PCよもやま話へ戻る ホームページへ戻る
PCよもやま話 No.11・Windows98導入記(Let's note編) 1998/08/07
■Let's noteとWindows98
 筆者が使用しているノートPCはLet's noteAL-N2T516J5である。
 松下のLet's noteホームページによると、いちおうWindows98は動作対象だが、現時点ではいろいろと不具合があることが明言されている。解決策が提示されるのは、8月末以降とか。Windows98発売から1か月もあとということになる。あたらしいもの好きの筆者としては、もう少し早くサポートできないものかと思う。同様に感じている方も多いのではないだろうか。
 しかしながら、不具合があるというものの、裏返せばまったく動かないというわけでもないらしい。そこで、ものは試しとインストールしてみることにした。

■ノートPCへの導入
 CD-ROMドライブを内蔵していないマシンに、CD-ROM版のWindowsをインストールするのは、なかなかの難題である。
 私は、SCSIインターフェースPCカード外付けCD-ROMドライブ(ともに松下製)を所持しているので、それを利用できれば話は簡単なのだが……なんと、このLet's noteにはDOS版のカードイネーブラが付属していないのである。つまり、DOSからはPCカードが使えないのだ。
 こんなときのために、以前からパラレルポート接続のSCSIインターフェースが欲しかったのだが、意外に値が張るため、いまだ購入には踏み切っていない。
 そこで、私が取った手段は……以前、Windows95をインストールしたときと同様、パラレル版Zipドライブの利用である。パラレル版Zipドライブは、guest.exeというプログラムを実行するだけで、DOSから読み書きできるのである。
 デスクトップマシンにZipドライブを接続し、Windows98 CD-ROMWIN98フォルダをコピー。それをさらにLet's noteのHDにコピーして、そこからセットアップを行なうことにした。
 その結果、Windows98のインストールは無事に完了した。
 パラレルポート版Zipドライブは、遅いながらもいろいろ応用が効くので、おすすめのデバイスである。

■インストール後のWindows98
 Let's noteにインストールしたWindows98だが、たしかに松下のホームページに書かれているような不具合が発生した。しかし、そのうちのいくつかは自力で解決できたこともあり、なんとか使える状態である。
 それらの不具合内蔵デバイスに関する情報を、ここに書いておこう。なんらかのお役に立てば幸いである。

PCよもやま話へ戻る ホームページへ戻る

ご意見・ご感想は、conflict@ps.ksky.ne.jpまで。
Copyright(C) CONFLICT 1998. All rights reserved.