Stiletto Lift DLG

Stiletto DLG

ロシア Jim Aero

(2021.04〜)



また段ボール箱が


は〜い、また細長いダンボール箱がまた届きました。 私の好きな例のモノが入っているはずです「マナ板と包丁が二丁、それとお玉も入っているはず」です。二作機目のグルグル回して空に投げて遊ぶヤツです。

 箱を開けて本体に触れてみるとガチガチのシャレー機でした。発泡コアのマジで硬いカーボンシャレーです。 一作目のCheeper2は軽量を重視(130g程)した機体でしたのでハンドキャッチでつかみそこなったりすると主翼のロハセルシャレーが凹むほどの柔らかい機体でしたがこのスティレット(Stiletto)は本格的F3Kの入門機だと思えます。



本来この手のグライダー(SAL)には余り興味がなかったのですが初めての一機目Cheeper2は山遊びでの空白な時間を埋めるためのモノでした。しかし山遊びを行う前に下界で遊んでみると中々これが面白いモノでちょっとハマってしまいました。もう一機欲しいな〜とくすぐられてしまいましたね。 かと言ってこの世界の事は何も知らずいきなり競技用の機体は飛ばせないし、その値段も張るので私のレベルに有った機体はないものかと探していましたらサイズ(1.2m)も値段も手ごろで、これだ!と注文してしまいました。 しばらくこれでじっくり練習して更にレベルが上がったらまたその時に考えてみようと今回はこのロシア製の機体Stiletto Lift(上反角 6°)に託してみる事にしました。


キット、部品&メカ

部品と言ってもこれだけ

RX    ASSAN(7ch) 
サーボ   KST X06×4
バッテリー Lipo 3.7 v 250mah


製作してみよう

  

メーカーサイトでの組み立て説明(.pdf)



 基本的な製作はメーカーサイトに従って作って行こうかと思っています。 私のやり方も加わるかとも思います。  

左上 付属部品のシリコンチューブ(0.8位)とロッド(0.6位)径での動きが渋くよろしく無かったので工作キットでのシリコンスリーブ1mmを購入してきました。ついでにプリント基板が有ったのでこれでサーボマウントでも作ろうかと考えたのですが?

右上 カーボンパウダーが無かったので不要のカーボンロッドを削って間に合わせました。

下右左 エルロン、ラダー、エレベターホーンの接着


左上 リンケージが細く長い為「たわみが発生」する。こんな感じで抑えたいかと。

右上 チューブにウレタンスポンジを通してアルミパイプでカンチョ〜。

左下 アルミパイプ二本で押し込んでやりました。

右下 エルロン、ロッド穴位置の確認


メーカーサイトを参考にすると(ページ18・32/49)サーボを「四つ縦並び」にしての構想組付けです、これですと半ば埋め殺しでメンテも出来なく一発組みつけですので私には自信がありませんので敢えて従来方式の組み方としました。

左上 配列からの寸法お越し。

右上 配列からのカッティング。ホーンが胴体に干渉する恐れが有ったので作り直し。

左下 ひ弱なマウントの為カーボンを張ることにしました。

右下 不要箇所のカッティング。


左上 クロステールの水平度もいい感じで収まりました。

右上 部品、工具を探すのに大変〜。

左下 サーボマウントの位置決めと平行度出しの為仮組してみました。

右下 マウント位置も決まりエレベーター、ラダーのチューブの固定。


初めてのペグ取り付け作業でしたので要領がつかめませんでしたが色々なサイトで調べてそれなりに取り付ける方法も分かりました。バカな事にペグはT型でオフセットされているため上下(前後)が分かりませんでした、なので人間の指を自然にコの字型に曲げた時の工学で決めちゃいました。所詮他人が投げる訳でもないし自分のフィット感が良ければヨシです。

左上 ペグの取り付け位置の決定と発砲コアの掻き出し。

右上 所定位置までコアを掻き出し、挿入出来る様になりました。

左下 エポキシ樹脂をたっぷりこん流し込んで角度をもたせて挿入しました。

右下 乾燥を待つ。


平均台に乗せる準備です。メーカー設定ではCG60〜65mmと以外にレンジが広いです、取り分け61mmでバランスを取ってみます。後は飛ばした感じで微調整します。

左上 ドローン用のLipoバッテリーですのでコネクターを変更しなければなりません。

右上 最終段階でのメカ積み込みです。

左下 この辺りでバランスが取れる様になりました。

右下 ノーズバラスト6gで済みました。


左上 いい感じでバランスが取れました。

右上 ついでに全備重量を測ってみましたら188gでした。サイトによると180〜250gですのでヨシです。 余裕も有る様ですので山遊び用にバラスト積み込みも考えてみますかね。

メーカーサイトの設定(.pdf)

左下 設定に入りました。スピードモード+0.5mm。

右下 サーマルモード−4mmです。


完成


フライトしてみました

(2021.05)

まず重心位置の確認の為、河川敷グランドの草むらで軽く投げてみましたらあれよあれよと言う間に伸びて行きヤバイと思い慌ててダウン打ちして草へ強制着陸させました。CGも一発でバッチリ決まり、次に河川敷土手よりハーフの回転で投げてみましたらいきなりサーマルにヒットし3分位フライトしながら遊んでみました。トリム調整も無くただただ良く飛びましたネ。 この手のモノの評価って私はよくわかりません。とにかく良く飛びました。7万出した甲斐有りました。 客観的に一機目1mのチーパーに比べると翼長1.2mのこのステレットは1.2倍の飛びの違いが有りましたかね。 その後、土手よりフルでのSAL回しをしてみましたら素人ながら毎回多分40m前後位は上がっていたかと思います。風も少し有りましたが小さなサーマルに乗って遊び下降して来たら土手ソアでまた遊び1投球で4分位遊んでいられました。 フルサイズの1.5mでしたら又1.5倍の性能が有るのではないでしょうかネ。 これでみっちり練習してハンドキャッチ位のレベルになったらフルサイズのモノ考えてみたいですね。 どうもグライダーは値段に比例するモノの様ですネ。やはり北欧系のモノは一級品の様ですね。


JFCラジコンクラブに戻ります