Hasamic World

STAGE 2
立体紙きり作品例:動物
     
トラVer.1
これは最終形3ピース接着です。
@基本形。トラの外形です。手足・尻尾・頭の形状を変化させることで、哺乳類一般に適応できます。
A折り返して形にしました。しかし、これではトラと思ってみないとトラに見えません。シカなどであれば、この外形だけで十分見られますので、ステージ1でもできます。
Bで、切込みを入れると…。
あら不思議、トラに見えてくる。
同じものを白い紙で作るとホワイトタイガー。
展開したところ。
@に切込みを入れただけってことがわかるでしょう?
ここまではステージ1の技で出来ます。
ステージ2の場合、複数枚の紙を同時に切り抜き、色の違う相似形を作ってしまいます。
で、その後、それぞれを加工して張り合わせて出来上がり。
この場合は、黒・白・黄色の3枚。
このタイプの作品は、貼り合わせに時間がかかるのが難点。
切り抜くまでは模様の部分を入れても15分もあれば出来るんですが(もちろん、全てフリーハンドです)。
もっと単純な模様のレイヨウや飼い犬などなら、簡単ですけどね。

紙を重ね切りするので、薄い紙であることが重要。
あまり薄いと接着が大変なので、難しいところです。
重ねられても4枚くらいが限界なので、全身に及ばない色は、部分的に作るしかないですね。
まぁ、絵の上手な人がプリントして切り抜かれてしまうと、一枚で済んでしまいますから、とてもかなわないので、あくまでもこだわりってことですが(笑