピートさせているらしい。私は、常に最高速の設定で使っているので、これではカーソル移動やスクロールが遅くて、使い物にならない……。
 というわけで、この買い物は失敗であった。

■2001/06/18iアプリ、タイピングソフト
 知人が、携帯電話をNTTドコモ503iシリーズに買い換えた。そこで、いい機会なので、iアプリを作成してみることにした。iアプリとは、携帯電話で動作するJavaアプリケーションに対して、ドコモが名付けた愛称である。
 Webでちょっと調べてみると、携帯電話向けJavaアプリケーション作成サイトが、数多く見つかった。さすがに端末の台数が出ているだけあって、興味を持つ人も多いらしい。そのなかでは、JavaHzが、メーリングリストのアーカイブが公開されているなど、なかなか役に立つようだ。
 とりあえずは、それらのサイトを参考に、簡単なアプリケーションを作ってみようと思う。

 iアプリは、動作する環境が携帯電話だけあって、アプリケーションサイズが圧縮後で10KBまでと、かなり制限がきつい。しかし、開発サイトの盛り上がりを見ると、この制限がかえって想像力を刺激するのかもしれない。

 503iシリーズといえば、P503iSO503i回収騒ぎが記憶に新しいところである。iアプリに関しても、P503iでは、iアプリの設定ファイル(の解析)にスペルミスがあって、正しいスペルでは動作しない(4月を"Apr"ではなく"Apl"と書かなくてはならない)という、かなり恥ずかしいバグがある。また、上のJavaHzによると、N503iには、iアプリ動作中に時計が大きくずれていく(1時間あたり2分とか)バグがある。さらに、F503iには、プログラムから取得できる時刻の秒の単位が、iアプリの起動時に強制的に0になる(※)というバグがあるそうである。

※ つまり、11:03:59に起動したアプリは、11:03:00から時計がスタートする。プログラムからは、最大で1分弱、ずれた時刻が取得されてしまうわけである。携帯電話の時計自体は、iアプリとは関係なく正常に動作するとのこと。

 この不具合の多さは、さすがに第一世代というところだろうか。なんにせよ、困ったことである。

 先日、たれぱんだのタイピングソフト、その名もたれぱん打が発売された。現在は、コンビニエンスストアで限定販売されている。実は私は、たれぱんだのファンなので、このソフトも購入してきた。ソフトのできは、そこそこ、といったところ。
 タイピングソフトは、「お手軽アプリケーション」の一種として、(デスクトップアクセサリやミニゲーム集に続いて)定着した感がある。それだけ作成するのが簡単ということなのだろうが、どうせなら一味違ったものに欲しいところ。その点、(やや古いソフトになるが)セガTyping of the Deadは、よく考えられているといえるだろう。

■2001/06/11
プログラミング言語
 最近、プログラミングに、すっかりJava言語ばかり使用している。仕事でJavaを使っている、ということもあるのだが、PerlやC++とはごぶさただ。
 だいぶ経験を積んだこともあって、Javaなら一通りのことはできるようになった。しかし、Javaを扱っていて残念なのは、作成する(作成できる)プログラム(アプレットではなく、スタンドアロンアプリケーション)に、どうしてもいくつかの制限があることである。

 まず、OSやデバイスを強く意識するようなプログラム――たとえば、OSの動作をトリガにして起動するプログラムとか、ビデオキャプチャ、常駐型のアプリケーションなど――は、かなり作りにくい。
 また、作成したアプリケーションは、特にGUIの場合、たいへん動作が遅くなってしまう。現在はCPUパワーが向上したので、比較的まともに動くようになったが、それでもWindowsのネイティブアプリケーションには較べるべくもない。
 さらに、動作環境が限られることも問題だ。ここでいう動作環境とは、「サポートされるOS」ではなく、「動作するPC」という意味である。もしプログラムを公開する場合、WindowsにはJavaの実行環境が存在しないため、別途JRE(Javaの実行環境)をダウンロードしてもらわなくてはならない。
 これらは、OS上にJVMという仮想マシンを構築し、そこでプログラムを動かすという、Javaの仕様が原因である。
 実際に趣味のプログラミングを行なっていると、OSと関係した小さなユーティリティなどを作りたいことも多い。この点、Javaはたいへん残念である。
 まあ、インターネットやイントラネットのサーバで動作するアプリケーションを書くなら、Javaが最適なのだが……。

 ところで、Microsoftから発表されている「C#」という言語は、Javaにそっくりである。Microsoftの次期プログラム開発環境である.NETにはC#が大々的に採用されるので、Windowsプログラムを書くならC#を使うという方法も考えられる。
 しかし……Windowsのプログラムを作る、ということは、どうも敷居が高い。Win32APIやSDKなどを一から勉強するのは、かなり難儀なのである。

■2001/06/09カウンタ、USBケーブル、Aptiva E
 トップページのカウンタが100,000を突破した。いつもいらっしゃってくださる方々のおかげである。どうもありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします(なお、イベントは検討中、である)。

