ご本尊金剛界大日如来

真言宗とは
真言宗は、弘法大師(空海)の立教開宗による、仏教の心髄の教えを説く密教の宗派です。
密教は弘法大師によって平安時代の初めに中国(唐時代)から日本に伝えられました。
密教の根本の仏様は、宇宙の本体であり絶対の真理である 大日如来 です。太陽の光の如く
あまねく衆生に慈悲の光を与える、仏でありすべての仏様の中心の仏であります。

 当山は 高野山真言宗 金剛峰寺(和歌山県高野山)を本山とする寺院にて

ご本尊は
 金剛界大日如来 さまであります。

インドでのお名前は マハーヴァイローチャナ 摩訶毘盧舎那仏 マカビルシャナブツ とも云います。

当山住職も歴代より高野山での修行を経て、当寺ご本尊におつかえしております。

金剛界大日如来さま ご真言は 
オン バザラダト バン とお唱えします。

金剛界大日如来さま ご真言梵字の表記は下になり、上の一字は守護梵字でバーンクと読みます

大日如来さまには二種類あり、胎蔵界大日如来さまご真言は オン アビラウンケン とお唱えし

二尊一体である大日如来さまのご真言は オン アビラウンケン バザラダト バン と唱えます。

金剛界大日如来さまと胎蔵界大日如来さまの外見の違いは手の組み方にあり
金剛界大日如来さまは「智拳印、胎蔵界大日如来さまは「法界定印


梵字での光明真言は下になります 青石塔婆(青石板碑)正面によく見ることができます



真言宗の根本の教えは
 大日如来の智恵に目覚めるために、次のことを求めます。菩提(ぼだい)の心を発し、仏の誓願を堅く信じ、すべてのものの本性(ほんしょう)が清浄(しょうじょう)な心であることを、ありのままに知ること。
 この世のすべてのものを愛する心と、真実を求める心を堅く持って、行いと言葉と心のすべての働きを通じて、真理を悟り実践する仏の智恵にきづくこと。


高野山真言宗とは
 弘法大師を宗祖とし金剛峰寺(こんごうぶじ)を総本山とする真言宗の中心宗派です。弘法大師の奥の院御廟(ごびょう)を信仰の源泉とし、壇上伽藍(だんじょうがらん)を修学の地として真言宗の教えと伝統を今日に伝えています。

み教えは
  宇宙のすべてのものが、大日如来の「いのち」の顕れとして平等であり、相互に助け合うことによって、その「いのち」を生かし、すばらしい個性を発揮すること。すべての人々が菩提の心を根本として、平和社会の建設を目指すこと。
「生かせ いのち」を基調テーマに、弘法大師の「共利群生」(きょうりぐんじょう)という共存共生の精神に立ってすべての「いのち」の世界を生かす福祉社会を目指しています。

 

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