方位と角度を知る方法

●北の方位の確認の方法
たとえ星座早見盤を持っていたとしても、正確な方位が解らなくては有効に
使うことができません。   そこで北の方位を正確に知る方法が、重要にな
ります。
 最も正確に、北の方角を求めるには、当日の日の出と日の入りの時間を、
新聞で調べて置いて、そのちょうど中間の時間に、影のできる方向を調べれば
その方向が、北と言うことになります。
 もう少し手軽に調べるのであれば、やはり方位磁石を使うことになるでしょう。
しかしそのとき注意したいのは、方位磁石の示す「北」の方向と、実際の北の
方位には、少しずれがあるのです。  たとえば観測点が東京だとすると、
磁石の示す方向から、東に7度位の方角が、実際の「北」になります。

●手軽な角度の求め方
星座や星の位置を表すとき、しばしば角度を用います。 たとえば「ある星から
北に30度の位置」と言う具合です。
 このようなとき、大まかに角度を知るのに便利なのが拳を使う方法です。
腕をまっすぐに伸ばして拳を作ったとき、拳の高さが約10度になります。
また、拳を作って親指を立てると、拳と親指の合わせた高さが、約15度です。
このようにして、およその角度を測ることができるのです。






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