〜 9月14日 〜
![]() |
・・・・・・。 |
![]() |
あれ? メルルちゃんどうしたの? |
![]() |
はい、なんだか暑くて・・・・・・今日は気温が高いんですね。 |
![]() |
え? そうかな?・・・・・・あっ!! やだ、熱あるよ! |
![]() |
え、本当ですか!? あ・・・・・・。 (ふらぁ〜) |
| きゃ(あせあせあせあせ)! と、とりあえずそこ座って! | |
![]() |
あ、はい・・・・・・。 |
![]() |
えーとえーと、待ってて! ご主人様呼んで来るから! (たたた・・・・・・ドンっ!) きゃっ!? |
![]() |
うわっ、た、っと!・・・・・・みよりか。なにそんな慌ててるんだ? |
![]() |
あっ、ご主人様! メルルちゃんが熱があって、倒れちゃったの! 救急車呼んだ方がいいかな!? |
![]() |
倒れたぁ!? メルル、大丈夫か? |
![]() |
はい・・・・・・ご心配おかけして申し訳ございません。ちょっと目眩がしただけですから・・・・・・。 |
![]() |
って、熱あるじゃないか。やっぱ一応、病院で診てもらった方がいいな。タクシー・・・・・・いや、やっぱ救急車の方がいいか。みより、電話頼む。 |
![]() |
あ、はい! (たたたたた・・・・・・) |
![]() |
ごめんなメルル、気がつかなくて。 |
![]() |
あ、いえ、私もみよりさんに教えていただくまで熱があるのに気づきませんでしたから・・・・・・。 |
![]() |
・・・・・・いや、そーゆー問題じゃなくて(汗)。保護者なんだからさ、やっぱ、俺が気をつけてないといけなかったからな・・・・・・(ため息)。 |
![]() |
そんな、ご主人様は悪くありません! 私が・・・・・・。 |
![]() |
・・・・・・救急車、すぐ来るって! |
![]() |
ああ。じゃあそれまでメルルは応接間のソファで寝て待っててな。立てるか? あ、ムリするなよ。いいや、やっぱり応接間まで俺がおぶってくから。 |
| え!? でも・・・・・・・。 | |
![]() |
大丈夫、ご主人様? 途中で潰れない!? |
![]() |
・・・・・・お前な。いくら俺でもメルルくらいおぶえるって。ほら。 |
![]() |
は、はい・・・・・・。 |
![]() |
あー、そだ。救急箱に解熱シートが入ってたろ? とりあえず、あれ貼っておいた方がいいかもな。 |
![]() |
あ、取ってくるね! |
| (ばたばたばたばた・・・・・・・・ピーポーピーポー・・・・・・・) 〜〜 2時間後 〜〜 | |
![]() |
・・・・・・ただいま。 |
![]() |
あ、お帰りなさい! あっ、メルルちゃん入院とかしないで大丈夫なの!? 良かったぁ・・・・・・。 |
![]() |
あ、みよりさん。ご心配をおかけしました。ただの風邪だそうです・・・・・・。 |
![]() |
って言っても、メルルは日本の風邪には免疫がないからな。季節の変わり目にも慣れてないし。これからまた熱が出るかもしれないから、しばらくは安静にってさ。あー、・・・・・・みよりさ、メルルが着替えるの手伝ってやってくんない? |
![]() |
うん。メルルちゃん、歩ける? わたしにつかまって! |
![]() |
はい。すみません、みよりさん。 |
![]() |
俺、氷用意してくるから。あ、布団も出してやれよ。 |
![]() |
うん! |
| (ばたばたばたばた) | |
![]() |
・・・・・じゃあさ、メルル。仕事とかは気にしないでいいから。ゆっくり休めよ。 |
![]() |
はい。なるべく早く治るようにしますので・・・・・・。 |
![]() |
いいから。お前の親父さんには家事と礼儀作法ができるようにしてくれって言われてたけど、メルルはそのへんは最初から十分すぎるほどできるもんな。だいたい、俺が教えられるようなコトなんて最初っからねーのにな、なに考えてんだかあの親父は。 |
![]() |
あ、あの、それでは私・・・・・・ご主人様。私、もうここに置いていただけないのでしょうか? 私・・・・・・。 |
![]() |
・・・・・・いや、いてほしいのはヤマヤマだけどさ・・・・・・・だけどな・・・・・・。 |
![]() |
私・・・・・・。 |
![]() |
まあ、いいから。とりあえず休んでろよ。欲しい物とかあったら、いつでも言ってきていいし。 |
![]() |
・・・・・・あの、それではひとつだけ我が儘を聞いてくださいますか? |
![]() |
ああ。なんでもいいよ。 |
![]() |
私が眠るまで・・・・・・そばにいてくださいませんか。 |
![]() |
う、まあ・・・・・・いいけど・・・・・・邪魔じゃないか? |
![]() |
いえ・・・・・・私、病気になったとき、お父様にもお母様にも、ついてていただいた事がないんです。お仕事が忙しいのは分かっていましたが、でも・・・・・・。 |
![]() |
・・・・・・うん。メルルが眠るまで、ここにいるよ。 |
![]() |
はい・・・・・・。 |
| ・・・・・・・・・・・・・・・ | |
![]() |
(・・・・・かちゃ)。 |
![]() |
あ、ご主人様。メルルちゃん、大丈夫かな? |
![]() |
・・・・・・俺さ、ホントは「ご主人様」って呼ばれんのも呼ばせんのも、好きじゃないんだよな。 |
![]() |
・・・・・・? |
![]() |
メルルな。とりあえず薬が効いたみたいだな。さっき眠ったよ。 |
![]() |
そっか。早く治るといいね。 |
![]() |
そうだな。・・・・・・ところで! ひとつ問題があるんだが。 |
![]() |
なーに? |
![]() |
今日さ、このみは学園祭の準備だとかで、遅くなるらしんだな。 |
![]() |
うん、わたしも聞いた。 |
![]() |
でさ、病気の時って、食事はなにがいいのかな。 |
![]() |
え、お粥でしょ?! |
![]() |
(・・・・・・やっぱり聞くだけ無駄だったか)。まーな。でもさ、メルルだと、ちょっと違うような気がするんだよなあ。向こうじゃオートミールかなって気もするけど、燕麦(えんばく)ってあんまり売ってないしな。このみならなんか作ってくれるだろーけど・・・・・・・。 |
![]() |
あ、じゃあ今夜はわたしが作ってあげるね☆ |
![]() |
・・・・・・まじで? |
![]() |
うん☆ 栄養があればいいんでしょ。任せて! |
![]() |
・・・・・・・・・・・・・・・・(不安だ)。 |
| ・・・・・・・後編に続く | |