Position | Rider | Time |
1 | フレディ・スペンサー | 1:21.45 |
2 | エディ・ローソン | 1:22.84 |
3 | ワイン・ガードナー | 1:23.20 |
4 | ロン・ハスラム | 1:23.31 |
5 | フランコ・ウンチーニ | 1:23.59 |
6 | レイモン・ロッシュ | 1:23.62 |
7 | マッシモ・ブロッコリー | 1:23.88 |
8 | ディディエ・デ・ラディゲス | 1:24.86 |
9 | セルジオ・ペランディーニ | 1:24.28 |
10 | ブット・ファン・ドルメン | 1:24.38 |
Result | Rider | Machine | Time | Point | Total | Ranking |
1 | フレディ・スペンサー | ホンダNSR500 | 55:20.55 | 15 | 15 | 3 |
2 | エディ・ローソン | ヤマハYZR500 | 55:40.20 | 12 | 27 | 1 |
3 | レイモン・ロッシュ | ホンダRS(NS)500R | 56:07.33 | 10 | 22 | 2 |
4 | ワイン・ガードナー | ホンダRS500R | 56:12.32 | 8 | 8 | 5 |
5 | フランコ・ウンチーニ | スズキRGγ500 | 56:24.25 | 6 | 6 | |
6 | ロン・ハスラム | ホンダNS500 | 56:25.05 | 5 | 5 | |
7 | ブット・ファン・ドルメン | スズキRGB500 | 56:31.27 | 4 | 8 | 7 |
8 | ヴァージニオ・フェラーリ | ヤマハYZR500 | 56:31.95 | 3 | 3 | |
9 | レインホールド・ロス | ホンダRS500R | 56:32.05 | 2 | 2 | |
10 | マッシモ・ブロッコリー | ホンダRS500R | 56:43.40 | 1 | 6 |
速いスペンサーが帰ってきた。南アフリカでのスペンサーの負傷は、右足首の軽い骨折で
まだ完治には至っていないが、予選でじゃじゃ馬のNSRでラップレコードを塗り替え、
ポールポジションを獲得するまでには回復しているようだ。
予選2位にはやはりローソン、3位にはガードナーと南アフリカの再現のような予選結果だ。
右からスペンサー、ローソン、ガードナー、ハスラム
レースで飛び出したのは、レインホールド・ロス。しかし2周目にはハスラムがトップを奪う。
ハスラム、ロス、ラディゲス、ペランディーニ、スペンサー、ローソンの順だ。
スペンサーは見る見るトップに浮上、トップ争いと言うものではない。
対してローソンはラディゲスを抜きあぐんでいる。やっとラディゲスをかわしたローソンだったが、
今度はハスラムが立ちふさがり、スペンサーとの差を決定的なものされてしまった。
ローソンがハスラムを抜いて2位に上がった時には、その差約7秒、しかし、その差はついに
詰まる事は無く、逆にフィニッシュ時には約20秒にまで広がっていた。
新型V4NSRとスペンサーの84年初優勝だった。
しかし、2位をキープ出来たローソンは、ポイント上では12ポイントのリードを保っている。
片山のNSエンジンを積んでロッシュが3位に入った。
また、4位にはスロットルスティックのトラブルながらもガードナーがWGP初ポイントを獲得した。
次戦スペインGPまでの間に「トランスアトランティックマッチレース」が行われ、
米英対抗のマッチレースだ。GPライダーも出場し、スペンサー、ローソンらが米国代表
ガードナーは英国代表として走る。(ガードナーは84年英国チームからGPへエントリーしている)
Position | Rider | Time |
1 | ジャン・ミッシェル・マッテオーリ | 1:25.32 |
2 | マンフレッド・ハーウェー | 1:25.43 |
3 | フランコ・リッキー | 1:25.44 |
4 | カルロス・ラバード | 1:25.53 |
5 | M・マッティオーニ | 1:25.56 |
6 | イワン・パラゼッセ | 1:25.81 |
7 | ステファン・メルテンス | 1:25.84 |
8 | マーティン・ウィマー | 1:25.85 |
9 | ドニー・マクレオド | 1:25.98 |
10 | クリスチャン・サロン | 1:26.03 |
Result | Rider | Machine | Time | Point | Total | Ranking |
