スロープ機  Predator III FULL CARBON

スロープ機 PIII (Predator III ) RCRCM社 中華

FULL CARBON

(2014.06〜)






昨年RCRCM社のサンバード(1.5m)とTOMCAT(2.6m)を購入、その後やはり3m級が病気の如く欲しくなってしまい等々買ってしまった3.5m。このクラスになると機体も一段と大きくなり完成したもののまだ処女飛行していないまま次の機体を考えてしまったのです。2.6〜3.5mとなるとどうしてもその中間の3Mが欲しくなってしまいます。 以前より色々と物色はしていたものの私の腕に値段が釣り合うものが無く思案しておりました。 「私の腕、飛び、浮き、値段」を考えるとやはりこの機体以外見当たらない感じでした。数日枕元で検討してみました、オマケに私好みのイエローの在庫が有る。 ここまで来ると気持ちはもう一点です。 私の病気にはどうも「欲しい時が買い時!」の主義のようでいつもこのパターにはまってしまいます。 当日は雨も手伝って何もすることがなかったので気持ちはお店に向かっていました。 心の内を始めておかあちゃんに買いたい意思を伝えて何とか了解してもらいました。当然愚痴はたっぷりこん言われましたが、 おかあちゃんから OKが出ました!! もうこうなるとその勢いはルンルン気分に他ならず真っ先に車に乗り込んで直ぐさまお店に向かいました。 お店に到着後もワクワク気分でした、しかしその道中 GLASSかCARBONかで迷いながら走っていましたが。 この迷いは両機を見比べて差額は有るものの思い切ってフルカーボンに決めちゃいました。

  



メカ予定


RX       ASSAN X8R7

フラップ    Corona DS-239MG  (×2)

エルロン    Corona DS-239MG  (×2)

エレベーター、ラダー  Corona DS238MG  (×2)

バッテリー  Turnigy 2/3A 4.8V 1500mAh NiMH



いつもでしたら部品が届くまでソーイングのお時間ですが今回はオリジナルケースが付属していましたので裁縫はありません。 即製作に取り掛かりました。

まず最初にバラスとチューブから取り掛かることにしました。


バラストチューブ

   
 

バラストはTOMCATで使用したものをそのまま共用で使用することにしました。 搭載爆弾は60g×10個の600gです。


チューブの固定


    

30分エポキシにマイクロバルーンをかき混ぜ前後二箇所にグラスで固定したところ。


リヤキャップ


    

キャップはテーピングで十分なのですがツメ付ナットで取り外し可能としました。 後で考えたらここでの数グラムはモーメントからいって10gぐらい重たくなってしまうのかもしれません。失敗かな?


グラスホーン取り付け


  

  RCRCM社の意図がわかりません。サンバード、TOMCATOは最初から取り付け済みで有ったのに高い機種なのに未取り付けです。そう言っても仕方がないので私なりの方法で固定することにしました。 2mmのカーボンロッドを抜け防止として串刺ししました。



      

ちょっと見ずらいですがエルロンとフラップです。 この後30分エポキシをたっぷりこん流し込みました。
 

アジャスターロッドの固定


  

グラスホーンの固定でエポキシが余るのが眼にみえているのでついでにこちらも固定、カーボンロッドとアジャスターをエポキシで固定後、抜け防止の為ナイロン糸で固定しました。 この後、熱収縮チューブで更にカバーリングしました。


サーボマウントの固定


  

        

エポキシ固定の時、はみだした接着剤がサーボに接触すると取り外しくなるのでサーボをビニールで包む事にしました。これで神経を使わずたっぷりエポキシを着けられます。 同じようにフラップも。
 

ケーブル


 

HKに注文したサーボ等が未だに届きません。 予備品にウイングサーボが有りましたのでこれを使い回ししてサーボマウントを固定しました。到着後は即取り付け出来る状態にしておきました。 延長ケーブは今まで小物部品を購入してベンダーを使用して作っていましたが最近は既製品が有り、これを購入して製作の手間を省く事にしました。
 

エルロン、フラップ


 

三週間も経てどもい未だに国内に到着せずいらいらが募るばかりです。 もう諦めて在庫の有るショップを探し注文しました。 午前中に注文して翌日、夕方に届きました。 もうHKとはしばらく縁切りします。
 サーボの届かない間、大まかなリンケージは作り上げて置いたので作業もスムーズに進み、少し調整しながらサーボを載せたかたちとなりました。
  

6PINコネクター


 

サンバードとTOMCAも同じくこの方法での中継でしたが凸を固定すると主翼側での凹が干渉していまいますので上下、左右に1mm程度クリアランスを設けました。

 

ロッドのたわみ防止


 

サーボホーンとVテールの中間付近にたわみ防止用を設けました。 バルサ板を加工し丸棒で少しづつ押し込んで行き動かなくなるところで更にダメ押しして固定しました。

 

サーボ、ロッドの位置決め


   

サーボが届けばやる作業は必然的に多くなりますが、まずエレベーター、ラダーのカーボンロッドからの始末です。 カット>接着>カバーリングと進みたいところだったが初めて使用する Corona DS238MG 今まで使用していたマイクロからミニサーボに変更した為、軸径が異なってしまいました。 事前に作って置いたホーンも最初から作り直しとなってしまった。オマケに付属のホーンが真とも入らない、ナイロンと言えどもセレーションが切って無いようでニュートラルでサーボ軸に定まらず往生しました。

 

ノーズバラストの計量


 

CG110〜115mmとなっているので112mmでバランスを取る事にしました。180g載せたらいきなり前のめりになった。なんだ〜? 更に60g下ろしたがまだまだ前のめり。あれぇ〜?一体何gだ〜更に60g下ろしてやっとお尻が下がってくれた。少しづつ継ぎ足してやっとバランスが取れて来ました。 最初は計量器が狂ってしまったのかと思っていました。200〜300gぐらいは積むのかと想像していたのでバッテリー、レシーバーの配慮も考えていました。 これなら楽勝に積めそうな感じですしTOMCATのときはスペースが無く悩まされましたので。 冷静に考えたら、はかりが狂ったのではなくロングノーズの為軽量で済んでしまっているのかと驚きました。その重量なんと76gこれには兎に角驚きました。

実フライトより

 76gでは後ろ重でピッチング発生してしまい非常に飛ばしずらい状態となってしまい更に34gを追加して110gで安定の有るフライトが出来る様になりました。

 

ノーズバラストの湯流し


    

    

鉛も100g以下となればすぐに溶けてしまうので一機に作業をを進める事にしました。 ここはいつもの様に。 最終的に出来上がったバラストは72gで丁度良い感じになった。CG113mmとなった様で後は飛ばしながら調整してみます。

 

重心



CG113mmとなった様で後は飛ばしながら調整してみます。(実フライトは102.5mmでフライト)
 

完成


 

 


当初はじっくり作ろうかと思っていたのですがやはりちょっといじり始めるとあそこも、ここもとついつい手を出しはじめ、ある程度出来始めると気持ちが先立ち「早く、飛ばしたい」と一身で等々一ケ月もせずに完成させてしまいました。過去の製作時間の中で一番短かったかと思います。 二日続きの朝から晩までの意欲で一気に進んでしまい完成まで漕ぎ着けてしまいました。セッティングもコピーで行った為修正箇所も少なくアッと言う間に終わってしまいました。 後は飛ばすだけ。 今シーズンはまだ処女飛行していない3.5mのシャロンとこのPV、非常に楽しみで寝れません。 

初飛行 動画






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