▲TOP  Tom's 掲示板   柴山沼で釣ろう   バスフィッシング資料 お気楽・極楽河口湖  フィッシングリンク  BLOG

 
 バスが釣りにくくなる12月からが、河口湖のトラウトシーズン。気軽にバスタックルでトラウトに挑戦しましょう。

基本タックル

ロッド

スピニングロッド 6から6.6ft ライト 

ライン

4〜6ポンド(ナイロン) 3〜4ポンド(フロロ)

ルアー

スプーン 2〜5g (黒・緑・銀・金・金赤)
サスペンドミノー 2〜5g (ナチュラル・赤)
シンキングミノー 4〜7g (ナチュラル・赤)

 ロッドは、柔らかめのものがおすすめ。ラインも、フロロよりナイロンの方がよい。トラウトは口が柔らかく、くわえる力も弱いので硬いロッド・硬いラインだとバイトがあってもルアーを弾いてしまうのです。もちろん、強いアワセも厳禁!アタリがあったらゆっくりと竿を上げ、魚の重みでフックを喰いこませる様な感じであわせましょう。
 フックも、細いものの方が弱い力で刺さるのでおすすめです。ミノーのフックがバス用のフックなら、トラウト用のものに交換してみるのも良いでしょう。
 ルアーは、狙うトラウトの大きさで決めますが、トラウトは目がいいので小さめのもので大丈夫です。河口湖で一番のおすすめは3g程度の黒のスプーン。これだけでも大丈夫です。300円から400円程度で買えますので、ロスとも考え少し多めに持っていきましょう。
 スプーンに飽きたらやっぱりミノーを使ってみたいもの。一番使いやすいのはサスペンドタイプです。ただ引きかトゥイッチングでトラウトを誘います。ミノーの大きさは、5cm前後が一番良いでしょう。
 トラウトを誘うときは、結構速めのアクションで大丈夫です。バスを釣るときのようにじっくりと見せてもトラウトはルアーを見切ってしまうので、速めに動かしてバスで言うリアクションバイトを狙うのがいいですね。

■どうやって釣る?
 河口湖のトラウトは、レインボーがほとんど。ブラウンもいるということだが、まだお目にかかったことはない。レインボートラウトは、回遊しているのがほとんど。うまく回遊コースを見つけられれば、魚が回ってきたときに釣り上げることができるでしょう。水が温かいうちは回遊コースは湖の中央だが、水温が下がるにつれてだんだん岸際に近づいてきます。溶岩周りや岸から数メートルのところが回遊コースとなっていることが多いので、偏向グラスで常に水中を監視しましょう。岸際数十センチのところまで近づくこともありますので、一度どこかに逃げてしまっても、また回遊して同じところに来ます。そのときがチャンスです。

■レインボーの誘い方
 トラウトは不自然な動きを嫌います。ただ引きなら常に同じスピードでしっかり岸際まで引いてきましょう。途中で早くなったり遅くなったりすると、警戒して追っては来るものの見ているだけでなかなか食ってくれません。
 トゥイッチする場合も、同じリズムで最後まで引きましょう。
バスより速めの動きで大丈夫。チェイスしてくる魚が見えてしまうと、速度を遅くしてしまいがちですが、これは逆効果。ルアーを見切られてしまいます。

■絶対釣りたいなら、放流を狙う。
 放流して1時間以内なら、ただ引いてくるだけで結構な数を釣り上げることができます。河口湖の放流は、金・土曜日あたりにされることが多くそれだけを狙っている人もいます。また、トラウトの大会前にはかなりの量が会場を中心に放流されますのでそのあたりを狙ってみましょう。放流は、湖全域にわたって行われますが、ロイヤルワンド・グラブワンド・浅川・大石・奥河口あたりが、多いようです。

■トラウトは流れ込みが好き
 バスもそうですが、トラウトも流れ込みが大好きです。河口湖の流れ込みといえば、「西湖放水路」がその代表です。放水中にはかなりの量のトラウトが集まってきますので放水されているときは必ずチェックしましょう。
 ただし、流れ込みの中を釣るにはかなりのテクニックが必要です。速い流れの中でもルアーを思ったように操ることができなければ、ルアーはすぐに根掛かりしてしまいます。
 根掛かりの場所は、大体水路のコンクリートとゴロタ石の境目あたりが多いのですが石の根掛かり以上にラインくずがたまり、それに引っかかってしまうことの方が多いです。
 トラウト専門にルアーを使う人は、3ポンド程度の極細ラインを使うので切れたラインが、水底にかなりあります。そして、ここは人も多くしっかりとルアーを操れる人でないとすぐに周りの人とオマツリしてしまいます。
 腕に自身のない人は流れ込みの周りを回遊しているトラウトを狙うようにしましょう。ここにもたくさんのトラウトがいますので安心してください。

■西湖放水路の必殺技! (放水時のみ有効)
  
こんな釣り方をしているのは、自分しかいないかもしれない・・・。だから、ここに来てくれた人だけの秘密ね。

 このページを見てくれた人だけに教える、西湖方水路でのトラウト必殺技!それは、流れ込みの真下にルアーを送り込む!流れ込みは、コンクリートで護岸されており1mぐらい落ち込みます。水が落ち込むところはかなり激しい水しぶきで、まともに投げ込んだのではあっという間にルアーは流されてしまいます。しかし、水の流れが速いのは上層の部分だけでその下はそれほどでもありません。そして、そこに虫などが落ちてくるのを待っているトラウトがいるのです。うまく流れをつかみ、ルアーを中に送り込む事ができれば面白い釣りができます。
 一見、すると放水路から落ちた水は、湖に向かって一気に流れているように見えますが、実はかなり複雑な水流が起こっています。左の図を見るとわかると思いますが、中央の流れにもぐりこむ流れができるのです。
 この流れにルアーを乗せて、テンションを保ちながら送ってやるとルアーは大きな流れの下に潜り込ませることができます。このとき、ルアーは流れによってアクションを起こしていますので、無駄なアクションはいりません。根掛かりしないようゆっくりとルアーを送り込んで行きましょう。ここでラインをフリーにすると、ルアーは泳ぎを止めてしまい、根掛かりする危険性が高くなりますので、テンションは保ったままです。
 薄い黄色になっているところは、トラウトが着きやすいところですので、この位置にルアーを送り込むようにします。釣っている感覚は、鮎の友釣りに近いかもしれない(笑)

 こんな説明でわかるかな?? 実際に行ったことのない人は難しいかもしれませんが、何度か行くとわかると思います。
 最後に。ここは50UPを釣るいいポイントです。がんばってみてください。ちなみに私のこれまでの最高は、65cmです。どうです、河口湖に行きたくなってでしょう。

▲TOP  Tom's 掲示板   柴山沼で釣ろう   バスフィッシング資料 お気楽・極楽河口湖  フィッシングリンク   釣ってきました! BLOG
Copyright (c) 1997-2005 Tom's House All Rights Reserved.