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弘法大師さまは宝亀5年(774年)6月15日に讃岐国多度郡屏風ヶ浦(現在の香川県善通寺市)に生まれ、父は地方の豪族・佐伯直田公、母は知識階級の阿刀氏の出身で玉依といった。大師は幼少のころより恵まれた環境の中ですごされ、学問的な高い教育を受ける機会が与えられ、聡明な大師は儒学をはじめ、歴史や文学などを勉強し、また心の鍛錬もされた。 |
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やがて、入唐し2年間の留学中密教の第一人者といわれる青龍寺の恵果阿闍梨から、胎蔵界、金剛界、伝法阿闍梨の各灌頂を伝授され、密教の奥義秘事を受けついだ。この灌頂のときマンダラ中央の大日如来の上に二度も投花がおちたので、遍照金剛の名がつけられた。大師は2年の在唐中に多くの知識を吸収し、あらゆる分野の書物を集め、大同元年(806年)帰国し翌年上京し、翌年槙尾山寺にとどまった。 |
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