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PC/HP日記 2000年5月分

■2000/05/27Prosignia 325、アルファデータのキャプチャカード
 先日からメインPCとしてCOMPAQProsignia 325を使用しているが、さらに不具合が発生した。画面のプロパティの設定タブで、「詳細」ボタンを押すとWindows2000が落ちるのである。
 ビデオカード(I-O DATA・GA-SV408)のドライバを、I-O DATAのベータ版から、Windows2000付属のものに切り換えるときちんと表示されるので、どうやらドライバに原因があるらしい。

 そのProsignia 325だが、どうも購入は失敗だったようだ。オンボードビデオが切れないのと、増設したPCIビデオカードを選ぶのが、私にとっては致命的である。基本的に、購入したままで使うことを想定したマシンなのだろう。
 筐体がプラスチックで軽いとか、CPUファン、電源ファンがともに温度制御で音がたいへん静かとか、メーカー製PCらしい良い点もあるのだが……。もちろん、価格が安いのも大きな長所である。
 PCIビデオカードが増設できない点については、サポートに相談してみようと思う。

 というわけで、不満が高まったので、メインPCはP2B-NのベアボーンPCに乗り換えてしまった。
 Prosignia 325の使い道だが、最近、またLinuxマシンを1台作ろうかとも思っているので、入れてみるのもいいかもしれない。
 ちょうど今月号のLinux Magazineに、intel810チップセット、AC'97コーデックオーディオのベアボーンPCに導入する記事があるので、参考になりそうである。

 ちなみに、同じくCOMPAQのDESKPRO EN SFという、ビジネス向けのコンパクトPCを会社で使っているのだが、こちらのほうが完成度は高い。やはりintel810Eチップセットなのだが、BIOSでオンボードビデオを無効にすることができ、ビデオカードの増設も問題なかった。
 ほかにも、ファンが電源部の1箇所だけで音がさらに静かとか、コンパクトPCにもかかわらずHDDが7,200rpmとか(私のPCはWDのHDDだったが、同僚のものにはBarracuda ATAが採用されていた(恐ろしくうるさい))、マイクとヘッドフォン端子が前面にあるとか、ドライバレスで筐体が開けられるとか、ライザカードだけ取り外すことができて拡張カードの増設が容易とか、通電状態を示すLEDがマザーボード上にあるとか、BIOSが12か国語(くらい)に対応しているとか、ずいぶん金をかけた造りである。
 Deskpro 325とほぼ同スペックのものを購入しようとすると、通販価格で\20,000ほど違うのだが、それだけの差はあるようだ。

 アルファデータのTVチューナー・キャプチャカード、AD-TVK501が秋葉原の店頭に出回ってきたので、先日入手した。Windows2000に正式対応しており、MPEG-1リアルタイムキャプチャができるということで、PC Watchで以前紹介されてからというもの、発売を待っていたカードである。
 しかし、購入後、箱を開けてみて脱力してしまった。発売直前に追加されたとおぼしき1枚の紙に、「いまのところ13チャンネル以降は受信できません」と書かれていたのだ。要するに、UHFが受信できないわけである。私の住んでいる地域は、TV放送は基本的にUHFだけだ。
 はっきりいって不良品である。こんなバグに気付かずに製品開発を進めてしまうとは、まったくもって情けないかぎりだ。
 その紙には、ドライバが完成しだいホームページで公開するとも書かれていたのだが、いまのところ公開されたのはWindows98版だけ。1か月ほどたった現時点でも、Windows2000版は音沙汰がない。
 メーカーには、早急な改善を望みたい。
 リアルタイムMPEG-1キャプチャも試したが、Celeron 466MHzでも、ほぼコマ落ちなしにキャプチャできるようだ。ただ、音声と映像が若干ずれてキャプチャされる。また、VideoCDのデフォルトである、352*240のフォーマットでのキャプチャも不可能だ(320*240でキャプチャ後、変換することは可能)。リアルタイムMPEG-1キャプチャ機能はあくまでも簡易的なものと割り切ったほうが良さそうである。

