前月 翌月 日記に戻る ホームページへ戻る
PC/HP日記 2001年2月分

■2001/02/25ノートPC、新ザウルス、WinDVR PCI
 先日、購入したいノートPCが見つからない、と書いたばかりだが、伏兵Gatewayから、なかなかの製品が発売になった。Gateway SOLO 3400である。
 12.1インチXGA液晶で1.36kgと、12.1インチのB5ノートとしては最軽量である。厚さも19.8mmとかなり薄い。標準添付のドッキングステーションには、CD-ROMドライブではなくDVD-ROMドライブが内蔵されているのもポイントが高い。

 ただ、CF-A77から買い換えるほど魅力があるか、というと、微妙なところである。
 MP3プレイヤーを内蔵しており、本体の電源をいれなくてもMP3再生が可能なのがウリだが、個人的にはあまり必要ない機能である。
 となると、液晶がすこし広くなって、多少軽くなり、HDDとCPUがパワーアップしただけだ(まあ、ここ数年のノートPCの進化といったら、その程度のものなのだが……)。
 後述のようにザウルスも購入してしまったし、とりあえずしばらく待とうかと思う。

 ところで、SOLO 3400の製品紹介のページを見ると、CPUが何なのか、まったく記述されていない(製品仕様のページにはMobile Pentium III 500MHzとちゃんと書いてある)。ユーザーが、CPUにはこだわらなくなってきた、現われではないだろうか。

 さて、ザウルス・MI-E1だが、調べてみたところ価格もこなれてきたようなので、思い切って購入してしまった。秋葉原のニッシンパルで、\41,800であった。一緒にTDKの64MBコンパクトフラッシュ・\8,800も買い求めた。
 ひととおり触ってみたが、基本的にはやっぱりザウルスで、操作感はいままでのMI-P1と大差ない。
 新しく採用された小型のキーボードはまずまず便利だが、キーボードだけで操作するのが難しいのは残念だ。
 MPEG4ムービーを作成して再生してみたが、画像は160*120でもフレームレートが低く(体感だが、10fpsも出ていないだろう)、音声はかなりノイジーである。じっくり鑑賞するのは困難で、とりあえず内容をチェックする程度と考えたほうが良さそうだ。個人的には、なんとか許容できるレベルだろうか。
 Webやメールはまだ使っていないので、おいおい設定して試してみようと思う。

 MI-E1でビデオを再生するべく、カノープスのWinDVR PCIでキャプチャした映像を、PixLabを使って変換してみたのだが、どうもうまく変換できない。Webで情報収集すると、どうやらWinDVRを使い、320*240のサイズでキャプチャしたものは、変換できないようだ。このサイズの映像は、再生環境も限られるなど(とりあえずMedia Playerでは再生可能だが)、WinDVR側に問題があるらしい。
 160*120や352*240なら変換可能なのだが、前者だとサイズが小さく、後者ではアスペクト比が狂ってしまう。なんとかできないか、いろいろ試してみようと思う。

 WinDVR PCI、どうもチューナーの品質が悪いと思っていたところ、カノープスも、環境によってはノイズが乗り、改善は困難であることを認めていた。ユーザーサポートフォーラムでは、返品を受け付けている。3/1までなので、該当者は急いだほうがよさそうだ。
 私自身はとりあえず返品までは考えていないが、先日の発火騒ぎといい、どうもこの製品はいまひとつのようだ。

 最近話題のeggyを購入。秋葉原の石丸電気\9,800であった。詳しいレポートはまたのちほど。

■2001/02/04新ザウルス、ノートPCのバッテリ
 先日書いたように、最近はノートPCをビデオプレイヤーとして使っていることが多い。ビデオプレイヤーとして使うなら、ノートPC以外でも注目のデバイスがある。シャープの新ザウルス、MI-E1である。本体だけでMPEG4ファイルが再生できるのが、新ザウルスのウリのひとつだ。
 さすがに液晶が小さく、またCPUパワーも低いため、解像度やフレームレートはいまひとつだが、いちおうきちんと動画になるようだ。
 PCでザウルス用のMPEG4ファイルが作成できるのか不明だったが、先日、AVI、MPEG1/2のファイルをMPEG4に変換するソフトも販売開始されたらしい(\3,000と安価である)。ビデオプレイヤーとして使う環境は整ったといえる。

 しかしながら、購入には踏み切れないでいる。
 懸念しているのは、買ったはいいがあまり活用できないのではないか、ということ。いまもザウルス・アイゲッティ(MI-P1)を持ち歩いているのだが、ごくまれに出先でメールチェック、Web参照に使う程度で、活用しているとはいいがたい。
 MI-E1はこの性能のPDAとしては比較的安価とはいえ、5万円近い価格である。ムービーファイル格納用のCFカードやSDメモリーカードを買えば、さらに投資が必要だ。ときどきビデオを見るだけでは元が取れないと感じてしまう。
 どんどん使えばいいだけの話だが、手になじまないと、やはりそのうち使わなくなってしまう。あくまでも個人的な問題なので、他のユーザーの話もあまり参考にならない。

 購入に至るには、もう一声、インパクトが必要なようだ。

 HDD換装だけで乗り切ろう、と書いたばかりのノートPC、Let's note・CF-A77だが、とうとうバッテリがへたってしまった。残量が正しく表示されないのである。突然電源断したりと、かなり危険である。残量再設定プログラムを何度か実行したが、状況は改善されない。
 いままでは基本的に、フル充電、フル放電を心がけていたのだが、「リチウムイオンバッテリはメモリ効果を気にする必要はない」という記述を随所で目にしたので、あまり気を使わないことにした。ところがその途端、このありさまである。やはりある程度は充放電をしっかり行なったほうがよいのだろうか。
 しかたがないので、新しいバッテリを購入しようと思うが、定価は\15,000。かなりの出費である……。

前月 翌月 日記に戻る ホームページへ戻る

ご意見・ご感想は、conflict@ps.ksky.ne.jpまで。
Copyright(C) CONFLICT 2001. All rights reserved.