E.m.afghanicus?

通称:アフガン
1999.8.29、9.5購入 購入先:AHF Reptiles

ヒョウモントカゲモドキの亜種はいくつか記載されているようですが、その表徴はよくわかりません。
ですから、この個体たちが実はアフガン亜種ではない可能性もありますが、分類用の標本を手に入れたわけではないので、それはこの際あまり問題ではないでしょう。
それでもモンテンと比べてみてもらえば、だいぶ違う印象を受ける事でしょう。

このタイプの特徴と言われた点は、全体に白っぽく、顔が長い事。
それと模様がまばらで、スポット状であることも特徴にしていいかな?
購入後数ヶ月、地色はかなり白いままでしたが、2000年2月現在、かなり黄色くなってきました。地色が濃くなると、それに伴ってスポットの色も濃くなっています。
この例から考えても、地色の黄色さは、飼育環境に左右される要素が大きいのではないでしょうか?
タンジェリンというラインを考えると、遺伝的要素も否定は出来ないのですが…。

そこで2000年の繁殖結果。
4月下旬、孵化直前に死亡した個体は、明色のバンド部分が白色でした。
孵化前ということで未成熟ということを疑う必要はあるのですが、以前にやはり孵化直前で死亡したノーマル個体では、明色部は黄色でしたので、これは白いのが生まれるぞ、と期待していました。
が、5/9に孵化した個体は白くもなく、黄色くもなくどちらかと言えば黒い(笑)
成長に伴いどのように変化するかはわかりませんが、現状ではノーマルそのものですね。
他にまだ5卵残っていますので、この中に白いのがいるかもしれません。

アフガン オス(個体No.afg1)
撮影日1999.9.
背面から。
ちょおっと、写真が悪いです。
アフガン オス(個体No.afg1) 撮影日2000.2.20 
上の写真と比べるとかなり黄色くなっているのがわかりますか?
この時、発情しているのですが、まさか、婚姻色?
アフガン メス1(個体No.afg2) 撮影日2000.2.20
地色は黄色くなってきていますが、スポットは褪色気味のまま。もっと白い時も有ります。
実はこの個体、妊娠中で、撮影から4日後に産卵したのですが、この撮影で手にとるまで妊娠に気づきませんでした。太ってるからねぇ。

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