「ゴリラ」
「ラオウ」
「ウサギ」
「銀河英雄伝説」
「釣り堀」
「リサリサ」
「サンドパン」
「ンジャメナ」
「…ナシ」
「ジョジョ」
「シ?…ジョブジョン」
「ンドゥール」
「…誰ですか?それ?」
「スタンド使い」
「…ああ、もうやめです。何でご主人様は「ん」が出ても続けるんですか!?」
「いや…まあ、知っている言葉を言うのがしりとりのルールであるし」
「でもふつー「ん」が出たら終りにするもんでしょう」
「まあ、そうかもね」
「次行きましょう、次」
「次は何するの?」
「…そうですねえ。それよりも、やっぱりゲーム機買いません?」
「今は月末。家計は火の車がターボをかけて最高速を記録しているよ。無理だって」
「じゃ、月末過ぎたら」
「どっちにしろ買うの?別に良いけどさ。とりあえず今は無理」
「はい。じゃあ今は、早口言葉でもしますですか」
「面白いかなあ?」
「暇つぶしにはなります。何かありますか?」
「ミニ右耳」
「ミニ右耳、みぎみぎみみ、みにみにみみ、みにみにみに…やめです。やめ」
「?ミニ右耳ミニ右耳ミニ右耳ミニ右耳ミニ右耳。言えるじゃん」
「いーんです。やめです」
「はいはい。じゃあ、次は何をする?」
「えっと、ですねえ」
「にしても、休日の昼間っから何しているんだろうねえ僕ら」
「すべては貧乏のせいです」
「原因は君にあるのを忘れないように」
「安心して下さい。私には『物忘れをする』機能もちゃんと付いてます」
「…安心できないよ。それじゃ」

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