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質量の高い星ほど短命 | ![]() |
人間と一生と比べれば、無限に近いような長い時間ですが、星のにも 一生があります。星の一生の長さを決めるのは、星が誕生したときに どれくらいのガスを集めたか、その質量が大きく関係することが、 解っています。 質量の大きい星ほど短命で最後の爆発が、華々しい ものになります。 星の爆発は地上から見ると、突然空一角が輝き出し 何日も輝き続ける、と言った現象で確認できます。これを超新星と呼 びます。 さて、爆発して一生を終えた星は、その質量に応じて、白色矮星・ 中性子星・ブラックホールになるものと、考えられています。 ブラ ックホールになるのは、質量の大きな星で、爆発後の密度があまりにも 高いために、光りや電波さえも、その中から出ることが出来ず、従って その存在が見えない、暗黒天体になるばかりでなく、近づいたもの全てを 飲み込んでしまうと、考えられています。 太陽は現在壮年期にあると、考えられていますが、一生を終えたと しても、ブラックホールになるほどの質量は、持っていません。 約50 億年後に最期を迎えるときには、地球の公転軌道よりも大きく膨張し、 ヘリウムが燃え尽きて、金星ほどの大きさに縮まって、白色矮星になると 考えられています。 |
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