空撮


空撮に挑戦

(2002.02)

きっかけ

 プリンター用紙を買いに久しぶりにパソコン店に足を運びました、レジの支払いも済ませ最近のパソコンはと?店内をうろちょろしていると「7千円台で35g」のデジカメが目に入りました。 オッ!!これをR/C機に搭載して空撮でもしたらおもしろいぞと思いつき、即購入して来ました。

デジカメの仕様

che−ez! SPYZ

撮像素子

35万画素

撮影枚数

  Hi26/Lo107枚

電源

  単4乾電池 1個

寸法.重量

 60×38.6×15mm 34g

搭載機

フロンテア40

エンジン

  OS52 4サイクル  ペラ11×9

サーボ

  4ch+2ch(電源、シャッター用)

事前の問題点

1、空撮で一番問題となる振動と手ブレ

  4サイクルエンジン機の飛行機は常日頃振動による影響でネジのゆるみが発生し騒音対策振動などは色々と対策などが行われています(フローティングなど)がそれでも振動はなかなか防ぎ切れないものです。

2,デジカメ操作を30秒以内に行わないと電源がOFFとなる。

  


取り合えずセットしてみよう

  

 回路変更なんて私には到底無理な話です。 やはりミニサーボを二つ抱きかかえさせ電源用とシャッター 用にと取り付けましたら意図も簡単に作動成功しました。やはりこのあたりはデジタルプロポです。ATVが有ると簡単に出 来ちゃいます。見た目は不格好ですが電池の取り外し、本体をPCなどの接続を考えると私にはこの程度しか出来ません。 

 機体への取り付けは三脚固定ネジを利用して取り外し可能化しました。


テストフライト

予測通りの振動と手ブレ

 やはり飛行機構造には振動は吸収しきれず手ブレが大きく発生してしまった。


対策

航空ベニヤでラバーをサンドイッチしフローティングにしてみました。 ブレ状況に応じてビスの締め込み加減で調整してみようかと思いました?

振動を押さえるにはカメラ自体の重量が軽すぎる為フローティンでは吸収しきれないものと判断しシンプルで工作時間の掛からない一般的な方法を取ることにしました。 対策はカメラを「受信機用ラバーで覆い」、その本体と機体取り付け部間を「圧縮スポンジ両面テープ」で行っただけのモノです。


待望の空撮

 空撮時の風速は4〜5m/sと少し強く振れの発生が心配されましたが心配を余所に思った以上に素直に撮れました。またエンジン振動も解消してくれるのか一時の不安も有りましたが中スロー(5000rpm)前後で何ら支障もなく35万画素でこの程度に撮れれば上出来であります。


課題と反省点

1, 撮影後の撮影枚数が把握できない。

      ディスプレイモニターが無く、液晶ディスプレイによるカウンターだけの為、日中の屋外では枚数が判りずらい。また翼を取り外しての確認作業となるのでやっかいである。

2, 保存形式がBMPである。

      ファイル保存時そのままでは(901Kb/1枚)容量が大きすぎる為変換しなければならない。

3, 30秒のパワーoffはやっかである。

      サーボにてON、OFFは可能であるが助手のカウントダウンが必要となる。



JFC