流れ星に願い事を

流星と流星群を見たい!
星空を眺めていると、突然流れた流れ星、「早く願い事をしなくちゃ」。。。。
こんな経験が、あなたにはありませんか?
この流星の正体は、ほとんどが宇宙の塵で、秒速12km以上のスピードで
地球に落ちてくるときに、大気と摩擦して高温になり、光りを発します。
流星は上空100kmあたりで光り始め、80kmあたりで燃え尽きてしまうのが
普通です。  燃え尽きずに、地上に到達した物は、隕石と呼ばれます。
こうした流星は、夕方よりも明け方に見られることが、多いようです。
 
華麗なる流星群
偶発的に流れる流れ星の他に、ある決まった時期になると、決まった方向から
たくさんの流星が流れることがあります。  前者が散在流星と呼ばれるのに
対して、後者は流星群と呼ばれています。流星群の元となる塵は、彗星と深い
関係があります。彗星の軌道には、彗星が通過したときに残した塵が、たくさん
ばらまかれているのです。 この彗星の軌道と地球の軌道が交差すると、たくさ
んの流星が見られることになります。  このように彗星の軌道と、地球の軌道が
交差する時期は、毎年ほぼ決まっています。  流星群は流星群同士を区別する
ために、流星の流れ出すバックの星座の名前で呼んでいます。 また、流星群の
活動期間には幅があって、ピークになる時期を、極大日と呼んでいます。
たくさんの流星を見るためには、この極大日にねらいを定めましょう。
★主な流星群
流星群 極大日 母天体
りゅう座イオタ  1月 4日 不明
こと座  4月22日 サッチャー彗星
みずがめ座エータ  5月 5日 ハレー彗星
ペルセウス座  8月13日 スイフト・タットル彗星
オリオン座 10月21日 ハレー彗星
しし座 11月18日 テンペル・タットル彗星
ふたご座 12月24日 小惑星パエトン

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