ヘラオヤモリ
Uroplatus spp.
2001.1.更新


数年前、実物を見てからの憧れのヤモリだった、小型へラオヤモリ。
思い入れをこめて、別格扱いをしてみます。

現在の飼育種
エダハへラオヤモリ(U.phantasticus)
エベノーヘラオヤモリ(U.ebenaui)

飼育

 現在の飼育設備は、290mm×160mm×160mmのコンテナボックスに空気穴をあけたものを使用しています。
 内装は、湿った腐葉土を2〜3cm敷き、枯葉(エノキ、栗など)をその上に適当量載せ、直系5mmくらいの枝を配置してあります。
ケージの端に、餌いれとして、直系7cm、深さ4cmほどの容器(コンビニうどんの汁カップ)を置き、その上で枝が数本交差するように配置してあります。
 ケージはガラス温室の中に収容し、間接暖房にて、15〜26℃の範囲にキープしています。

水分
毎日2回の霧吹きにより補給しています。
これにより保湿の効果もあります。
どのくらいの湿度、というのが難しいですが、ケージ内では落ち葉についてきたトビムシが繁殖しています。このくらいの湿度。
乾燥気味になると、すぐ脱皮不全になってしまうので、かなり多湿を心がけた方がよい感じです。



ヨーロッパイエコオロギの幼虫(1cm〜終令)の、足を4本折って与えています。
イエコオロギならほぼ成虫サイズまで食べられますが、あまり大きな餌は好まないようです。
たまたま捕まえたイモムシを与えたところ、かなり強く反応しましたので、こういう餌(養殖ブドウムシなど)の方が、より嗜好が強いのかもしれません。
似たような感じですが、ミルワームはコオロギより反応が鈍いようです。

産卵
各論になるので、詳細は種別に記載します。
(と言う程の知見はまだないのですが)

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