飼育に必要なもの
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サイズ・仕様など |
おおよその価格 |
1.ケージ
(飼育容器のこと) |
最低45cm水槽程度は必要。
目安は1prで40cm×40cm×40cm以上必要。
少なくとも上面は金網でないとダメ。
広さは40cm×40cm×40cm(高さ)くらいあれば、ペアでの飼育は可能です。ただし、このサイズのケージを使うのであれば、照明やホットスポットはケージの外につけるようになります。
紫外線の供給と通気性を考えると少なくともケージの一部はアミを用いる必要があります。(紫外線は普通のガラスを透過し難い)
水槽のふたを金網にすることで、一応、大丈夫ですが、余裕があるのであれば、専用の爬虫類ケージが、一番扱いやすいでしょう。
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水槽使用で¥3,000程度
専用ケージで¥8,000〜 |
2.水入れ |
浅いものであれば、何でも良い
クビワトカゲは砂漠に住んでるはずなのに、水を良く飲み、また、簡単に脱水になります。
喉が渇いていると3ccくらいを一気に飲みます。
常に水は与えておくようにします。
クビワ飼育のポイントは水をどのように飲ませるかにあると言っても間違いではないと思います。 |
¥100程度 |
3.ドリッパー
(点滴式給水器) |
ワイルドの場合、水入れからでは水を飲まない(水に気づかない)個体がいます。
それらの個体に有効です。
ドリッパーはかなり有効ですが、それだけでは、まだ不安があります。できれば、毎日軽く散水してやった方がいいです。散水の仕方は、雨の降り始めをイメージし、トカゲの鼻先にポタ、ポタと言う感じで、やや飛沫が飛ぶくらいに落としてやるのが効果的です。
水についての学習は、個体差が激しく、その個体の性質を見極めることが肝要です。中には、スポイトから直接水を飲む個体もおり、これらはスポイトを見せると寄ってくるようになります(^^) |
市販品で、¥1,000〜
自作も可能 |
4.シェルター
(隠れ家) |
植木鉢やブロックなどの廃品利用でもよいし、市販品もある。
隙間が大好きです(^^)
なるべく狭い隙間ができるようなシェルターにしてあげてください。 |
市販品で、¥500〜 |
5.バスキングライト
(熱の供給) |
100W程度ののスポットランプ
とりあえず、専用のものでなくて大丈夫
広いケージならば、点けっぱなしでも何とかなるが、普通、温度コントロールのためにサーモスタットが必要。
バスキング(日向ぼっこ)をする場所をホットスポットと言いますが、ここには、石やレンガなどがある方が良いです。石やレンガが温まり、お腹側からも温まりますので。
温度ですが、ホットスポット部分は40℃以上あるほうがいいですね。
活動中のクビワを捕まえてみると、かなり温かく、ほぼヒヨコと同じくらいの体温を感じます。
しかし、ケージ全体がこの温度になるのは危険ですので、日陰に相当する部分(普通シェルター)は、30℃を超えないように気をつけましょう。 |
ソケット込みで
¥2,000くらい
専用サーモスタット¥10,000くらい
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6.UV蛍光灯
(紫外線の供給) |
専用のUVBの出るランプ。高出力のものが良い。
昼行性爬虫類はカルシウム代謝を行うためにやや短波長の紫外線が必要です。
細かい解説はしませんけれど、紫外線がないと死んでしまう可能性が高い、という事は覚えておいてください。可視光に7色があるように、紫外線にも、ある程度、種類がありますので、専用のランプを使うようにしてください。植物が緑の照明で育ちにくいように、光なら何でもいいと言うわけではない、という事も覚えておいてください。
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20Wで¥4,000くらい(蛍光管のみ) |
7.水銀灯・メタハライド灯
(5と6をあわせた機能を持つ) |
スペースの関係で、スポットランプ一個にしたい場合や、より強力な紫外線が必要な場合に使う。これを使用するときは、5、6はなくても大丈夫。
クビワの場合は、お勧め。
ただし、点灯のシステムが特殊なため、サーモスタットによる温度コントロールが出来ないものが多い。 |
HID灯で、¥7,000〜
メタハラでは、
¥40,000くらい |
餌 |
昆虫・ピンクマウス(ネズミの子)
基本的にコオロギでよい。
色々食べますが、一番手に入りやすいコオロギで問題なく飼えます。
ジャイアントミルワームも、個体によっては良く食べます。この餌を食べていると早く太っていいのですが、食べ過ぎると吐き戻すことが多いので、加減して与えた方がいいと思います。
餌の動きに反応しますので、基本的には動かない餌で飼うのは無理だと思ってください。
慣れるとピンセットや手から餌を食べるようになる個体もいますが、人工飼料で飼うのは、かなり難しいと思います。
また、野外では同種を含むトカゲを食べます!サイズの異なる個体を同居させることは避けましょう! |
コオロギで¥6〜 |
サプリメント |
主として、カルシウムの供給。
ミネラオールは実績アリ。
飼育下で不足しがちなカルシウムやミネラルを補う必要があります。せっかく紫外線灯を容易しても、肝心のカルシウムがなければ話になりません。
飼育状態は、特殊な状態なので、野外より沢山のカルシウムが必要になっているようです。 |
¥2,000くらい。 |
合計 |
¥20,000〜
¥50,000 |