■2000/10/29・
タイトル更新
タイトルページを更新してみた。どこかで見たようなデザインになってしまった……。
■2000/10/28・
MPEG4ビデオキャプチャ
最近、
ビデオキャプチャに凝っている。ふとしたことから、
Windows Media Encoderの存在を知ったのがきっかけである。
私は、いままでビデオキャプチャには、
MPEG1形式を利用していた。そこそこのファイルサイズ、それなりの画質で、この2〜3年のPCの性能を考えると、最も
妥当なフォーマットだったといえるだろう。
しかし、最近になって、
ハードウェアMPEG2エンコーダを搭載した、比較的安価なキャプチャカードが、数多く登場してきた。ソフトウェアによる再生も無理なくこなせるほど、PC性能も向上し、環境は整ったといえる。私もそろそろ
MPEG2に乗り換えようかと考えていた。
しかし、MPEG2にも問題がある。高画質なのだが、そのぶん
データサイズが大きいのである。MPEG2の高画質を生かすとなると、最低でも
4Mbps以上のビットレートで記録することが望ましいようだ。
キャプチャしたファイルを保存するには、媒体として、
CD-R、
DVD-RAM、
HDDなどが考えられる。
しかし、DVD-RAMは、ドライブ、メディアともに、価格がやや高めである。また、HDDは、リムーバブルではないため保存性に難がある(リムーバブルHDDケースを使えば、取り外して保存することも可能だが、やはりイリーガルだろう)。
価格が安く、保存性も高いメディアとなると、現時点では
CD-Rしかないだろう。
しかしながら、そのCD-RにMPEG2で保存する場合、さきほどのレートでは、20分程度しか記録できない。仮に長時間記録しようとすると、MPEG1と大差ない画質になってしまう。
また、私自身、いまのところMPEG2ほどの高画質を必要としているわけでもない。とりあえず、そこそこの画質で、劣化なしに保存できればよいのである(実際、ビデオデッキもSではないただのVHSである)。
そこで俄然、候補となるのが
MPEG4である。
Windows Media Encoderでは、ごく簡単にリアルタイムMPEG4キャプチャが可能なのである(既存のAVIファイルをMPEG4にコンバートすることもできる)。
MPEG4なら、
768kbps程度のビットレートでも、320*240でそこそこの画質を得られる。また、2Mbpsくらいまで上げれば、640*480でも何とか見られる。
このファイルサイズの小ささは、大きな魅力である。768kbpsなら、CD-R 1枚に、2時間の長時間ビデオの保存が可能になるわけである。
Windows Media Encoderを使う場合の欠点としては、音声が
Windows Media Audio形式になってしまうことがある。再生環境がPC上のみ、しかもWindowsに限定されてしまう。
MP3ならまだ汎用的なのだが、圧縮用コーデックの入手が難である(Windows Media Encoder付属のコーデックは、ビットレート56kbpsまでしか対応しておらず、また、リアルタイムキャプチャには負荷が高すぎる)。
通常の
MPEG1/2には、
データの汎用性という点ではるかに及ばない。
以上のような点を考えて、いまのところ、次のように使い分けていこうと思っている。
- 汎用的にPC以外でも再生したいときは、MPEG1 Video CD。
- ある程度の画質と、PC以外での再生も期待したいときには、高ビットレートのMPEG1 Video CD。
- 一時的に保存するだけで、見終わったら消す場合は、MPEG4リアルタイムキャプチャ。
- CD-R 1枚に長時間記録したい場合は、320*240、Motion-JPEGで記録後、編集し、768kbps程度のMPEG4に変換。
- 高画質で記録したい場合は、上と同様にキャプチャ、編集し、1.5Mbps程度のMPEG4に変換。
- さらに高画質を目指すなら、640*480、Motion-JPEGで記録後、編集し、2〜4Mbps程度のMPEG4に変換。
DVD-Rがメジャーになれば、MPEG2が本命となるだろうが、それまではMPEG4も悪くない。
MPEG4キャプチャについては、
MPEG4U.NETが詳しい。必見である。
ビデオキャプチャ、とくにソフトウェアエンコードを使い始めると、
CPU性能は高ければ高いほどありがたい。ここのところ、高速なCPUはあまり必要ないので、
VIA Cyrix IIIにでも乗せ換えようか、と思っていたのだが、とんでもない。
最近になって価格下落が著しく、またビデオ編集にはPentium III/Celeronよりも高速と評判の、
Athlon/Duronあたりが欲しくなってしまう。
■2000/10/08・
インターネット利用、切り替え機
先日、
某音楽隊の公演が近所で催された。古い友人が隊員になっていて、チケットをいただいたので、行ってきた。やはり生は迫力があって、楽しく聴くことができた。
さて、公演に行く前に音楽隊についてウェブで調べてみたところ、その音楽隊のホームページに加えて、その友人のページまで見つけてしまった。決してコンピュータに詳しい人ではないのだが……どうやら、携帯電話キャリアがホームページサービスを提供しているらしい。
インターネット利用人口は確実に増加しているようである。ただ、願わくば、携帯電話から利用できるような小さな世界にとどまらずに、各種サービス、コンテンツを積極的に体験してもらいたいものである。
いままで、メインマシン・"
sakurako"とゲームマシン・"
hikaru"は、ディスプレイだけ兼用で、キーボードとマウスは別々のものを使っていた。しかし、いちいち持ち替えるのはいかにも不便である。そこで、ついに
切り替え機を導入してみた。購入したのは、
Coregaの
Changer KVM、2台切り替えのタイプである。地元のショップで
\11,800であった。
キーボード、マウスのほかにディスプレイも接続できるのだが、画質の劣化が懸念されるので、ディスプレイはそれぞれのPCから直接つないだ。
実際に使用してみると、さすがに便利だ。ただ、価格だけの価値があるかというと、多少疑問を感じるところもある。通常のキーボードとマウスなら、優に2セット以上買える金額だ。1万円あれば、へたをすると2台目のディスプレイも購入できてしまう。持ち替える手間(および占有面積)をどう考えるか、だろう。
もっとも、マウスやキーボードにこだわりがあって、特定の物を使いたい場合には、有効な買い物だといえる。私の場合も、こちらの理由のほうが大きいかもしれない。