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しし座 | ![]() |
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裏返しの?マーク | ||
4月になると春の訪れを待っていたかのように、東の空に かけ上がるしし座は、純白の1等星レグルスを中心に6個の 星が形作る、裏返しのクエスチョンマークと、お尻の位置で 輝いている2等星のデネボラがシンボルです。 レグルスは、ちょうど太陽の通り道出有る黄道上にあり ときどき月に隠されます。このことはバビロニア時代から 注目されていて、占星術では「王の運命をつかさどる星」 とされていました。 黄道12星座のうち3番目の星座です |
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★南中位置での見つけ方 | ||
1.先ず、真南高くに昇ったレグルスを見つけましょう。 南を向いたらげんこつ6個分の高さを探すと、真っ白に 輝く1等星が見つかります。 そしてその両側には、 げんこつよりも少し狭い幅で4等星がちょうど「へ」の 字の形に並んでいます。 2.次は獅子の鬣にあたる、裏返しの?マークを探して 見ましょう。レグルスを一番下の星として、北(上)を 見ます。すると,げんこつひとつ分の直径で2〜3等星が 半円に並んでいます。 3.最後にお尻の部分です。レグルスから東(左)へげんこつ 二つ半位の位置に、2等星デネボらが有ります。そして そこからげんこつひとつ西(右)を見ると、3等星が南北に 縦に並んでいるのが見つかるでしょう。 |
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■しし座探検のポイント | ||
★ししざ流星群 毎年11月18日の明け方に、東の空に昇ったしし座から流星群が 見られます。流星群は?マークを中心として出現します。 この流星群は、33年周期で雨のように降る流星雨が、観測でき ますが、次回は1999年がその年にあたります。 |
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★レグルス![]() 1等星の中では最も暗い1.4等級です。青白色星で地球からの 距離は77光年です。双眼鏡か小型の望遠鏡を使って観察すると、 少し離れたところに8等級の伴星を連れているのが、解ります。 |
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