■2000/05/16P3V4XとWindows2000
 ゲームマシン・"hikaru"に、Windows2000のインストールを試みた。最近はAge of Kingsしかやらないため、それなら安定しているWindows2000のほうが望ましいからである(Age of Kingsは、PC環境が安定していないとしばしば落ちる、かなり神経質なゲームである)。将来は他のゲームをプレイすることも考えて、Windows98とのデュアルブートに設定した。
 ところが、Windows2000のインストールが、どうもうまくいかない。インストール完了後の最初の起動中に、停止してしまうのだ。"hikaru"のマザーボードは、ASUSP3V4Xで、VIAApollo Pro 133Aチップセットである。
 ACPI PCとしてインストールしているのが原因かと思い、標準PCとしてインストールしてみるが、症状は変わらない。
 Webで検索をしてみても、該当するようなトラブルは見つからなかった。また、同じP3X4Xを採用している、EPSON DIRECTVZ-6000の情報が参考になるかと思い、アクセスしてみるが、Windows2000の動作は「確認中」とのことでまったく役に立たない。
 これだから互換チップセットは困ったものである……。

 なかばあきらめていたのだが、某所で目にした情報を参考に、BIOS画面で「Load Setup Defaults」を実行してみたところ、なんと無事に動作するではないか。Windows98では以前の設定でも正常に動作していたのだが、なにかWindows2000にとってクリティカルな項目があるらしい。
 トラブったときには、基本に立ち戻ることが大切のようだ。Apolloチップセットを疑って悪かった、という感じである。

■2000/05/11オンラインバンキング
 Yahoo!オークションを本格的に始めてからというもの、銀行振り込みや、振り込みの確認をすることが多くなった。どちらの場合にも、わざわざ銀行かATMまで行かねばならず、たいへん面倒である。
 そこで便利そうなのが、オンラインバンキングサービスだ。
 私が決済用の口座で使っている住友銀行サービスを提供しているので、先日申し込んでみた。i-Modeは使っていないので、通常のWebブラウザを使ったものである。
 なお、サービスの利用には、事前に銀行に口座を持っていることが必要である。

 サービス開始の手続きは、かなり煩雑だった。
 まず、インターネット上でサービスを申し込むと、書類が送られてくる。次に、それに記入して返送する。しばらくして、銀行側からパスワードなどが送付され、ようやくサービスが開始される、という流れである。
 本人確認が必要なので当然の手続きなのだが、手間と時間がかかることはたしかである。
 私の場合、申し込みから使えるようになるまでには、3週間以上かかった。

 さて、そのオンラインバンキング、実際に使ってみるとたしかに便利である。オークションの出品者としては、代金が振り込まれた直後に確認することができるので、すぐに品物を発送することができる。
 また、オークションの入札や、オンラインショッピングの場合には、どこにも行かずに決済が完了し、品物を受け取ることができるわけである。振り込み手数料も、ATMと同額で、窓口よりも安いようだ。

 手数料といえば、オンラインバンキングサービス自体の手数料も、銀行間の競争のため、かなり安くなってきている。住友銀行では、先日、手数料が無料化された。さくら銀行では、サービスの申し込み者に現金\1,000プレゼントしているらしい。

 さて、便利なオンラインバンキングだが、住友銀行の場合は欠点がひとつ。サーバが重いこと、はなはだしいのだ。入出金の明細を確認するだけでも、テレホーダイ時間帯以外で、たっぷり5分はかかる。テレホーダイタイムのアクセスは、怖くて試していない。これさえなければ、たいへんすばらしいサービスなのだが……。
 また、サービスのWebページが、画像をふんだんに使った重いページになっていることもいただけない。

 i-Modeもそうだが、コンテンツだけでなく、それを支えるインフラも、しっかりしてほしいものである。

■2000/05/07ホームページ更新
 ひさしぶりの更新である。仕事が忙しかったのと、気力がなかったのとで、更新が滞っていた。Yahoo!オークションに、はまっていた、という理由もある。

 先日購入したCOMPAQProsignia 325は、結局自宅に持ち帰り、メインPCとして使用している。intel 810内蔵ビデオ回路は、19インチディスプレイで使うには明らかに力不足なので、I-OデータGA-SV408(Savage4 Pro+、8MB、PCI)を増設している。
 Prosignia 325の詳しい使用感と、ここまでの経緯は、現在執筆中である。近いうちに公開できると思う。

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