ジャイロ搭載

ジャイロ搭載

(2024.01〜)





 この時期に遠征したところ現地は爆風の強風で機体すら保持できない程の勢いでした。 ベテランはバラスト2kg積み込んでフライトしていました。 出すことは出来ても着陸であおられてもくずになるのが目に見えていましたので私は見物としていました。 そんな折、「新品ジャイロが一個余ってるよ〜!載せようよ〜!!」と言う話になり風も風でしたので現地で工作が始まってしまいました。 以前よりジャイロ搭載の催促を責められてはいましたが、何せ積むスペースも無く又プロポへの組み込みも分からず勧められては拒んでいました。  ベテラン曰く「大丈夫、大丈夫十分スペースは有る」最悪積めなければレシーバーを裸にすればスペースはたっぷりあるとの事、また設定はベテランが居るので手を出さなくても見ているだけでいいよ! もう現地でサーボマウント端をリューターでガンガン削られちゃいました。 仕掛り始めてから一時間半ほどで設定まで全て完成させてしまう程の強者達でした。 こんな事の始まりで帰宅後ジャイロを二個注文してしまいました。  

 二機目からはいよいよ自分で一からの設定となりましたがやはりプロポの設定にケーブルの接続もサッパリ分からずで、友人に一つ一つメールしてはつぶしながら進めて行きました。それでも半日掛けてもサーボの動きがメチャメチャでもうジャイロの積み込みは止めようかと思う程のものでした。試行錯誤して朝から晩までやってやっとそれなりの動きとなりました。 何が進行を妨げたかと言えば「従来のCH設定」の概念が拭いされなかった事でしょうか。

 一度分かってしまえば何て事もないのですが分からない人には何も分からないのです。そんな事も有り私なりに皆さんにお伝えしようと取り上げてみました。 




 使用ジャイロ   Futaba GYA451 飛行機用(エルロン・エレベーター)

 送信機      T18MZ WC

 受信機      R3008SB (T-FHSS AIR)


ジャイロ搭載の目的は自立安定を行わせ、着陸やDSでの思わぬ動きを補正させる為のもので一軸のみで十分です。


まず最初にやらなければならない事 ここが重要なポイントです。

  2AIL+2FLPでの例

「ファンクション」でCHを入れ替える。

  1CH エルロン不要

  2CH エレベーター

  3CH 予備7>フラップ

  4CH ラダー

  5CH エルロン2>ジャイロ

  6CH フラップ>エルロン2

  7CH フラップ2

  8CH目 S.BUS使用

  現状       変更後




「モデルメニュー」 内 >「ジャイロ(感度)」表示

   レート1 動作  スイッチ設定(私の場合SB) ジャイロ100%

   レート2 動作  スイッチ設定(私の場合SB) ジャイロ 70%

   レート3 動作  スイッチ設定(私の場合SF Landing) ジャイロ100%



コネクターのつなぎ方 ここも重要なポイントです。


ここもちょっとした注意どころ

*受信機での1,5,6CHは空きとなります

*トリマー、デジタルサーボは時計右方向で6時<>12時位(舵角量)

*ジャイロ感度(5ch)は多少ATVで可変可能

*ジャイロ本体ディップスイッチ右側>上(エルロン)


*あくまで私の設定ですので自己責任で設定して下さい



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