スロープ機  TOMCAT

スロープ機  TOMCAT RCRCM社

(2012.12〜)



「二代目 TOMCAT」

二作目の製作です(2017.11)。



RCRCM社サンバード購入後の一週間後、こちらの機体も欲しくなりました、おまけに在庫も有る。 どうしよう(+o+)。 喉から手が出てしまう気分になってしまいました。 一日考えた末、やはり我慢できなく「欲しい時が買い時!だ!」と思い、ついつい突っついてしまいました。 家内には見つからない様届けて頂き、到着後はダンボールを即処分して押し入れに仕舞い込んで冬眠させました。 しかしながらいずれはバレてしまう事ですがその時はじっとこらえるしか有りません。


メカ

RX             ASSAN X8R7
エルロン、フラップ    CORONA DS−239MG(×4)
エレベーター、ラダー  CORONA DS−939MG(×2)


オリジナル キャリングバックの裁縫

  
 

また飛行機のバック作るの?(ー_ー)!!

飛行機でも買ったの?・"(>0<)"・

ふぅ〜うん(-_-;)。  すっトボケちゃいました。

キルティング生地も飛行機絵柄があれば良かったのですがそれらしきモノが無く奮発して2520円/mの「スーパーマリオ」を2m購入しました。 前回、同じRCRCMのサンバードを製作した時、工作前にキャリングバックを作った事で工作後の片付けや収納が非常に塩梅が良く今回も真っ先にこのバックから裁縫しました。

     


寸法取りと内ポケット(水平尾翼とカンザシ入れ)をこんな感じで縫ってみました。家内のいない時、見つからない様コツコツ裁縫しました。


  
 

垂直尾翼分の生地幅が足りず、継ぎ足ししたところです。

      

これでほぼ完成、主翼、水平尾翼、胴体、水平尾翼カンザシ、主翼の各袋。 ファスナーを取り付けて完成です。


    

思っていたよりちょっとキツイ感じです、翼を入れた後に胴体を入れるとかなりキツイです、ちょっと失敗かもしれません。

まずはフラップから


         

リンケージ干渉部を広げたところです。剛性を持たせる為、最小限としました。

        

      

サーボマウント固定位置を確認するためアジャスターの加工です、とかく付属している部品は汎用性を持たせる為か又そのもの自体も雑な作りで私的には不安で使い物にならないものばかりです。今回もロッドが長すぎているし、アジャスターネジ部も何かしっくりせず使い物にならなかった為、2mmビスの頭をカットして両サイドよりアジャスターを取り付けました。 まぁ〜Zベンダーで曲げれば使えるのですがそれでもネジ部にガタが発生している為私は好きではありません。  


隠しきれずリビングで作り始めちゃいました。


無言のままここで作るの、じゃま・"(>0<)"・

何も言われずに済みました\(^o^)/ふぅ〜

エルロン


   

         

      

付属のグラスホーンは前回製作した同社のサンバード(固定済み)ではどうしてもリンケージの動きに納得せず今回はブラスホーンで行うことにしました。跳ね上げた時は押すかたちとなりサーボにも余裕が有るのですが引いた時ホーンの角度、ストロークの為かサーボに負荷が掛かってサーボがうなってしまうようでした。 工作が下手なんでしょう、妥当な工作方にしました。 フラップ同様リンケージです。 仮リンケージでマウント位置とリンケージを確認、この後たっぷりこんエポキシを流してホーンを固定しました。

     

大雑把なリンケージは出来上がって来ました。 フラップ舵角量も取り合えず大丈夫そう。


まいったなぁ〜

         

ひょんな所に落とし穴がありました。 ブラスホーンとサーボキャップが干渉してしまった、どうしよう? よくよく見てみるとキャップが勾配を持っているじゃ有りませんか! 2mm位浮いてしまっている、カッコ悪くなっちゃうけどヤスリで拡張して行くしかないのかな〜  製作中断!?

悩んだ末、斜めにサンディングしてアジャスターの干渉を避けました。カッコ悪くなっちゃった。


                

胴体が細い為、結構メカ積みが厄介です。サーボ位置をオフセットさせました。 仮位置決めの確認。

         


バラストチューブとマウントを固定したところです。
         

フライングテールのセンター出し、これは友人から教えて頂いた方法でコンパスを使用して円弧を描き(二等辺三角形)交点を結ぶ、理にかなった方法です。 

 

キャノピーをセットするとボールジョイント固定ナット部が干渉するようでここもヤスリで肉削りしました。 ポイントを内側にするとストロークが取れず、サーボ本体にも干渉してしまうため諦めました。 胴体が細く、浅いので泣かされます。


           

サーボリード線が手元に無かったので以前買い置きしておいたコネクターピンから作ることにしました。

        

 

  念の為、断線防止としてバスコークを注入する予定でしたが行方不明で見つからずエポキシで固定しちゃいました。

 
 
CG96mmの様ですが93mmに設定、フロントに220gのバラストを積む事となりました。  ついでに本体も計測 1515gでした。 全備で1735gです。
搭載爆弾は50g×10個の500gです。


        



        



また公園の砂遊び場から砂を少々拝借して来ました。いつも通り、アルミ箔で型どり後なまり湯を流して整形。 喜んだのも束の間、「受信機が入らない!」。究極のメカ積みとなってしまいました。サーボコードを丸め込んでぎゅうぎゅう詰めでやっとの思い出で格納することが出来ました。

           

セッティングも一通り終了し、やっと完成しました。 今シーズンは二機の新作機を持ち込んでのフライトとなりますし今からゾクゾクしています。 この機体の飛びっぷりは私自身目にしていますので尚更の事で楽しみが一段と膨らんでいます。フライトまでまだ数ヶ月も有りますが毎日枕元でフライトイメージを夢見て寝ます、早く飛ばしたいな〜。


フライト動画




 

TOM君の旅たち

 
 
2022.03.27現地は8mとほど良い風に気持ち良くフライトを楽しんでいました。ボチボチ降ろそうかと一度侵入コースを試し二度目にいよいよ本番として綺麗にエプロンに侵入して来ました、後数mに高度も2mほどの直前に瞬間フッと機体が持ち上がって裏返しなろうかとの姿勢にカウンターを当てたが風下に流され、事もあろうに海側に引きずりこまれ下降気流にたたられたまま浮く事なくそのまま百m以上もあろう断崖絶壁上を飛んで行ってしまったのです。 まだ冷たい海へ旅立って行ってしまい海のもくずとなってしまいました。TOM君に支障も無く綺麗に着水した様で海上にしばらく浮いていまして彼との最後の別れを眺めていました。このTOM君とは十年も付き合い500フライトは軽く超えてとても愛着があってほんとに寂しかったです。  それ以上に私に偉大な財産を伝授してくれました。スロープフライトの一から十までを事細かに何から何まで教えてくれました、今のスロープフライトが出来ているのはこのTOM君のお陰の他何も有りません。TOM君もこの辺りが潮時かと思い旅立だたれたのかと思っています。ほんとに長い間、お疲れ様にありがとうございました。

JFCラジコンクラブに戻ります