■2000/08/14・
Crusoe搭載ノートPC
最近、
Transmetaの
Crusoeがホットである。PC EXPO 2000では、IBM、日立、NEC、富士通が発表を行なったが、PC Watchによると
SONYもCrusoe搭載ノートを年末商戦に投入するそうだ。
一方intelは、デスクトップPC用CPUだけではなく、ノートPC用CPUでも高クロック化を進めているため、消費電力は上がり続けている。また、省電力型のCPUに対する取り組みも消極的である。
ノートPCに対して、「CPUパワーはそれほど必要ないが、PCの汎用性は欲しい」という私のようなユーザーも、少なくないだろう。Crusoeの伸びる可能性は大いにあると考えられる。
あとは、生産量が足りないなどの製造上の問題が発生しないことを期待したい。
■2000/08/13・
ディスプレイとビデオカード
会社で使用していたディスプレイがリースアップしたため、新しいディスプレイを購入することになった。いままで使っていたのは、
飯山の17インチCRT、
MT-8617Eである。運良く当たりを引いたようで、かなり映りはよく、4年でリースアップのところを1年延長したくらいである。しかし、さすがにそろそろ新しいものが欲しい。
新規購入では、液晶という選択肢もあるのだが、個人的に液晶はあまり好きではない。また、SXGAサイズではかなり高価になるのも難である。
ということで、やはりCRTになるのだが、いま購入するなら19インチだろう。
具体的な製品では、SONYとEIZOとで悩んだが、最終的には
EIZOを選択。19インチの
T761を発注した。
しばらくして届いたT761は、
かなり大きかった。自宅の飯山の19インチ・S901Gよりも、さらに一回り大きい印象だ。ブラウン管の周囲の枠が広いのも、大きく感じる原因だろう。
さっそく、PCを接続してみた。発色はまずまずで、わりと派手な感じである。フォーカスは良好。ただ、色むらが若干あるようだ。
画像の
調節項目が多いのは、さすが高価なだけはある。
なかでも、ビデオカードに合わせて、信号フィルタの選択(二種類から選ぶ)や、波形の調節(ゴーストを軽減できる)が可能なのは、カードとCRTの相性で悩んだ身としては、感動ものだ。
ビデオカードには
ATIの
XPERT@Playを使っていたのだが、これらの機能のおかげか、他のディスプレイではぼやけて使い物にならなかった1280*1024*85Hzも、そこそこの画質で表示できた。
また、USBで接続すると、画面のプロパティからマウスでディスプレイの調節ができるのも、なかなか便利だ。
残念なのは、蛍光体の欠陥だろうか、液晶のようなドット落ちがあるのと、管面の内側にちいさなキズらしきものがある点である。それぞれ一箇所ずつだが、気にならないといえばウソになる。
全体的に見ると、この値段(\8万弱)としては、
まずまずといえるだろう。ただ、ことテキストを扱う場合には、自宅の「S901G+相性のよいビデオカード」という環境とそれほど変わらないようだ。
さて、ディスプレイがよくなると、今度はビデオカードのあらが気になってきた。
XPERT@Playは、高解像度で使わなければいいカードなのだが、
SXGAくらいになると、一部のドットに
ジッタがあるのがわかる。また、
1280*960にも対応していない。1280*1024はアスペクト比が4:3ではないため、できれば1280*960で使いたいのだ。
しかし、会社のPCはブック型で、拡張スロットはPCIのみである。PCIで、Windows2000環境で1280*960*85Hz表示が可能なカードとなると、選択肢は限られてくる(現実的には、ほぼふたつしかない)。
かなり高価なので悩んだのだが、思い切って
カノープスの
SPECTRA Light T32 PCIを購入してしまった(もうひとつは、G200のPCI版)。
クレバリーで
\18,500であった。
結果としては……
大正解であった。表示品質は、ほぼ不満がないレベルである。ゴースト、ジッタとも、ほとんど気にならない。なにより、1280*960という解像度で、リフレッシュレートを自由に設定できるのが嬉しい。
値段はもうちょっとなんとかして欲しいが、カノープス製品の品質の高さを見た思いである。GeForceMX搭載カードがこの秋にも出るようなので、価格がこなれるようなら、自宅のPC用に購入を検討してみよう。
■2000/08/01・
物品
物欲に流される私にはめずらしく、最近はあまり物品を購入していない。ボーナスで購入したのも、先日のスピーカーくらいである。
PC環境も、オーバークロックが成功したおかげで、パフォーマンスに特に不満はない。
しばらくはPC自体を楽しむのではなく、PCで楽しもうと思っている。
物品といえば、PlayWorks2500の定価が\36,800に値下げされるようだ。また、ALL-IN-WONDER RADEONも発売になるという。どうも運が悪いらしい。