黄道光を見つけよう

2001/03/25が、観望好機と予想されています。


夜明け前の東の空や、夕方の西の空に舌状の淡い光りの帯が、地平線から
空に向かって延びているのが、見えることがあります。
この光りの帯が、黄道光と呼ばれる現象です。  黄道光の正体は、黄道面に
沿って分布している宇宙塵が太陽の光を散乱させることによって、光っていると
考えられています。
 しかしこの黄道光は、非常に淡い光りなので、いつでも見える訳ではありま
せん。  黄道の地平線に対する傾きが大き程見えやすくなりますので、2月
から3月の夕方の西天と、10月から11月の明け方の東天が、観察のチャン
スとなります。
 黄道光を観察するのに適しているのは、まず星のよく見える場所で、月明か
りの無い日を選ぶことです。また、西の地平線が充分に開けていて、見通せる
場所を選ばなくてはいけません。

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