 先日、ケースをYY-A101に変更したが、このケースは前面パネルUSBコネクタがついている。便利なのでぜひ使いたいのだが、なかなか簡単にはいかない。
 ケースには、背面から前面まで、USBを取り回すためのケーブルが付属しているので、それを使えばこの前面コネクタを使うことができる。しかし、すでに背面のコネクタはすべて使用中である。
 また、使用中のマザーボード、MX3Sには、マザーボード上に拡張USB端子のためのヘッダコネクタが存在するが、それをバックパネルに出力するような部品は付属しない(以前使用していたCUSL2には付属していた)。

 このように、一筋縄では行かないのだが、マザーボード上のヘッダコネクタから、ケース前面のコネクタまで正しく結線すれば、使用可能になるはずである。
 ちょうど休日なので、手持ちの部品を使ってケーブルを自作することにした。
 まず、ケースのピンアサインを、テスターを当てて地道に調べた。その後、マザーボードとケース、それぞれを接続するケーブルを作成した。最後に、テスターでワイヤリングが間違っていないかチェックし、完了である。
 電源を入れたあと、まずは5VとGNDにテスターを当てて、電圧を調べる。間違っていないようだ。とりあえず、接続したデバイスが即座に壊れる、ということはないだろう。次に、手持ちのUSB機器のなかでいちばん安価なUSBハブを接続してみた。……無事に認識された。成功である。
 マザーボードの拡張USB端子は、遊んでいることも多いと思う。もし、ケーブルの作成は簡単な工作なので、有効活用を図ってみてはいかがだろうか(なお、自己責任でお願いしたい)。

 Aptiva Eを店頭でじっくり眺めてみた。\13万台のモデルは、どうやら液晶の視野角に問題があるようだ。\16万台の液晶なら問題ないようだが、値ごろ感は薄い。また、ケースは、IEEE1394や光デジタル出力の端子が前面に設けられている。便利だが、将来マザーボードを換装するときに、障害になるかもしれない(分解してみなければわからないが……)。
 というわけで、物欲はおさまったようだ。

■2001/06/04黒PCの呼び声
 某掲示板に、IBMの液晶一体型デスクトップPC、Aptiva X2179-50J)が安く(\11万)で出ているとの情報が掲載され、思わず秋葉原へ走りそうになった。ソリッドな筐体(見たまま(笑))が魅力なのだが、買っても使うあてがないといいきかせ、なんとか思いとどまった。ThinkPad X21を購入して、すっかりにわかIBMファンの私である。
 IBMのPCは、デスクトップも黒くなってから、なかなかスマートである。また、Aptiva Eシリーズなど、Duron 850MHzの15インチ液晶モデルで実売\13万強と、値ごろ感も高い。店頭で実際に見てみたが、小型な筐体ながらMicro ATX(らしい)、標準サイズの5インチ・3.5インチベイ、Low Profile PCIと、拡張も不可能ではなさそうだ。魅力的である。

■2001/06/03N-Bench、静音化PC
 AMD謹製ということで話題のN-Benchここからダウンロード可能)がASCII誌の付録CD-ROMに収録されていたので、インストールしてみた。なかなかかっこいいものの、デモとしてのでき3DMark2001には及ばないようだ。しかしながら、日本製のデモは貴重なので、今後もバージョンアップしてがんばってもらいたい。

 N-Benchもそうだが、サービスパックや体験版など、最近はサイズの大きいファイルが増えてきた。そこで、夜間も電源を入れたままでダウンロードができるように、静音を目指したPCを組み立ててみた。
 しかし、わざわざ部品を調達すると高くつく。手元にあったものを組み合わせることにした。
 まず、電源は、以前購入した日本プロテクターPCSA-300P-X2Sを使用した。排気ファンが温度センサー内蔵の可変速のため、かなり静かである。
 CPUは、これも以前購入し、そのままお蔵入りしていたVIACyrix3を使うことにする。本来はコア電圧1.9V700MHz駆動(100*7)であるが、それを1.5V466MHz(66*7)で動かし、低発熱を目指した。うまくいけばヒートシンクのみのファンレスも可能だろう。
 HDDは、IBMDTLA-305030である。もともと比較的静かなHDDだが、さらに静音化ツールを実行して騒音を抑える。
 マザーボードは、ASUSP3V4Xである。その他、拡張カード類は、余っていたものでファンが付いていないものを適当に選択した。

 さて、起動してみると、CPUが意外に発熱しPentium3のリテール版ヒートシンク(ファンを外したもの)では心もとないことがわかった。そこで、ファンを装着して5Vで動かすことにした。回転数の低下が心配だったが、かなり勢いよく回っているので、突然停止するというようなことはないだろう。

 結果として、まずまず静かなPCが完成した。ザクさんのPCにはとうてい及ばないものの、つけっぱなしでも眠れる程度である。手元にあった部品だけで組み上げたとしては、満足のいく結果であった。
 ちなみに、いちばんうるさいパーツはHDD。シーク音はかなり静かだが、「うぃーん」という回転音がやや気になる。SmartDriveを使用すれば静かになるのだろうが、なかなか高価だ。とりあえずは見送ることにしよう。


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