星の明るさ(光度・等級)

夜空を見上げると、様々な明るさの星が輝いているのがわかります。
この明るさにランクを着けるのが、1等星・2等星と呼ばれている
ものです。
 これは「光度」とか「等級」と呼ばれるもので、肉眼で見える中で
いちばん微かな光なのが6等星で、その100倍の明るさを持つのが
1等星です。もちろん1等星よりも明るい星もあり、「0等星」、
「マイナス1等星」、「マイナス2等星」と呼ばれます。
 逆に6等星よりも暗い星は「7等星」「8等星」と、数字が大きく
なっていきます。 さらに「3.2等星」などのように、等級を細かく
言い表されることもあります。

星の明るさくらべ
1等星 2等星 3等星

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4等星 5等星 6等星
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この表は星の明るさを、電球の数でたとえたときの比較です。正確には
明るさが1等級違うと、2.5倍の明るさが違ってきます。肉眼で確認で
きる、6等星までの星の数は全天で約8000個で、普段見えるのは
その半分の約4000個くらいです。

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