1 | フランコ・リッキー | ヤマハTZ | 47:05.59 | 15 | 15 | 1 |
2 | マーティン・ウィマー | ヤマハTZ | 47:17.54 | 12 | 12 | 3 |
3 | ウェイン・レイニー | ヤマハTZ | 47:19.82 | 10 | 10 | 5 |
4 | ジャン・ミッシェル・マッテオーリ | シュバリエ | 47:20.39 | 8 | 8 | 8 |
5 | ドニー・マクレオド | ヤマハTZ | 47:20.57 | 6 | 6 | 10 |
6 | ジャック・コルヌー | ヤマハTZ | 47:43.44 | 5 | 5 | 11 |
7 | ジャック・ボール | ペルノー | 47:45.93 | 4 | 4 | 13 |
8 | マリオ・ラディメイヤー | ヤマハTZ | 47:51.35 | 3 | 3 | 15 |
9 | マンフレッド・ハーウェー | リアル | 47:55.53 | 2 | 10 | 7 |
10 | アントン・マンク | ヤマハTZ | 47:55.93 | 1 | 7 | 9 |
地元イタリアで初出場初優勝をリッキーがやってのけた。
スタートからトップグループはリッキー、ラバード、マッテオーリ、ウィマー、マクレオド。
しかし、ラバードはトップに立つや否や転倒してしまった。続いてマッテオーリも転倒し、
リッキーがトップに立つ。
後方では、サロンがエンジンを焼きつかせて転倒、フェルナンデはハンドリングトラブルで
後退とやや荒れ模様。GP2戦目のレイニーは、スタートで大きく出遅れるが、猛烈な追い上げで
3位に入っている。
今シーズン初レースとなった福田は、予選中に後続車に追突されて足を負傷し、スタートが
うまくいかず、しかし17位まで追い上げる頑張りを見せた。
Result | Rider | Machine | Time | Point |
1 | アンジェロ・ニエト | ガレリ | 44:30.67 | 15 |
2 | マウリツィオ・ビターリ | MBA | 44:31.74 | 12 |
3 | ユージニオ・ラザリーニ | ガレリ | 44:34.18 | 10 |
4 | ステファーノ・カラッキ | MBA | 44:57.67 | 8 |
5 | ルカ・カダローラ | MBA | 44:57.68 | 6 |
6 | ブルーノ・ノイブラー | MBA | 45:10.35 | 5 |
7 | ジョニー・ウィックストローム | MBA | 45:28.37 | 4 |
8 | ジャン・クロード・セリーニ | MBA | 45:29.13 | 3 |
9 | ハンス・ミューラー | MBA | 45:55.86 | 2 |
10 | ゲルハード・ワイベル | リアル | 29Laps | 1 |
ガレリワークスのニエトは、予選中に本番車を焼きつかせて、
決勝はTカーを使用したが、レース中はラップレコードを塗り替える
走りで今期の125開幕戦を制した。
Result | Rider | Machine | Time | Point |
1 | ピエ・パオロ・ビアンキ | カザル | 36:53.21 | 15 |
2 | ステファン・ドリフリンゲル | ツェンダップ | 37:00.50 | 12 |
3 | ウベルト・アボールド | ツェンダップ | 37:21.04 | 10 |
4 | ハンス・スパーン | クライドラー | 37:52.50 | 8 |
5 | ゲルハルト・ワイベル | リアル | 38:07.61 | 6 |
6 | ウィルエルム・ヘイクープ | カザル | 38:26.67 | 5 |
7 | ジョージ・マルティネス | デルビ | 22Laps | 4 |
8 | マリオ・ストッコ | ルザルディ | 22Laps | 3 |
9 | レイナード・コバースタイン | クライドラー | 22Laps | 2 |
10 | クラウディオ・グラナタ | ガレリ | 22Laps | 1 |
元125チャンピオンのビアンキは今年から80ccクラスに転向し、
初レースで優勝した。去年の50ccチャンピオンのドリフリンゲルは
3週間前に負傷した足が完治せず、それに加えピストンリングが
破損するトラブルで、ビアンキを捕えることが出来なかった。
ドリフリンゲルは表彰台にも松葉杖を使っていた。
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