Makalu−T Expedition 1998


2 行動概要

(2)登攀活動−ルート工作と高所順応−

◆ 9月 4日 プジャ(BC開きのお祭り)をして、本格的な登攀活動を開始。
◆ 9月 5日 チャゴ氷河の端、6000メートル地点にキャンプ1(C1)を建設。
◆ 9月10日 チャゴ氷河下部のクレバス帯のプラトーを横断し、二段のアイスフォールを乗
        っ越した上部プラトーの手前にC2を建設(6400メートル)。フィックス
        ロープを11本張る。
◆ 9月17日 マカルー・ラ(6400メートル)を目指して右手から直上し露岩帯の手前で
        左にトラバース。そのまま左上して露岩の末端から右手の稜をめがけて直上。
        コルに続くルンゼの右縁の稜を直上し、コルの右手、7500メートル地点に
        C3を建設。フィックスロープを20本張る。
◆ 9月22日〜9月23日 C3上部の偵察。
          この後、天候悪化。順応は順調にいっているのでC4への荷上げはシェル
        パに任せることにし、BCで休養。
◆ 9月26日 第一次アタック隊BC出発。しかし、天候悪化でC2以上進めず、アタックの
        延期、BCに戻る。一週間の悪天。


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